地域復興インターンシップ事業ー残りわずか

 

内閣府インターンシップ事業も期間がのこりわずかとなりました。
全国から地域活性を目指す人が参加し、
震災後には地域復興・観光復興を目指す人が参加しています。

定員はのこりわずか4名。

今も将来も地域つくり・観光産業に関わっていきたい人、
この機会に現場で学ぶ時間を作ってはどうでしょう。
研修期間 30日
寮有 交通費2万円まで支給
地域復興・観光復興に関わりたい方。

素材広場までご連絡ください
電話 0242-85-6571(平日9時~17時)

 
 
 

地域復興の研修生募集

 

内閣府のインターンシップ事業では
大震災後の「地域振興」「観光復興」に取り組んでいます。

ボランティアではなく、地域に深く関わり運営側に関わる内容です。

福島は原発問題を抱えていますが一歩ずつ復興に向かっています。
特に会津は福島第一原発から100キロ以上も離れているため、海側の避難者も多く、
地域コミュニティのあり方が今後の課題になっています。

加えて、福島で一番の観光圏。
福島の元気を伝えるにも会津が元気である必要があるのです。

人々の根底にある長期支援を支えたい人、福島を知り何かをしたい人
地域復興の研修制度で活躍してください。
研修期間 30日
寮有 交通費2万円まで支給
地域復興・観光復興に関わりたい方。

素材広場までご連絡ください
電話 0242-85-6571(平日9時~17時)

 
 
 

インターン5期生 研修先訪問

 

2月10日、11日の導入共通研修をしたあと
星野リゾート アルツ磐梯にて地域研修開始の5期生たち。

研修開始の初日はスキーシーズンのトップ日。
それはそれは忙しかったでしょう^^;

アルツ磐梯は多彩なコースと猪苗代湖を見下ろす絶景が
忘れられないゲレンデになると評判のところ。
広さも、施設もトップクラスです。

そんな中で研修をした人たち。
意外に元気です(ぜったいぐったりしてると思っていたのに 笑)

まずは2日間の感想をきいて
それぞれの研修先をお伝えしました。

今までの経験を活かした人、今まで経験したことがない仕事をした人。
それでも今までの人生で「アルツ磐梯」で働いた人は一人もいません。
16日までの間に何を感じ、何を学ぶかは個人次第です。

さて~、このメンバーは17日からは別施設で研修開始!
この経験をどう活かすのか、楽しみです。

追伸。
いわき湯本に送った「くう」が疲労からお腹こわしました。
これも経験よ!笑

 
 
 

第三期 報告会

 

第三期生が最終報告をして卒業しました!

今回のインターン生たちのカラーは「見た目おとなしく、中身は熱い」(笑)

30日間、それぞれの思いと課題を抱いて過ごし
無事に終了!
お疲れさまでした^^


宗助は宿の朝食バイキングの効率アップが課題でした。
宿側の効率だけでなく、お客様の効率を考えなければおもてなしにつながりません。
お客様の入り口を変えることで流れを変えられるという気づきをしました。

カマチャンは自分発見が課題。
30日で何を感じ、今後何に活かせるのか。楽しみです。

スリーピースは農業の実体験。
卒論も抱え、農業の楽しさと大変さを実体験した30日。
作るだけでは物は売れない。売ることの大変さも気づいたようです。

HISA-PONは商品開発にかかわり、自分が情報発信する立場になった場合
どう人に伝えるか、で人の動きが変わることに気付きました。
誰よりも持っているやる気と元気を、うまく活かしていければいいな、と思います。

配属先の方々に温かく送られて、会津を巣立っていきましたが
地域を背負えるような人になることを願います。

Sさんは居残り組なので、中間報告。
まだまだがんばります。

 
 
 

第三期 中間報告

 

だんだん朝晩が冷え込むようになりました。

日中が暖かいうちに中間報告を行いました。

3期はただいま5名が学んでいます。

それぞれが宿と農家さんとの関わりや、農家さんの苦労・楽しさなどを実体験しています。

これは宗助から、みんなへの相談。

宿の朝食の導線を考えよう!と図を使って説明。

「カートで運ぶ?」

「テーブルを置く?」

「壁をぶちぬく?」

いろいろアイディアがでました。

こうやって宿に関わることでひとつの導線を考えるのも気づきの一つ。

インターン生だからできることですね。

今日は導入研修でできなかったプランナー研修も行いました。

「泊まる側の視線」と「伝える側の視線」になることが大事であることを伝えつつ
実際にプランニングをする、という作業です。
観光で集客するには差別化がすごく大事です。
あわせて丁寧な情報提供。
これからの研修はそのことを意識しながら学びの時間になると思います。

 
 
 

第二期生 報告会

 

インターンシップ事業 第二期生の報告会を行いました。

それぞれが各施設で学んだことや課題として取り組んだことを報告書にまとめて発表してくれました。

◎基本報告書
施設報告(どんなところで、どんなことをしたのか)
気づき(施設の魅力)
施設の課題(これが変わればもっとよくなる!)

