さすが、いわきの「海鮮丼」!

 

今日はいわき湯本の「古滝屋」さんに、ねずみ小僧のりんごをお届けしました。

古滝屋の鴻巣さんが「お昼に来るならうちの海鮮丼たべてって~」と言ってくださったので

前日からすごく楽しみにしてました!^^

運ばれてきてびっくりのボリューム!

ごはんが全くみえません@@

ウニが甘い~。タコがぷりぷり。マグロが新鮮!プチプチのイクラがたっぷり~!

海の幸って人を幸せな気分にさせてくれるので大好きなんですが

この海鮮丼にはプラス!生産量日本一の板かまぼこが乗っているのがいわきらしい~。

しかも!

特別にってニイダヤさんのサバのみりん干しまで焼いてくださいました!(うるるぅ~)

ニイダヤさんは素材広場でも人気の魚加工やさん。

みりん干しや燻製なんかすべて手作りしているのです。

鴻巣さんも「昔ながらの手作りにこだわってるいいところなんです!
作れる量が少ないから売り切れることが多いんですよ。
私はお店まで行って様子を見ながら、ある分を買ってくるんです 笑」

私も作ってるところを見せていただいたことがありますが
ホントに魚一匹一匹に手間暇かけてます。
みりんは焦げやすいのですが、上手に焼いてくださってアツアツをいただきました。

実は---、、前日は観光プロデューサー養成講座の新年会があり、
土湯の観山荘で3時近くまで飲んでいたので二日酔い気味でした^^;
古滝屋さんまでつきあってくださったAさんも酒のみチームのメンバー。
お昼は食べない宣言をしていたのに・・海鮮丼は完食!

やっぱり海の幸の魅力には勝てないですねえ。

先日はお隣のこいと旅館さんで「いわき名物 アンコウのどぶ汁」を食べる新年会をして
アンコウのプリプリコラーゲンをたっぷり味わいましたし^^。

いわきの食ってなんて魅力的!
宿で海の幸ランチと温泉入浴がセットで楽しめるのものいわきのいいところです。

 
 
 

ねずみ小僧リンゴの行方

 

18日、NHKふくしまのTV出演があり、
ねずみ小僧たちが採ったりんごのその後を取材してきました。

最初は東山温泉の「瀧の湯」。
お客様にプレゼントとして渡しているそうで、
食べてもよし、
貸切露天(別途予約)に入れてもいい、
ということをしているそう。

今回は川沿いにある幻想的な貸切露天風呂で撮影させていただきました。

お風呂に浮かべた瞬間、ふわ~とリンゴの甘い香りが。

新鮮なリンゴを浮かべるだけでなく、この香りが贅沢!
捨てられる運命だったリンゴたちも温泉に入って喜んでいるようです^^

続いては、同じ東山温泉の「原瀧」。

ここではリンゴを半分にカットして器にしているのです。
見た目もかわいい、手の込んだ一品。
中身はリンゴを初め、大根・人参・クコの実などの酢のものが入っています。
ちょっと試食のつもりが、全部食べてしまったほど
癖になる味です!

こちらの放送は1月18日11時30分 NHKふくしま「ふくみみ」に登場します。
是非ご覧ください~

 
 
 

金王八幡宮

 

今年の初仕事は
「渋谷の金王八番宮にいって算額絵馬を見る!」です。

天地明察を読んでから、一度は行ってみたい場所だった金王八幡宮!
念願かなって行ってきました。

通常は閉じている宝仏殿が御開帳!

全国的にめずらしい「扇型の算額絵馬」を見ることができました~~~。

江戸時代には和算が進化し、自らが考えた問題を絵馬として奉納することが流行りました。
その絵馬に書かれた問題を解く人も現れ、神社は一種の算術合戦の場になったのです。

その聖地が渋谷の金王八幡宮だったのです。

これらの絵馬は直径40cmを越えるほどの大きなもので
色も付けられています。
見ただけではとても解けるとは思えないほど、複雑な問題@@
作成者の強い自信と思いが込められているのが伝わりますー。

