「宿・食・観」パネリスト

 

東北経済産業局が主催の「宿・食・観」連携 ~ハイ・サービスセミナーin会津」
9月1日 東山温泉 御宿東鳳にて
パネリストで参加いたしました。

◎講演「サービス・イノベーションで地域振興」
産業技術総合研究所サービス工学研究センター次長内藤耕氏

◆パネルディスカッション「『宿・食・観』連携による最高のおもてなし」◆

モデレーター:産業技術総合研究所サービス工学研究センター次長  内藤耕氏

パネリスト:福島大学経済経営学類准教授  小山良太氏
パネリスト:(株)リクルートじゃらんリサーチセンターエリアプロデューサー  服部卓郎氏
パネリスト:NPO 法人素材広場理事長   横田純子氏

パネラーなので短い時間ではありましたが、素材広場が目指すもの、伝える言葉の大切さなどを
話させていただきました。

しかし、講師陣のおもしろいこと!
観光は楽しい人がやるとやっぱり楽しくなる、と思いましたね。

 
 
 

地域密着型インターンシップ「第一期-報告会」

 

本日は地域密着型インターンシップ事業の第一期の報告会を行いました。

1期生、30日の集大成です。

まずはやすてんの研修先 グランデコさんへ。

他の研修生も一緒に移動しました。
初めての裏磐梯に「自然がいっぱい」「湖がきれい」「遠いねえ」などと意見いろいろ。
グランデコが見えた時には「別天地のリゾートホテル」の意味がわかったと思います。

チェックアウト時間でしたが対応していただいたのがM総支配人。
やすてんの働きぶりや課題のご提案をしました。

最近、お客様が農園体験を希望する方も多いということで
やすてんがまとめた農園の桃収穫体験は喜ばれるだろうとのお話し。
やすてん作のチラシももう少し作りこんでお渡しすることになりました。

本当は地域作りに取り組みたかったやすてん。
でも、観光での地域活性に宿は絶対必須だと思っている素材広場。
宿の中でお客様の声に耳を傾け、
「この土地へ来たことでお客様が気持ちよく過ごしてもらえることこそ、
地域つくりに大事なんだ」と感じてほしい。
なぜなら、「地域に人を呼ぶ」ということはすごく大変なことであり、
来る人が増えることで地域にとっては大きな実りになるのだから。

日報からはたくさんのお客様に接し、たくさんの「きづき」をしながら
忙しい日々を過ごしているようです。
今後、どんな仕事に就こうと、この経験は絶対無駄ではない!

やすてんは後5日ほど研修日が残っていますが
グランデコさんから仕事振りについてお褒めの言葉をいただき、感謝です。

続いてきゃなえが研修にはいっていたヴィラさんへ。

対応してくださったのはYシェフ。

忙しい方なのに、きゃなえにいろいろと気配りをしていただき、
30日で商品開発や調理の下ごしらえ、メニューの打ち込みなどたくさんの仕事をくださいました。

きゃなえの大きな成長は「仕事へ対する姿勢」でしょうか。
自分のことだけでなく、効率を考えて仕事をすること。
山際さんからは作り手の思いが素材を美味しくすることを学んだようです。

まさに、素材広場が目指す
「宿の素材は、作り手のわかるもの。作り手直送」こそが
お客様のためだと感じたようです^^

さらに、きゃなえが見つけて考えた「自家農園の野菜でBBQプラン」をチラシにしてご提案。
ヴィラらしく、福島の牛・豚・会津地鶏等が一度に味わえて
野菜スイーツまで付いてくるプランです。

ちかく、素材広場HPとヴィラのHPでお披露目です^^

本日が最終研修日のきゃなえには「修了書」を授与。
第一号です!

