野菜たっぷりを宿料理に!ー瀧の湯

 

会津の食材と会津漆器を宿に取り入れる「會津・麗の食スタイル」の中で
東山温泉「瀧の湯」さんがもっと地の野菜を取り入れたいと
7月1日から朝食の一部リニューアル、新しいプランを登場させます。

朝食会場には野菜ソムリエの木村さんコーナーができるのです!
料理長とソムリエが協働する素晴らしいコーナーです。

スタートにあたっての撮影。
野菜を中心にしたメニューがたくさんでてきました。

野菜ソムリエの木村さんイチオシが
「ニンジンの7分焼き」!
片面ずつ焼いて塩コショウしただけですが、
ニンジンの甘みが最大限に引き出され、すごく甘いんです。
試食した人全員が驚いて、そして箸が止まらない状態に。笑

他にも野菜の力をひきだしたメニューが
毎日5品ずつ登場することになります。

もうひとつが會津漆器を活かした「レディースプラン」
扇形の漆器膳という、会津漆器の中でもかなりめずらしい形のお膳で
夕食に使用していただきます。
特注のお膳だったため、他の宿では絶対に触れることができません。
そのお膳にのるのは女性向けに仕立てたかわいらしいメニューたち。

どちらも7月1日からスタートです!
お楽しみに^^

 
 
 

YAHOO! 「復興デパート」動画取材♪

 

震災復興の応援としてYAHOO!JAPANが東北を応援している「復興デパート」。
素材広場は福島の会員生産者をとりまとめて掲載しています。

「写真だけでは伝わらない思い」を伝えるために
YAHOOさんから動画撮影の希望をいただきました。
感謝の気持ちと共に、作り手の方々と調整しました。

まずは第一弾の「川俣シャモ」。
福島の中でも歴史ある地鶏です。

担当の渡辺さんのお話し。
作り始めたきっかけ、震災から今までの話
川俣シャモに対する思い。
この思いが人を惹きつけます。

動画で配信されるのは月末から来月初め。
YAHOO!復興デパート

 
 
 

モニターツアー準備

 

9月1日から始まっている「会津復興キャンペーン」

その一環で県外のメディア関係者・農業支援者など
情報発信力をお持ちの方々に会津に来ていただくモニターツアーを実施いたします。

いよいよ実施日が来週にせまり、関わっているインターン生たちもバタバタし始めました。

今日は、モニターコースの最終チェックに行ってきました。

モニター参加者が利用する磐梯河東インター。

ここから会津の旅ははじまります。

公共交通機関を利用する方と待ち合わせする広田駅。

ここからの移動時間もチェックです。

天気もいいし、磐梯山もきれいだし、稲穂もいい具合♪

ドライブには最高の日です。

2日目お昼のバーベキューの場所確認。

最初にいいと思った河原です。

えっかが視察。

遠くでみてるとわからない川の速さや河原に降りる大変さがわかりました。
景色はいいんだけどな~。

同行したインターン生たちと河原沿いを移動して、何カ所か視察。
結果、橋の下にいい空間を発見!
やっぱり秋のバーベキューは橋の下ですかね^^;

途中で見える磐梯山。
すごくきれいです~!

と、思ったら、右下にかすかに見える人・・・。
これは農作業にいったインターン生たち!

近くにってみました。

頑張って働いてます~

地味なだけに長時間は大変。
でも、そのおかげで私たちは食べることができ、命をつないでいます。
インターン生たちも農業の大事さを学べました。

その後はコース内にある会津中央乳業さんへ。

絶対オススメのソフトクリーム!

お客様に進めるにはまず自分が体験しなくては。
お昼近くだったこともあり、あっという間にいただきました。
何も加えてないのにこんなに濃厚な味のアイスクリームはここだけです。

次はディナー会場の視察。

東山温泉の原瀧の会場に行きました。

バスが入れるか?どこに止めるか?までチェック。
小さな積み重ねが本番に活かされるのです。

本来なら下積みを2~3年して行うような仕事でしょうが
素材広場のインターン生は迷いながら、話しあいながら一歩ずつ進めています。

本番は17日!
後悔しないように!!

 
 
 

ねずみ小僧リンゴの行方

 

18日、NHKふくしまのTV出演があり、
ねずみ小僧たちが採ったりんごのその後を取材してきました。

最初は東山温泉の「瀧の湯」。
お客様にプレゼントとして渡しているそうで、
食べてもよし、
貸切露天(別途予約)に入れてもいい、
ということをしているそう。

今回は川沿いにある幻想的な貸切露天風呂で撮影させていただきました。

お風呂に浮かべた瞬間、ふわ~とリンゴの甘い香りが。

新鮮なリンゴを浮かべるだけでなく、この香りが贅沢!
捨てられる運命だったリンゴたちも温泉に入って喜んでいるようです^^

続いては、同じ東山温泉の「原瀧」。

ここではリンゴを半分にカットして器にしているのです。
見た目もかわいい、手の込んだ一品。
中身はリンゴを初め、大根・人参・クコの実などの酢のものが入っています。
ちょっと試食のつもりが、全部食べてしまったほど
癖になる味です!