◎課題(それぞれの課題)
まっち   大友農園のリンゴ収穫体験プランのチラシ作成
あっきー  山形屋へのプラン提案
あやねえ 会津坂下町のシードル企画書作成
       瀧の湯の英語版インフォメーション作成
よーこ   扇やのプラン提案

3人無事に終了!
(よーこは後数日研修日があります)

モチベーションが高かった分、初めは現実の仕事とのギャップに戸惑う人もいましたが
インターン生だからこそできること、に気づき
それぞれが立派に課題に取組み、最後まで成し遂げたと思います。
この経験はインターン生でしかできない貴重なものだと見ています。

記念写真を撮ろうとしたら地震が~~@@

信号機が揺れるのをみながらの記念写真(笑)
すごい記念です。

 
 
 

第2期生 中間報告

 

第二期も中間にさしかかり、中間報告会をおこないました。

前期同様、自分が研修している宿を紹介。
宿の特徴・コンセプト・ウリなどを他の人にわかりやすく伝える時間です。

そのあとは「課題」の紹介。
そして進捗具合。

みんな2週間でよく調べて、よくまとめています!
自分自身でつくった課題に取り組む人もいて
意識の高さに驚かされることもしばしば。

インターン生が宿に入ることで宿の意識もかわってきたようです。
これこそ、素材広場がこの事業で目指す
「宿と生産者をつなぐことで互いが成長する」
素材広場もノウハウを蓄積させていただいております^^

後半は残りの日程を使ってどうまとめるか意見交換。

そのあとは会津の居酒屋で懇親会!
今回はお酒によわいあやねぇが壊れました(笑)
みんな一回り成長しました感じです!

 
 
 

地域密着型インターンシップ「第一期-報告会」

 

本日は地域密着型インターンシップ事業の第一期の報告会を行いました。

1期生、30日の集大成です。

まずはやすてんの研修先 グランデコさんへ。

他の研修生も一緒に移動しました。
初めての裏磐梯に「自然がいっぱい」「湖がきれい」「遠いねえ」などと意見いろいろ。
グランデコが見えた時には「別天地のリゾートホテル」の意味がわかったと思います。

チェックアウト時間でしたが対応していただいたのがM総支配人。
やすてんの働きぶりや課題のご提案をしました。

最近、お客様が農園体験を希望する方も多いということで
やすてんがまとめた農園の桃収穫体験は喜ばれるだろうとのお話し。
やすてん作のチラシももう少し作りこんでお渡しすることになりました。

本当は地域作りに取り組みたかったやすてん。
でも、観光での地域活性に宿は絶対必須だと思っている素材広場。
宿の中でお客様の声に耳を傾け、
「この土地へ来たことでお客様が気持ちよく過ごしてもらえることこそ、
地域つくりに大事なんだ」と感じてほしい。
なぜなら、「地域に人を呼ぶ」ということはすごく大変なことであり、
来る人が増えることで地域にとっては大きな実りになるのだから。

日報からはたくさんのお客様に接し、たくさんの「きづき」をしながら
忙しい日々を過ごしているようです。
今後、どんな仕事に就こうと、この経験は絶対無駄ではない!

やすてんは後5日ほど研修日が残っていますが
グランデコさんから仕事振りについてお褒めの言葉をいただき、感謝です。

続いてきゃなえが研修にはいっていたヴィラさんへ。

対応してくださったのはYシェフ。

忙しい方なのに、きゃなえにいろいろと気配りをしていただき、
30日で商品開発や調理の下ごしらえ、メニューの打ち込みなどたくさんの仕事をくださいました。

きゃなえの大きな成長は「仕事へ対する姿勢」でしょうか。
自分のことだけでなく、効率を考えて仕事をすること。
山際さんからは作り手の思いが素材を美味しくすることを学んだようです。

まさに、素材広場が目指す
「宿の素材は、作り手のわかるもの。作り手直送」こそが
お客様のためだと感じたようです^^

さらに、きゃなえが見つけて考えた「自家農園の野菜でBBQプラン」をチラシにしてご提案。
ヴィラらしく、福島の牛・豚・会津地鶏等が一度に味わえて
野菜スイーツまで付いてくるプランです。

ちかく、素材広場HPとヴィラのHPでお披露目です^^

本日が最終研修日のきゃなえには「修了書」を授与。
第一号です!