算額ができて、天文学ができないと作ることができなかった「暦」。

今年23年度の暦を買って帰ってきました^^
結構いい年かも~~

ついで・・
今年の箱根駅伝で優勝した早稲田大学の陸上部の子たちも必勝祈願していたとのことで
祝!早稲田大学 が貼られていました。

 
 
 

大雪-新記録

 

昨日からの大雪で会津では大雪新記録を達成。
過去最高は93cmだそうですが、昨日からの一晩で94cmだそう。
おめでたくはないけど、
この大雪に向き合ってる人たちとしては
「記録更新に納得」という感じです。

今まで会津若松で見たことがないほどの車の屋根の雪。

ちなみに、裏磐梯に10年通っていた私としては
あまりびっくりしないのですが
若松市内の人たちにとっては数十年ぶりの大雪です。

フェンスは1m30cmほど。
空き地の雪はぎりぎりまで積もっています。

これは車。

昨日2回も雪を片づけたのに、まったく無意味状態。

雪を片づけている人たちもお疲れ気味。

でも青空がきれいですね~という会話で
写メを撮ったり、けっこう和やかです。

会津若松では国道で立ち往生した車が続出したり、
運転をあきらめて歩いて帰った人がいたり、
除雪が間に合わなくて2車線が1車線になっていたりと
交通網が乱れています。
お越しの際にはお気をつけて!

 
 
 

大雪はコミュニケーション

 

ホワイトクリスマスを通り越して
真っ白な会津です。

昨日の夜はまだ1cm~2cmくらいだったのが
朝起きたら一面の銀世界!

写真は朝9時前後の様子。
30cmくらい積もっています。

夜中から出動してくださった除雪車のおかげで主要道路は
ちゃんと車で走れます^^

朝からの雪はやむことなく降り続け・・
午後にはさらに倍増。

バス停の半分にもなってます。

木々にも雪がつもり重そうです。

こういう気候の時は視界から色がなくなります。
「ホワイト」×「グレー」がすべてになり、
秋の赤や黄色が幻想だったそうな感じにさせられます。

でも、私的には嫌いじゃないです^^

雪をみなれない人がみると喜ぶ「車のゆきだるま」

雪国の住民としてはこれが一番やっかいです。

屋根の雪をおろすと車の周りに落ちて
山積みの雪をどけないと車が出せない。
通常で一台20~30分かかる作業ですね。

大雪になると思うことがありました。

普段は挨拶程度しかしない人と会話が増える、です。

今日も「ひどい雪ですね~」から始まり、
「敷地内の除雪車きたんでしょうか?」
「さっき、きましたけど・・。きれいじゃないですね」
「これで来たんですか~泣」

「さっき、入口ではまっていた車がいたので気をつけて出てくださいね~」

「除雪手伝いますよ!」

「明日まで降りそうですよねえ」

「これからお出掛けですか~?」

などなど。

除雪をしている時にご近所さんと会話します。

田舎は車社会なので
人に接する時間が意外に少ないのですが、
雪はコミュニケーションにすごく役立ってると思います。

大雪も、地域交流には悪くない!

大雪の中でも子どもたちは元気です!

そして
夜はさらに幻想的です。

ほっこりした雪がぜ~んぶを包んでくれている雪国の風景です。

 
 
 

ふくしま8字プロジェクト-ベース会議

 

平成24年度に福島県では観光大型キャンペーンが行われます。

その受入ベースを作るため、ひろーい福島を8字を描くようにつなぐ
「ふくしま8字プロジェクト」が始動しました!

お客様が求めているものは何か?
福島の宿は今、何をすべきか?
お客様に選んでもらえる宿・福島の情報発信などを議論しました。

まず、決めたのは禁止ワード!

会議が止まるだけでなく、前向きに行動しようとする人までネガティブな雰囲気にしてしまうため
皆さんからの意見で
「無理・やれない(できない)・聞いてない(知らない)」
会議でこの発言をした人はバケツを持って30分起立!
もちろんその間に発言権はありません。

しかも~
このプロジェクトはすべて動画配信することになりました!

