会津身不知柿のもぎとり

 

会津は「会津身不知柿(あいづみしらずかき)」が特産品です。

身不知柿は、細い枝に身の程知らずなほど実を付けることから
名前が付いたといわれています。
昔は会津の家に身不知柿の木が1本はあったほど普通に食べられている柿ですが
実はシブ柿。
会津ではこの身不知柿をもいで焼酎で「さわす」ことで独特の甘みを醸し出す技を受け継いできたのです。

今回は門田町の柿農家さんの柿どろぼうをしました。

身不知柿は霜があたる前にもいでしまわないといけません。

脚立に上って全部もぎとりします。

今回は農家さんが監視役で立あいです^^;

柿をもいでから枝をきれいに切り取らないと
重ねた時に柿を傷つけちゃいますからね。

農家さんがもいだ柿はちゃんと選別してさわしてご贈答用になります。
どろぼうしたものは私たちがさわしてみました。

ちゃんと渋が抜けるか・・心配ですが
愛情込めでもぎました!

 
 
 

じゃがいも掘り!

 

ジャガイモ畑のジャガイモが掘られずに捨てられそう!
ということで、インターン生も巻き込んでジャガイモ泥棒に参上。

捨てられそうな理由はモグラさんが食べているものが多いから。。。
場所によっては救えるものもあるとのことで
農家さんからスコップを借りて畑にきました。

スコップで掘るとこんな感じ(笑)

掘ってみて分かったのですが
スコップでジャガイモを掘ってはいけませんね!

スコップがジャガイモを傷つけちゃいます><

2畝を掘って、大丈夫そうなジャガイモをせっせと袋づめ。

立派なジャガイモがゴロゴロと・・
といいたいところですが、大きなものはスコップの餌食になっている確率が高く
小ぶりから中くらいのものを4袋収穫しました。

次にジャガイモを掘る時はジャガイモ掘り専用のスコップでしよう!

 
 
 

ねずみ小僧参上!

 

収穫の時期はねずみ小僧の時期!
今年は南会津町、南郷トマトのハウスを壊すタイミングをねらって
ねずみ小僧第一段が出動です。

南郷についたら、「ねずみ小僧出没注意!」の張り紙が!!
盗む予告をしていたので、警戒されました。

でも、そんなことで懲りないがねずみ小僧。

南郷トマトのハウスは今日が撤去の日。
つまり、トマトの木を倒してハウスを更地にするのです。

木に残っているトマトは木についたまま
処分されちゃうので、そのトマトを狙います。

4つのハウスからトマトを盗みました。

その後、農家さんのためにトマトの木を倒しておきました。

これがねずみ小僧のいいところ。
盗んだだけでなく農家さんのお手伝いにもなるんです^^

このトマトは宿で使われ、
そのお金を農家さんに戻します。

今年はじゃがいも、身不知柿、リンゴを盗む予定です。

 
 
 

作り手日記ブログはじまりました!

 

素材広場の作り手さんたちが日々のことをつぶやく
「作り手つぶやき日記」が始まりました。

今日は作り手さんのお勉強会の日。
携帯を相手に、一行の文章を作るのにも四苦八苦してますが、
アップ出来た時は感動です。
最近はこのような勉強会を週一で行っています。

素材広場トップページから入ることができますので
温かい目で見守ってあげてください。

 
 
 

会津暦復刻版 完成!

 

平成22年から取り組んできた会津暦復刻版(平成24年度)が完成いたしました!

昨年の大震災で調査や制作が遅れ遅れになりましたが
無事に完成です。

今年は天地明察が映画化になり、天文に注目が集まっています。
江戸時代の暦作りは藩の財政を支える一大事業。
作ることを許された藩でのみ出版・販売されていましたが
会津暦はその中でも売れ筋で日本三大暦のひとつと言われていました。

会津暦の特徴は折り方。
下を輪にして、表紙から5月までを3枚組み合わせ
5月後半から裏表紙までを4枚組み合わせにして
中央で綴じる、という手間がかかったものです。

これは高度な版起こしと折り方が求められ
装丁が美しい暦です。

◆現在、びゅうを窓口に会津暦ツアーも実施されています。
ホテルグランデコに泊まって、会津暦復刻版をもらおう!
新しい会津観光素材の魅力として、会津をまわってみませんか?
会津暦復刻ツアー1
会津暦復刻ツアー2

 
 
 

第二回 商談会

 


2012年9月18日
震災後の福島の観光と食を考え、地産地消の推進をする商談会第二回を行いました。

今回は旬のアスパラ、南郷トマトの試食付きです♪

講師の先生は第一回目と同じ
○産業技術総合研究所サービス工芸研究センター
副センター長 工学博士 内藤耕氏
○福島県広野町除染アドバイザー 芥川一則氏

県内の宿泊施設様、生産者様、観光関係者の方々が集まってくださいました。

お二方から、宿の食事の魅力が進化していることや
福島に求められている放射線の検査結果の開示、
食事は作ってすぐ出すのが一番おいしい!という
当たり前の気付きをいただきました。