報告最後はカズヤン。

ぐみの木庵さんへご報告。

グミノキ庵に来た方々に周辺を散策してほしいと作った「ぐみのき原マップ」
筆を走らせたチラシは温かみある素晴らしい出来!
かずやんが図書館や公民館長に調査して独自に調べた情報と
車を走らせて見つけた絶景ポイントなどが載っています。

さらに、「八田八石」と呼ばれていた地域の守り石や大事な石を調べて掲載。
グミノキ原の長老でしかしらないような内容もあるようです。

カズヤンは会津に住みながらのインターン生。
今期最高年齢だと思いますが、学ぶこと、感じること、伝えること、に関してすごく前向き。
一つの課題に自分の納得いくまで人に会い、話を聞く姿勢は素晴らしいの一言。
出来上がったチラシは近く、素材広場HPとぐみのき庵の店頭で発表します。

ちょっと時間があまったので、かずやんが「ここは絶景!」と絶賛の鍋沼へ。

国道から車で5分ほど走ると静かな鍋沼が現れました。

こんなところがあったなんて、会津人も知らない人はいっぱいだと思います。

さらについでに・・・

水つながりで「強清水」へ。

会津磐梯山の歌にも出てくる会津の名水です。

水を汲みに来る人が次々に来て
常に水汲み場は人だかり。
昔から親しまれてきた水は今でも生活に欠かせない水なのです。

おまけ付でしたが、本日の報告会は修了!
長かったようですごく早かった第一期。

明後日には第二期生がやってきます。
優秀だった第一期生に負けないような人たちだと期待しています。

 
 
 

地域密着型インターンシップ研修事業ー中間報告

 

第一期も残すところ10日ほどとなり、各自と受入施設で打ち立てた「課題」の中間報告を行いました。

きゃなえはヴィライナワシロでシェフが開発している地域素材での商品開発を元に、

自分で設定した「山際農園の野菜でBBQをするプラン」を発表。

地産地消に一歩進んで取り組むヴィラの特徴を活かしたBBQプラン! いいですね!

お客様が自分で畑にいって収穫体験するのはどこでもできますが

採った野菜をすぐに炭焼きして食べれるなんて贅沢だと思いませんか!?

せっかくなので福島の特産肉をセットにした内容にブラシュアップして

きゃなえの最終課題が決まりました。

続いてやすてん。

グランデコのサービスレベルの高さに感動しながらも、ホテルとしての課題がなく、

地域との関わりを学びたいやすてんは困惑状態。

だったら!先日お伺いした果物園さんの企画を形にして

グランデコに提案しよう!となりました。

グランデコからフルーツラインへ行く方も多いので、新しい企画ができそうです。

今回の最期はKAZUYAN。

ぐみのき原のグミノキ庵に研修に入っています。

初めは「グミノキ庵を中心にした新しいイベントの企画」だったのですが

状況がかわっていろいろな作業をしています。

今回の課題は秋に行っている地域の収穫祭のチラシ作り。

さらに地域マップの作成中です。

手作りなのですが、絵も文字も和を感じるあたたかさがあります。

出来上がりが楽しみです。

午後は各自、課題の調整をしつつ、

明天のKAINUMA氏と二者面談。

「気づき日記」でもわかるように、それぞれがいろいろなことを見て感じ、

体験していることから学び、成長していると感じますが

二者面談は研修の初心に戻り、最後までモチベーションを維持することが目的です。

やる気は十分!