お客様のための熱い活動を発信していくのです。

そして、
これから募集するメンバーに求めるマインドは
「金はなくとも熱意はある!!!」

お客様のため、福島のために熱いマインドを持った宿を募集します!

次回はメンバー募集もふまえた全体会議を
1月11日 いわき市湯元温泉「こいと」で行います。
次回からネットで動画配信をしたいと思います!

 
 
 

坂下りんご-7人の小人たちのシードル試飲会

 

待ちに待ったシードルの試飲会!

場所は会津若松市「籠太」。
素材広場の幹事さんでもあります。

まずはご挨拶。
会議の時にはお会いしてますが、飲み会でははじめて。

いよいよ登場!会津坂下産のリンゴで作ったシードル。

りんご生産者の「会津りんご研究会」の方々も飲むのは初めてです。

ラベルはりんご研究会の7人が入ったオリジナル。
伊藤さんの原案です。

よーく冷やしたシードルが登場!

一つは「無ろ過」「無添加」(左側)
もう一つは「酸化防止剤入」「ろ過済」(右側)

透明感があるのはろ過済です。
雑実がなくすっきりした味。

無ろ過は透明感はないものの
リンゴの風味が残り、ほのかな甘みが口に広がります。

どちらもアルコール7℃。
本場のシードルは3度なので少し高めですが、
日本人の口に会う、少し辛口の出来上がりです。

ワイン工房の本田さんが一言。
「今年は夏の猛暑で、リンゴの出来が心配でした。
糖度は一番いいとは言えませんが上質のシードルができました!」

生モノ扱いのお酒造り。

だからこそ、生き物です。

お料理は馬肉のお鍋。
ヘルシーさが最近人気です。

更に、りんご農家の相良さんが特注した赤ワインも登場。

出来は「わかすぎるね~」と皆さんから 笑

でも、愛情がこもったいいワインです。

時間がたつごとにシードルの酔いも進み
笑い・笑解・会話がはずむ。

磐梯山温泉ホテルの金澤さんも参加し
さらに盛り上がる!盛り上がる!!

シードルは新しい取組みですが
農家さんとワイン工房、宿とのつながりも新しい取組みです。

さて!
これからどう化けるか?シードル!!

 
 
 

ねずみ小僧参上!りんご泥棒の巻き

 

今日はねずみ小僧の日!
今年はりんご泥棒を決行です。

実は、会津はリンゴの特産地。
100年もの歴史がある、リンゴ農家さんがいます。
特に会津盆地の西側(美里町・坂下町)では果物農家が多く
秋には山側に柿のオレンジ色が広がり、平地にはリンゴの赤が広がります。

そして何より会津のりんごは極上品。
りんご農家さんたちは個人からの注文だけで予約がいっぱいなほどです。
でも、加工品リンゴが残りかち。
もったいないですが、捨てるしかないのです。

今年はその加工品リンゴをねらいます!

「ねずみ小僧参上!」の予告状。

今年のねずみ小僧は本当の小僧軍団。



ねずみ小僧、活動開始!

最初は手が届く範囲で採っていましたが
届かなくなると脚立を使って効率よく。
最後にはリンゴの木に登るほどねずみ小僧は活発でした!

収穫したリンゴは加工品用といっても、生食用を一緒に木にならせて
「少し色が悪い」「鳥がつついた」「形が小さい」などが理由のもの。
もちろん食べても美味しいリンゴです。

TVの取材、新聞の取材など
ねずみ小僧も大忙し!

りんごを採りながら取材を受けていました。

収穫が終わったら「リンゴサイコー!!!」の言葉で解散。
今年も無事にねずみ小僧がおわりました。

採ったばかり(盗んだばかり)のリンゴを軽トラにつんで
素材広場の宿へ配送にまわりました。

軽トラに25CSも積んで会津若松を走るのは目立ちますねえ^^;

宿の搬入口へ。
今日採ったリンゴは料理やスイーツ、貸切リンゴ風呂などに活用されます。

さて、次は何をねらいましょう?!