こちらの放送は1月18日11時30分 NHKふくしま「ふくみみ」に登場します。
是非ご覧ください~

 
 
 

TV取材中

 

ただいまTVの取材を受けています!
今月末ころ放送予定のBS-TBS「女子才彩」という番組です。

いつもは取材する側なので、なんとなく慣れないまま取材開始。

本日の一軒目は「五峰荘」さん。

会津地鶏の生ハムを持参して商品紹介しつつ、宿もご紹介。

五峰荘は昨年新白河と会津を結ぶ国道289号が開通したことで、車台数も増え

温泉地としても注目されている新甲子温泉にあります。

日光国立公園の中に位置し、289号が開通するまでは温泉客くらいしかこなかったくらいの

空気のきれいな山々にかこまれた立地。

「山が近いから山の恵みを食べてほしい」と山菜やキノコはもちろん、

メニューに添える葉っぱも料理長が採ってきている宿です。

素材広場では、山の恵み以外のものをご紹介して、五峰荘の地産地消をお手伝いしています。

お客様がいなくなったのを確認して女子露天の撮影。

周りの山々ではもうヒグラシが鳴いているほど涼しい環境の中にある

10人以上は入れそうな岩露天が気持ちよさそう~。

緑が目に優しく広がります。

2軒目は会津若松市に移動して、高久の簗田さんの畑へ。

雲が出てしまい、畑から磐梯山は望めませんでしたが、

畑のカボチャ・キュウリ・トマトなどは元気に実ってます。

あと2~3週間で収穫を迎えるアカツキ(桃)も立派に育ってる最中。

畑でいろいろなお話しがきけました。

本日最後は河東町「ぐみのき庵」。

集落を一周して景色のよさを再認識。


ぐみのき原の由来である「グミノ木」もあります。

ちょうど食べ頃!

木からもいで食べましたが、甘すっぱい!

自然の甘さって本当はこのくらいなんだろうなあ、と考えさせられます。

今回はインターンシップ事業の受け入れもしてくださるので

ぐみのき庵でできる体験プランを実施しつつ

地域が元気になるような仕掛けをしていきたいと思っています。

蕎麦は地元・強清水の地粉、野菜は自家菜園、水は清水

さらに、鴨までも地域産。

こんな蕎麦やは滅多にありませんから^^



お店の中で蕎麦の取材開始。

天ぷらを揚げてもらって、あげたて蕎麦を撮影。

じっくり撮影すると、蕎麦はどんどん乾いちゃうのですが、

その度に水に通してくださったご主人・・感謝です。

撮影が終わって、お蕎麦をいただきました。

撮影用でいいと言うのに、わざわざ蕎麦も天ぷらも作ってくださって

あげたてをいただきました。

「たった10軒のところですが、

猪苗代湖の一番水を使って米を作ったり、専業農家がいたり

真面目な作り手がいるんです。

小さなところだから、ちょっと頑張ればいろいろできます。

蕎麦屋をきっかけに人が来るようになり、この地区が元気になればいい」とご主人。

素材広場と新企画でがんばってくださる強い味方。

慣れないTV取材もがんばってくださいました。

次の撮影は7月9日です。

 
 
 

金山町のヒメマス

 

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「ヒメマス」をご存知でしょうか。
全国にも生息する場所が少なくめずらしいだけでなく
陸封された魚であるのに、とっても脂がのった美味しい魚なのです。
そのヒメマスが金山町の沼沢湖に生息しています。
水温が低くないと生きていけない魚の環境にあったことで
今でも天然のヒメマスがいるのです。
漁師さんが刺し網で獲ったヒメマスを地元では特産品にしようとがんばっています。
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ヒメマス寿司を商品開発して、
開きができないか検討中とのこと。
今は町内でしか味わうことができませんが、
福島県内で食べられる日が一日も早くくるといいですね。

 
 
 

四倉漁港の一夜干し

 

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いわき市の小名浜から少し北上したところにある「四倉漁港」。
今では数隻の漁船だけの小さな漁港です。
でも、ここでは前浜の魚が水揚げされ、周辺には一夜干しや昔からの魚やさんなど
漁港ならではの雰囲気があります。
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その中の一軒にお伺いしました。
ここの一夜干しは天然塩だけで味付けしたもの。
みりん漬けより日持ちがしないのですが、魚の美味しさを引き出すにはお塩だけで十分と
社長がこだわって作っています。
この日は小名浜で水揚げされたサンマを丁寧に乾燥させていました。
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-35℃の冷凍庫で冷凍をかけます。
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スタッフの方々がひと箱ずつ手詰めです。
小さな加工屋さんだから手作業が多いですね。
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燻製の場所を見せてくれている社長です。
「最近の人は魚は食べたくても、家で焼きたくないという人が多いので
レンジでチンできる燻製の一夜干しを作りました。」
以前の商品ブラシュアっプで試食したのですが
パサパサにならず、美味しいです。
これなら一人暮らしの人でも手軽に家で魚料理が食べられる、と思った商品です。
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わざわざ桜の木をカットして、燻製に使用しています。
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これらがレンジでチンして食べられる燻製シリーズ。
サンマ・サバ・イワシ・イカ・タラなどがあります。
素材広場のショップでも紹介していきます~!
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他にすごいもの発見!
四倉漁港で水揚げされたマコガレイ。
これは冷凍しただけですが、地元でもよく食べる小さなサイズだそうです。
四倉漁港は有名ですが、今では数隻なので四倉漁港ブランドの魚はなかなかお目にかかりません。
ここであえてよかった~!
「小さいから食べるところない、なんていう人もいるけど、骨以外は全部食べれるし
特にエンガワの部分が美味しくて、十分味わえるよ」と社長。
これで驚くほどの安さなんです。
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で、早速焼いて食べました。
一匹50gほどですので、一人で食べのにちょうどいいサイズ。
エンガワの部分が甘みがあって美味しい~。
焼き立てでたべてほしいですね。
小さな漁港だけど、歴史のある四倉漁港です。
マコカレイとタラは特産品。
地域文化を守るためにも、もっとブランド力をつけていってほしいです。