報告最後はカズヤン。

ぐみの木庵さんへご報告。

グミノキ庵に来た方々に周辺を散策してほしいと作った「ぐみのき原マップ」
筆を走らせたチラシは温かみある素晴らしい出来!
かずやんが図書館や公民館長に調査して独自に調べた情報と
車を走らせて見つけた絶景ポイントなどが載っています。

さらに、「八田八石」と呼ばれていた地域の守り石や大事な石を調べて掲載。
グミノキ原の長老でしかしらないような内容もあるようです。

カズヤンは会津に住みながらのインターン生。
今期最高年齢だと思いますが、学ぶこと、感じること、伝えること、に関してすごく前向き。
一つの課題に自分の納得いくまで人に会い、話を聞く姿勢は素晴らしいの一言。
出来上がったチラシは近く、素材広場HPとぐみのき庵の店頭で発表します。

ちょっと時間があまったので、かずやんが「ここは絶景!」と絶賛の鍋沼へ。

国道から車で5分ほど走ると静かな鍋沼が現れました。

こんなところがあったなんて、会津人も知らない人はいっぱいだと思います。

さらについでに・・・

水つながりで「強清水」へ。

会津磐梯山の歌にも出てくる会津の名水です。

水を汲みに来る人が次々に来て
常に水汲み場は人だかり。
昔から親しまれてきた水は今でも生活に欠かせない水なのです。

おまけ付でしたが、本日の報告会は修了!
長かったようですごく早かった第一期。

明後日には第二期生がやってきます。
優秀だった第一期生に負けないような人たちだと期待しています。

 
 
 

農家の「作業」を企画する。

 

土湯温泉のW社長と一緒に地元の果物農家さんを訪ねてきました。

福島はフルーツラインと呼ばれる道路があるほど

果物農家が多く、「果物王国 福島」を支えている地域です。

土湯温泉の近くにもたくさんの果物農家さんがありますが、

その中でも若手の農家さんと宿プランができないかの打ち合わせです。

ちょうど訪れていた農家さんの知り合いの方。

若い人でもちょっと収穫すると楽しそう。

この「ちょっと」の手軽さを実現できないか・・。検討中です。

今年は天候がよすぎて小さめな桃が多いそうです。

でも、農家さんに言わせると

「小さい方が甘さがのってるのにねえ」

規格サイズに見慣れた現代人にとっては  大きい=美味しい。中身より見た目重視。

見極める力が弱くなった現代人の悲しい現実です・・。

いろいろとお話しをお伺いすると

朝採ったばかりの新鮮な桃が一番美味しいので

その桃を送りたいのだけど、サイズを気にする人が多く

大きな桃だけがほしい、という人の要望になかなか答えられない。

でも、キロで注文をもらえれば、

朝採りの一番いい状態を送ることができる。

だったら、揃ってないことこそ農家さん保証付きの美味しさだ、と伝わればいいのですよね。

宿に来た人に朝採り桃を用意して「好きな大きさを選んでもらう」こともできそうです。

写真は農家さんが

「ガチャガチャ」と呼んでいた、サイズばらばらの一箱。

全部、採ったばかりの桃です。

他にも農家さんが普段している作業をこっそり見せていただくことができないか、検討中。

観光農園では見れない、普通の作業を見ていただきたいのです。

まずはやってみよう!
今年の秋に向けて企画中です!

 
 
 

第2回現地研修会 ~会津の作り手に会う編~

 

第一期の研修生たちを現場に連れていく「現地研修」の第二回目を実施しました。

会津ならではを意識して生産者をチョイス。

まずは会津の特産品である「会津身不知柿」農家の渡部さん。

「細い枝に身のほど知らずなほど実をつける」ことから名がついた「身不知柿(みしらずがき)」。
会津では少し前まで庭に身不知柿の木がある家が普通にありました。
秋になるとオレンジ色が点々と目立ち、実りの秋を感じたものです。

渡部さんは会津身不知柿の専業農家さん。
御山地区は献上柿を出すほどのブランド地域で
渡部さんも個人向けの販売が中心。
リピータさんが多いのです。

畑につれていってもらいました。
今は2回目の摘果がする木と終わった木が混在する時期。

「身不知柿は渋柿なんだよ」という説明に
インターン生は驚きの声。

「選別したら段ボールにつめて さわすの。
2週間すれば渋が抜けて独特の甘みがある柿が食べられるんだ」

さわす、というのは会津で焼酎をかけて渋抜きをすること。
昔からこの方法が続けられています。

「これからは実をみながら摘果したり、葉を動かしたりする作業だね。
10月下旬からは収穫。
収穫はすごく忙しい。
やっと収穫が終わった、と思ってもお正月過ぎたら枝の剪定をしなくちゃいけない。
果物農家は遊んでられないんだ。」