 
 
 

東北学院大-講義

 

本日は仙台の東北学院大泉キャンパスで講義をさせていただきました。

泉キャンパスは2度目。
地域活性に意識の高い柳井先生の受講生たちです。

観光産業の中で宿の位置が重要であることや
地産地消の意義など、実体験でお話しさせていただきました。

みんな真剣なキラキラした目で聞いていて
「会津VS伊豆」の話しでは笑顔満載^^
こういうのって楽しいですねえ。
こんな機会をくださった柳井先生に感謝です!

地域づくりには若者は本当に必要です。
でも、最初から地域づくりしたい!と思って地方に残る人はわずか。
だからこそ、地域に交流人口の必要性を感じてくれる若者の仕事場が必要なのです。
やる気のある若者こそ地方に残ってほしいですね。

そんなきっかけをインターンシップで感じてもらえたら。

「きっかけは自分でつくるもの。
  きっかけは自分を変えるチャンス」です。

 
 
 

裏磐梯-特産品の料理教室

 

本日は久しぶりな裏磐梯でのお仕事。
10年も通っていた、とても愛着のあるエリアです。

集客に結び付けるような特産品メニューをみんなで考え、
その中で今回は「カボチャ」と「花嫁ささげ」が課題でした。

久しぶりの宿の方もいて、懐かしい再会と喜びつつ
料理教室の開始です。

花嫁ささげ。
裏磐梯の特産品です。

標高500m~600mでしかならないという赤と白の豆です。
白い花には白い豆がなり、赤い花には赤い(くろっぽい)豆がなります。
標高が低いと花は咲いても実がつかない、という高原ならではの豆。
紅白の美しい色から縁起物とされ、「花嫁ささげ」とよばれています。

まずは花嫁ささげのシフォンケーキ。
先生は裏磐梯のペンションの奥様です。

卵を割るとことから始める本格的な料理教室。
参加者は裏磐梯の宿の方や在住の村民の方。
男性もお菓子を作るの始めて!といいながらもがんばっていらっしゃいました。

生地をつくって、花嫁ささげをまぜて。

卵の白身でメレンゲを作り、シフォンケーキの生地作り。

シフォンケーキを焼く器に入れて焼きます。

もうひとつの主役。かぼちゃ。

シフォンケーキの次に取り組んだのはかぼちゃのワッフル。
先生は裏磐梯の民宿の奥様。

かぼちゃは皮つきのまま、小さめにカットしレンジで火を通します。

その後、味付けしながら生地作成。

ワッフルを作れるプレート登場!
これがすぐれ物!欲しくなりました^^;

焼いたてのワッフルは柔らかい~。

出来たてと冷めたものを比べました。

冷めても美味しいですが、出来立てを食べれるのは料理教室の魅力です!

カボチャを千切りにして炒めてサラダ作り!

カボチャを千切りにするだけでレパートリーが増えることを実感しました。

完成!

花嫁ささげとカボチャで13品もできました。

カボチャの色がきれい~

ワンプレートにしても華やかさが食欲をそそります。

出来たての花嫁ささげ入りシフォンケーキ、カボチャのワッフル、花嫁ささげのスープ、カボチャの洋風サラダ。

他にもカボチャの一夜漬け、二日漬け、カボチャあん、花嫁ささげ蒸しパン、カボチャのスコーンなど
アイディアいろいろ。

何よりいいのが、宿の方や地元の方が普段作っているものだということ!
やっぱり食べておいしいのが一番です。

試食しながら意見交換。

「旬を活かすか?通年を意識するか?」
観光産業では旬ですが、流通では通年を求められます。

参加者の意識はお客様のためのメニュー。

ということで、旬を活かす!をベースにすることになりました。

他にも、
「全国でも屈指の極上品であるジュンサイをもっと活用できないか」

「特産品は新商品より、地元の人が食べている文化の味」

「あけびが採れるんだけど・・」 (すごい!!!!)

など、すごい情報交換ができました。

天然のあけびはいいですねえ。

あけびで焼酎を作っている人や
皮まで活かしたメニューを作っている人など、いろいろ出ました。

こういう「特産品を活かした普段のもの」が観光には魅力なのです。

おまけ。

お昼まで頑張ってくれた地元っ子。

マフィンを持って「いいかお~^^」ってしてくれました。