 
 
 

福島県産大豆使用 とうふ味噌の美味しさの秘密

 

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素材広場カタログVOL8の取材で香の蔵をたずねました。
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取材を受けていただいたのはIマネージャー。
「とうふ味噌は東京に住んでいる福島出身の方が胸を張ってお土産にできる、といっていただける
素材も技も福島のものです。
特注のお豆腐を5カ月間じっくり熟成させたもので
そのまろやかさはまるでチーズのよう。
沖縄や九州にも豆腐味噌はありますが、このとうふ味噌は一味違います」
その味はもちろん、素材や作り方にもこだわりがあるそうです。
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お豆腐やさんにもお伺いしました。
「うちは大豆100%だから。
昔のまま変えていないから、懐かしい味がするといわれることもあるけど
本物のお豆腐の味を知っている人なら、この味でいいといってくれます。」
昔ながらの技法で丁寧に作っていることはお話からもわかります。
マネージャーと大豆について話だしたところ
熱が入ってきました(笑)
お二人ともとうふ味噌はわが子のように大事にしているみたいです。
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大豆は県産大豆のタカナガハを使っているそう。
この大豆で作ると豆腐のしまりがいいそうです。
じっくり5か月もねかせたとうふ味噌。
お豆腐やさんの奥さまが毎日少しずつ食べているほど、はまってしまう人も多いようで
これからもっと人気がでそうです。

 
 
 

ホテル光雲閣 取材裏ネタ

 

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岳温泉の温泉街から少し登ったところにある
ホテル光雲閣の取材でした。
地産地消に取り組むレストラン「寿楽亭」からは
二本松を見下ろす絶景があります。
こんなところでゆっくりお食事できたら幸せですね。
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今回の取材は寿楽亭の料理長。
まだお若い感じなのに、しっかりしてます。
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春から登場する寿楽亭での地産地消ランチ。
川俣シャモがメインです。
贅沢なほどボリュームある川俣シャモと旬の有機野菜たちが彩りを添えます。
野菜は旬のものですので、日々かわります。
ソースは有機ほうれん草をペーストし、ほのかなカレー風味に仕立てたグリーンソース。
やわらかな風合いが川俣シャモに合います。
光雲閣は日帰り温泉も入れますので、川俣シャモのランチと一緒に
春の一日を満喫するのもいいですね。

 
 
 

五峰荘 取材裏ネタ

 

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つづいて素材広場のカタログで取材したのは
新甲子温泉の五峰荘さん。
新甲子温泉は、国道289にある温泉地です。
この国道289は会津と白河を馬が塩を運ぶ道として重要な道でしたが
車が通り抜けできない国道でした。
昨年9月に白河側の西郷村と会津側の下郷町までを橋とトンネルでつなぎ開通しました。
これで、東北の玄関口・白河から会津への道がつながったのです。
取材したのは五峰荘の料理長。
「こんな山奥まで来てくださるのだから、山のものを味わっていただきたい」と
自ら山菜やキノコを採りにいきます。
「初めから山にいっていたわけではありません。
ここを任せられるようになって、少しでも山のものを、旬の味を・・と探しているうちに
地元の人に教えられて山に入るようになりました。
入るところが決まると、そこでいつ頃なにが採れるのかがわかるようになります。
そうやって少しずつ種類が増えていったのです。」
今では2月のフキノトウから始まって、シドケ、山ウド、ウルイなどの山菜たち
6月にはモウソウダケ
7月になるとナント、チタケやハツタケなどのキノコが採れるそうです。
「このキノコは2回生えるから」
さすが、山を知っているとすごいですね。
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今回は馬刺しの取材です。
「会津の馬刺しは美味しいよね。特に辛みそが美味しい」
そうなんです。
会津の馬刺しは辛みそが命!
辛みそはお肉屋さんが一軒一軒秘伝で仕込んでいて、お店の人気を左右するほどの重要ポイント。
一度食べたらクセになる人が多いのです。
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お膳に出すときはこのくらいで。
たっぷり食べたい方には別注もできます。
五峰荘は旬の素材でメニューが決まるので
毎月の献立はありません。
そのぶん、今日の美味しいものに出会える宿です。

 
 
 
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