一年中いろいろな仕事があるのですね。

収穫した柿を選別してさわし、配送する作業場をみせていただきました。

収穫時期はお手伝いもお願いして
人が増えるそうなので、誰でも作業しやすいように工夫してあります。

畑2か所、作業所を見せてもらって
おうちで休憩。

お母さんにもぎたて、茹でたてのトウモロコシをいただきました!
トウモロコシは鍋の水に火をかけてからトウモロコシを畑取りに行く、と農家さんがいうほど
採れたてが一番美味しいんです。

アツアツで甘みがすごい。

これぞ本当の贅沢ですねえ。


次に会津の生乳100%で牛乳を作る「会津中央乳業」さん。

会津の酪農家11軒だけの生乳を使っています。
というのも、会津盆地では会津中央乳業さんだけしか牛乳やさんがないのです。

だからこそ、酪農家さんの思いが詰まった生乳を
一番美味しい状態で飲んでいただきたいと
工場もHACCPをとり、安心安全な牛乳を作っているのです。

いろいろなものを混ぜず、
自然の甘みを出す方法は「中温殺菌制法」。
これで生乳100%のみで牛乳本来の甘さが味わえるのです。

牛乳の工程を説明してくださる二瓶さん。
酪農家さんとのつながりも深く、
会津中央乳業が会津にある意味を考え
真面目に牛乳やに取り組んでいます。

「会津の牛に関わる人たちで 白べこ会というのを作っています。
牛乳やの私と酪農家だけでなく、
獣医さん、タンクローリーの運転手さん、牛の爪を切る方など
牛についての意見交換をするのですが、すごくおもしろい。
みんな牛を中心につながり、愛情をかけて関わっているのです」

会津中央乳業さんのように
トレーサビリティーが出せる牛乳は全国的にもめずらしいのですが
後ろで働く人があってこそ、その品質が維持できるのですね。

ちょっとご紹介。。。

隠れた人気商品 牛乳ミニ。
かわいいのでお土産にもらったら嬉しいですよ。

本日3軒目は会津若松市高久地区の簗田さん。

ちょうど枝豆の収穫を終えたところだたのでお手伝い開始!。

目の前に積まれた枝豆は「湯上り娘」

ダダ茶豆に代わる勢いの美味しい枝豆です。

「この量なら枝豆もぎするのに ばあちゃんと2人で2時間かかるのよね・・」
という量をインターン生と素材広場スタッフ計5名が手伝いに。

初めてという人のためにもぎ方を伝授。
箱に座って作業開始。

「本当は枝に付けたままで売って、茹でる前にはずした方が美味しいんだけど、
今の人は枝についてるのは買わないの。
味より手間がかからない方を選んじゃうんでしょうね」

子どもの頃は枝豆もぎは子どもの仕事だったんですけどね・・。

もいでる間は簗田さんの農家にお嫁に来てからのお話しや
めずらしいのは作ってみたい!というチャレンジ精神旺盛な思い、
農家の大変さと楽しさを話していただきました。

40分後にすべての枝豆もぎ終了!

でも、あんなにいっぱいあったのに、
枝から離すと本当に少しに見えますね・・^^;

40分とはいえ、みなさん慣れない手つきでよくがんばりました。

ついでに磐梯山がみえる畑を見学。
今もいだばかえりの枝豆の畑、桃の木、長介茄子にトマトなど。
どの野菜もみずみずしく元気に育っていました!

もう一軒行きたかったのですが、時間の関係で断念・・・。
次回お伺いしたいです!