あわせて、インターン生による
ニイダヤ水産と会津坂下町産「三五八漬け」加工魚のPRタイムを実施。
震災後につながった粟島とのプロジェクトを紹介しました。

試食は三五八漬けしたハタハタ。
三五八漬けにすることで柔らかくなるんです。

野菜は会津が誇るアスパラガスと南郷トマト。
アスパラガスはA品とB品の見比べ、味比べをしていただきました。
南郷トマトは生食とカットして真空した味の違いを比べて頂きました。

会津にはいろいろ美味しいものがいっぱいあるんです^^

次は首都圏で行います!

 
 
 

南会津ーミルクほおずき

 

南会津で自然になっている「食用ほおずき」
完熟すると練乳のような甘さがでるので「ミルクほおずき」と呼んでます。

今年も収穫の時期が来ました。
このほおずきは完熟になると自然に木から落ちるため
その時期をじーーっと待ちます。
落ちたほおずきは摘めるほど小さいサイズ。
乾燥した皮に包まれたほおずきを開けると
黄金色した実が包まれています。

自然に落ちるまで待つのが南会津らしさ。
完熟の甘さを体験したら、みんながファンになります。

南会津が大事に守ってきた食用ほおずきが、
会津で待っています。

 
 
 

枝豆収穫時期♪

 

会津若松でも枝豆の収穫時期になりました!

神指町の佐瀬さんが採れたて枝豆を持ってきてくれました。
品種は「めぐみ」。
採れたてを事務所で茹でて食べてみました。
ぷっくりしたしっかりした枝豆で
噛むほどに旨味があります。
さすがに美味しい~~。

 
 
 

ニイダヤ試食会

 

2012年8月11日
東日本大震災から1年5カ月後の8月11日に、
ニイダヤが試食会をしました!

新しい工場にて全国から仕入れてきた魚を加工し、
応援してくださった方々に試食していただいたのです。

素材広場からは多くの方の協力を得て、真空パックの機械を贈呈できました。

「魚は仕入れれば加工はできるけど、売るためには真空パックの機械が必要」
震災後に会った時にニイダヤの社長が話したことです。

その頃は工場を辞めようか、再建しようか迷っている時期。
みんなでニイダヤさんの技術をなくさないため応援が始まりました。

真空パックがあるとこのように冷凍保存ができるのです^^


試食会では去年からニイダヤさんを支援してきた新潟大の学生さんも来てくれて焼きのお手伝い。
しっかりニイダヤさんの復活まで関わってくれました。

やっぱり、焼き立ての魚は美味しいです。
しかも無添加なので魚の味もしっかりしながら旨味がある。
中には会津の三五八漬けで漬けた魚もあります。
これからは粟島の魚を中心に仕込んでいくことになります。

ニイダヤさんの復興に関わって頂いた方々、本当にありがとうございました。

 
 
 

 

会津・麗の食スタイル―内覧会を行いました。

震災後も変わらずに来て下さるお客様に
心からのおもてなしとは・・と考えた結果、
おもてなしの原点である「食器」と「旬の食」を
今風のスタイルにすることを推進する取組です。

会津には会津漆器があり、豊富な食材があります。
素材広場は宿の雰囲気に合わせた企画を提案し、
一緒に企画を作り上げていく役割をしています。

参加者は会津の宿をはじめ、観光関係者、生産者など32施設60名の方々。

会津農林事務所から会津・麗の食スタイルのコンセプトをお話しいただき、
会’sNEXTさんからは会津漆器の素晴らしさを話して頂きました。
素材広場からは2月から取り組んでいる宿の事例や
参加ルールをお話ししました。


今回のイメージは「手塩皿」と「夏野菜」
会津の郷土料理のひとつ「こづゆ」の専用椀を
小皿や盛り皿に使用し、旬の野菜を
「ピクルス」「蒸し野菜」「カレー」「漬物」などに
たっぷりと使いました。

他に「会津牛」や「会津地鶏」、「中央乳業のべこの乳」、天然炭酸水の「アクアイズ」など会津の食材も。
お米は会津のコシヒカリを炊きたてで。
さらには、震災後に連携している粟島×四倉ニイダヤの加工魚も登場し
60メニューもの食べ応えのあるメニューが揃いました。

取り分けるとこのような雰囲気に。
手塩皿が日本ぽくて旅館の雰囲気によくあいます。

10月からの「会津・麗の食スタイル」に参加されたい宿は
7月31日が締め切りになります。