報告会が楽しみになりました。

 
 
 

第2回現地研修会 ~会津の作り手に会う編~

 

第一期の研修生たちを現場に連れていく「現地研修」の第二回目を実施しました。

会津ならではを意識して生産者をチョイス。

まずは会津の特産品である「会津身不知柿」農家の渡部さん。

「細い枝に身のほど知らずなほど実をつける」ことから名がついた「身不知柿(みしらずがき)」。
会津では少し前まで庭に身不知柿の木がある家が普通にありました。
秋になるとオレンジ色が点々と目立ち、実りの秋を感じたものです。

渡部さんは会津身不知柿の専業農家さん。
御山地区は献上柿を出すほどのブランド地域で
渡部さんも個人向けの販売が中心。
リピータさんが多いのです。

畑につれていってもらいました。
今は2回目の摘果がする木と終わった木が混在する時期。

「身不知柿は渋柿なんだよ」という説明に
インターン生は驚きの声。

「選別したら段ボールにつめて さわすの。
2週間すれば渋が抜けて独特の甘みがある柿が食べられるんだ」

さわす、というのは会津で焼酎をかけて渋抜きをすること。
昔からこの方法が続けられています。

「これからは実をみながら摘果したり、葉を動かしたりする作業だね。
10月下旬からは収穫。
収穫はすごく忙しい。
やっと収穫が終わった、と思ってもお正月過ぎたら枝の剪定をしなくちゃいけない。
果物農家は遊んでられないんだ。」

一年中いろいろな仕事があるのですね。

収穫した柿を選別してさわし、配送する作業場をみせていただきました。

収穫時期はお手伝いもお願いして
人が増えるそうなので、誰でも作業しやすいように工夫してあります。

畑2か所、作業所を見せてもらって
おうちで休憩。

お母さんにもぎたて、茹でたてのトウモロコシをいただきました!
トウモロコシは鍋の水に火をかけてからトウモロコシを畑取りに行く、と農家さんがいうほど
採れたてが一番美味しいんです。

アツアツで甘みがすごい。

これぞ本当の贅沢ですねえ。


次に会津の生乳100%で牛乳を作る「会津中央乳業」さん。

会津の酪農家11軒だけの生乳を使っています。
というのも、会津盆地では会津中央乳業さんだけしか牛乳やさんがないのです。

だからこそ、酪農家さんの思いが詰まった生乳を
一番美味しい状態で飲んでいただきたいと
工場もHACCPをとり、安心安全な牛乳を作っているのです。

いろいろなものを混ぜず、
自然の甘みを出す方法は「中温殺菌制法」。
これで生乳100%のみで牛乳本来の甘さが味わえるのです。

牛乳の工程を説明してくださる二瓶さん。
酪農家さんとのつながりも深く、
会津中央乳業が会津にある意味を考え
真面目に牛乳やに取り組んでいます。

「会津の牛に関わる人たちで 白べこ会というのを作っています。
牛乳やの私と酪農家だけでなく、
獣医さん、タンクローリーの運転手さん、牛の爪を切る方など
牛についての意見交換をするのですが、すごくおもしろい。
みんな牛を中心につながり、愛情をかけて関わっているのです」

会津中央乳業さんのように
トレーサビリティーが出せる牛乳は全国的にもめずらしいのですが
後ろで働く人があってこそ、その品質が維持できるのですね。

ちょっとご紹介。。。

隠れた人気商品 牛乳ミニ。
かわいいのでお土産にもらったら嬉しいですよ。

本日3軒目は会津若松市高久地区の簗田さん。

ちょうど枝豆の収穫を終えたところだたのでお手伝い開始!。

目の前に積まれた枝豆は「湯上り娘」

ダダ茶豆に代わる勢いの美味しい枝豆です。

「この量なら枝豆もぎするのに ばあちゃんと2人で2時間かかるのよね・・」
という量をインターン生と素材広場スタッフ計5名が手伝いに。

初めてという人のためにもぎ方を伝授。
箱に座って作業開始。

「本当は枝に付けたままで売って、茹でる前にはずした方が美味しいんだけど、
今の人は枝についてるのは買わないの。
味より手間がかからない方を選んじゃうんでしょうね」

子どもの頃は枝豆もぎは子どもの仕事だったんですけどね・・。

もいでる間は簗田さんの農家にお嫁に来てからのお話しや
めずらしいのは作ってみたい!というチャレンジ精神旺盛な思い、
農家の大変さと楽しさを話していただきました。

40分後にすべての枝豆もぎ終了!

でも、あんなにいっぱいあったのに、
枝から離すと本当に少しに見えますね・・^^;

40分とはいえ、みなさん慣れない手つきでよくがんばりました。

ついでに磐梯山がみえる畑を見学。
今もいだばかえりの枝豆の畑、桃の木、長介茄子にトマトなど。
どの野菜もみずみずしく元気に育っていました!

もう一軒行きたかったのですが、時間の関係で断念・・・。
次回お伺いしたいです!

 
 
 
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