 
 
 

第一回現地研修会 横石さん同行の巻き

 

地域密着型インターンシップ研修事業の受講生に

会津の農業ことを知ってもらい、宿との橋渡し「素材コンシェルジュ」としての役割を担ってもらうため実施した「現地研修」。

今回はナント!(株)いろどりの横石さんと、(株)うちうらのUCHIURAさんも一緒です。

まずは、ぐみのき庵。

KAZYANの研修先なので、お昼の蕎麦が出るまでいろいろ説明してくれました。

蕎麦を食べてからグミノキ原の視察。

酒米を合鴨農法で育てている方の鴨を一手に引き受けているぐみのき庵の鴨場。

前に見たよりすごく育っている!

写真は磐梯山と合鴨のベストショット(笑)

鴨の次は磐梯山を正面に、眼下には高速道路、左手には会津盆地を望む、という

絶景の公園を視察し、ここで何ができるかを各自で考えてもらうことにしました。

次は会津若松市北会津の「がぶりガーデン」へ。

午後の35度越えの中、農作業開始。

りんごの木の下に生えているわき芽や雑草を除去。

1人1人が一本の木を担当し、終わったら次の木へ・・・。

りんご畑の作業は永遠のような気さえしてくる広大な敷地。

2時間よく頑張りました!

こういう影の仕事があってこそ、美味しいリンゴができるのです!

ご褒美にいただいたリンゴジュースで乾杯!

もちろん、ここのリンゴで絞った100%ジュースです。

さらには旬のメロンをいただきました。

2種類のメロンの美味しいこと!

熱い中、作業が終わるまで畑で打ち合わせをしてくださった横石さんにUCHIURAさん。

会津の暑さを痛感していただけたことでしょう^^;

事務センターに戻って日報を記入。

一日お疲れ様でした!

おまけで・・・

横石さんにあこがれる明天のKAINUMAくんと3ショット。

すごい笑顔です!(笑)

 
 
 

研修生「きゃなえ」目標決定!

 

インターンシップ研修に参加している「きゃなえ」は「ヴィライナワシロ」で研修をしています。

その師匠は農林水産省の地産地消の達人に認定されているYAMAGIWAシェフ。

県内の農家さんと深いつながりを持ち、

宿から10分ほどのところには自ら畑も作ってしまった料理人です。

県内のいろいろなところから素材を活かした商品開発を依頼されることが多く、

きゃなえはその商品開発を活かした宿プランが課題になりました。

素材に愛情をかけ、スタッフの成長チャンスに商品開発を活かすYAMAGIWAシェフ。素敵です!

見た目は大人しいけど、熱い思いを秘めたきゃなえが

商品開発というツールでどう宿を引き立てる企画を立てるか、楽しみです。

 
 
 

研修生「kazuyan」目標決定!

 

インターンシップ研修に参加しているkazuyanは「ぐみのき庵」で研修をしています。

蕎麦を作り、蕎麦の天ぷらになる野菜まで栽培している「ぐみのき庵」でkazuyanは畑作りの仕事をしています。

素材広場ではぐみのき庵を中心とした「グミノキ原」の活性化を目標にしていますが

今年取り組みたい内容は毎年秋に行っている「収獲祭」への企画提案。

kazuyanは地域を調べて、収獲祭でできることを提案することになりました!

さらに、ラッキョ畑を広げるための開拓も課題になりました。

「他の人の課題は決まりましたか?」とkazuyanの質問。

はむ~が館内マップを作る課題が決まったことを話すと

「グミノキ原でもマップが作りたいと思っていた」とぐみのき庵のご主人。

なんでも、地区内には七石と呼ばれる石や、絶景撮影ポイントなどがあり

蕎麦を食べに来た人に配布したいと思っていたそうです。

他にも店内のメニューPOPや、展示の見せ方など変えたいと思っていたそうで課題が増えました。

かなり盛りだくさん!

kazuyanはグミノキ庵以外にも週末は「道の駅たまかわ」に行きます。

それは福島県屈指の売り上げを誇る道の駅たまかわのシステムを学びたいから。

向上心が高いkazuyanの日報報告が楽しみです。

 
 
 

研修生「はむ~」の目標決定

 

インターンシップ研修に参加している「はむ~」は東山温泉・瀧の湯さんにお世話になっています。

はむ~は30日続けて参加できない「とびとび研修生」。

目標設定が難しいかなあ・・と思っていましたが

宿の方と話しあいの結果、すごくいいミッションができました。

「館内のビューポイントとビュータイムを調べて館内マップを作成する!」

宿の方々が「川向かいの舞台は夜時間がお薦めですが、実はラーメンショップからも舞台がきれいに見えるなど」と

館内のビューポイントとそのお薦め時間・隠れビューポイント、そして季節ごとにビューポイントが変わるそうで、

今までは口頭で説明していたそうです。

その「お薦めビューポイント&ビュータイム」をよそ者目線の気づきで調べ、

マップを完成する、という内容です。

とびとび研修なので季節をずらして参加できることを利点ととらえ、

はむ~は今日から宿の中をくまなく調査スタートです。

 
 
 

研修速報

 

31日、1日と2日に渡り行っている
地域密着型インターンシップ研修事業の研修様子の速報です。

(株)いろどりの横石さんの熱いメッセージを皮切りに
事業目的・地域の特色・マナー研修などを行っています。

日報システムの説明ではみなさん携帯とにらめっこ。
企画研修では「自分が参加してみたい体験プラン」を選んでもらい
ターゲットをかえてそのプランを作りかえる、というちょっと難しい研修にも取り組んでいただきました。

最後に明天KAINUMAさんから「インターンシップの基礎」を伝授。
宿の方も同席して聞いていただき、インターンシップとバイトの違い、そしてやる意味、
インターンシップ「天国と地獄」のイメージトレーニングなどを講義いただき
30日で何ができるか、の目標設定をしました。



かなり詰め込んだ感じですが
研修生からは「充実した2日間」「がんばろうという気になった」との声。

今週中には研修生の日々の活動がサイトでも見れるようになります!

 
 
 

車麩がNHKで紹介されました。

 

「困った~。テレビの取材来ちゃったよ。
手が足りないから手伝いに来て!」と車麩の丸十さんから電話が来たのが数週間前。

なんでもTV局の方がHPをみての取材したいと連絡がきたそうですが、
丸十さんはHPもなく、会員ページがあるのは素材広場HPだけ。
だから、TVに出ることになったのは半分は素材広場のせい!?・・という意見。
仕方ないなあ~と当日のお手伝いに行きました(笑)

お昼の生番組なので
9時過ぎにいったらTV局側のスタッフは勢ぞろい。
生放送ってスタッフの人数多いのですねえ。

車麩の作り方を一挙公開。

グルテンと小麦粉を練りこみます。
かなり力がいるのですが、丸十さんでは女性が担当。
腕にしっかり筋肉がついているのは作業に手を抜いていない証拠。
この作業をちゃんとしないと、きっちり膨らまないので
大事な担当です。

巻きつける前の状態。

巻きつけ作業。
2mもの棒に手で巻きつけるのですが、ここが職人技!
素早いのに、厚さも幅も均等。
見ていてカッコいいです。

巻いたものを炭焼きします。
炭の直火では高温すぎるので灰で温度調整。
くるくるまわる車麩が焼きあげられて行きますが
焼あがりを均等にするためにも焼く場所を移動させます。
これも長年の技があってのこと。

焼きあがった車麩を立てかけて一度棒を抜きます。
抜いた上部から湯気があがるほど、熱いんです。

そのあと、半分にカットして乾かします。
半乾きになったくらいで本カット。
カットしたものを14枚ごとに紐で結んで天井から干して本乾かしします。

季節によって完成まで2~3週間かかる車麩。
手作業でここまで作りこんでいるところも少なくなりましたね。
ふくらまし粉も使わず、火の力で膨らませ
小麦とグルテンだけの体に優しい素材です。

午前中にカメリハ中。

道の駅にしあいづで販売中の車麩入りハンバーガーも登場!
みんなちょっと緊張気味?!

お昼の生放送では
すごくわかりやすく放送されていました。
放送後には観た方から素材広場ネットでのご注文も多数いただき、
車麩がますます広がりそうな気配です。

*手作りのため、一日で作れる量が限られており
ご注文いただいてもお待ちいただくこともございます。
何卒ご了承願います。