宿の売店2

 

素材広場コーナーを設置してくださったお宿さんをまわってきました!
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まずは猪苗代町の「ヴィライナワシロ」
地産地消にいち早く取り組み、今では食材の90%以上が県産地という
料理人が注目している宿です。
今までも福島県産コーナーはありましたが、
今回の売店設置モデルを受けていただき、今まで以上に生産者の思いが伝わる売店に変わりました!
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野口英世の似顔絵を使った商品アプローチ。
明治学院大学の学生さんたちのアイディアです。
ただ売店にあるだけでは福島の食のよさは伝わりません。
作り手のこだわりとその食材を認めた宿の思いがあってこそ
福島を代表する素材になるのだと思います。
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続きまして、喜多方市の奥座敷「山形屋」
「一流の田舎」を目指す宿をコンセプトに、田舎らしいあたたかさやおもてなしを伝える宿です。
学生さんたちは「一流」と「田舎らしさ」をベースに、
今まで何もなかった棚にかやぶきをイメージしたディスプレイをしました。
目立つように墨字にしたコーナータイトルも学生さんの手書きです。
これはすごい!
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炭の多い山形屋の雰囲気を壊すことなく、売店のイメージアップができました!
商品を見せる工夫も細やかな配慮が感じられて、本当に福島の素材の中でもいいものだ、ということが
伝わってきます。
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続いては、磐梯熱海温泉の「ゆの宿楽山」
3畳ほどの小さな売店しかない宿ですが、
業界では有名な食材にこだわる宿です。
いままでも料理で使った食材や調味料がありました。
でも、今回はその素材の生産者も登場させての素材広場コーナーの設置です。
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こちらも宿の「和」の雰囲気を壊すことなく、商品が設置されました。
赤と木を貴重にしたディスプレイです。
生産者に合うことを大事にしている宿だから、売店に置くものも厳選しています。
小さいながらに充実した売店が完成しました!
どの売店も、作り手の思いをコメントにしたり、写真で表したりと
素材のよさを伝えたい学生さんたちの努力がみられます。
見た方は是非感想を教えてくださいね!

 
 
 

宿の売店 その1

 

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今日は宿の売店に素材広場の設置日でした。
設置宿はホテルグランデコ 湯のやど楽山 ヴィライナワシロ 熱塩温泉山形屋の4件。
明治学院大学のゼミ生たちが15名4チームにわかれて、宿のイメージにあわせて
店舗作りをしてくれたのです。
私はホテルグランデコチームと一緒に。
宿の売店がかわる!ということで福島TVさんの取材も入り、
学生さんたちも張り切っていました!
何もなかったコーナーに、壁は木の雰囲気のペーパーを貼り、
チームで作ったポップ類を設置していきます。
「何よりも、生産者の思いをお客さまへ伝えたい」というコンセプトのもと
商品の隣には生産者の顔写真とその思いを手書きし、額にいれるという工夫です。
学生さんたちが生産者にあったり直接電話でお話したりしたからこそ分かる商品の良さが伝わります。
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設置が終わってグランデコチームのみんなと福島TVの伊藤里奈さんと。
伊藤さんは設置前から終わりまでお付き合いしてくれました。
学生さんたちが工夫しながら進めていく様子に関心してくれていました~。
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グランデコの総支配人と売店担当の方と。
「手作り感のあるあたたかい雰囲気のコーナーができましたね」とお褒めいただきました。
売店コーナーの中でも、素材広場のコーナーだけ高級感のあるゆったりスペースで
さっそくお客様も手にとってくれたりして、ちょっと目立つコーナーです。
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宿のチェックアウトからチェックイン前までの時間で設置した1日かかりの設置でした!
夜はフルーツいしいさんのところでバーベキュー&報告会。
チームごとに工夫した点ややってみての感想などをのべて
今回の努力を称えました。
時間もない中でホントによくやってくれたと思います。
それも宿ごとのイメージにあわせる、という課題付きですから、大変だったと思います。
どこにもない宿の売店を作るために、力を貸してくれた明治学院大学の15名とその先生に感謝です!
みんなの話をきいていたら全チームの売店を見たくなったので明日はまわってきます

 
 
 

会津美里町 お米のスイーツ

 

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会津美里町で作っている発芽胚芽米がスイーツになりました!
健康志向の方々に今話題のギャバやビタミンB1を多く含む発芽胚芽米。
このお米で作った「お米のスイーツ」が実現したのです。
「グランドプリンスホテル赤坂でのベーカリーショップで販売しています。」という
会津美里町の方の情報です。
小麦粉に変わる米粉としてパンやスイーツに使われ始めた米粉ですが、
会津産で作っていただけると感無量!
見た目にも美味しそうです~。
見て、食べた方がいらっしゃれば感想お待ちしています!

 
 
 

会津地鶏 日本一に!

 

今日、会津若松のサブトラックで行われた
「焼き鳥の長さ日本一への挑戦」で
会津地鶏の焼き鳥が日本一になりました!
長さは20.85m。
すごいですね~ 20m超えてます!
イベント自体には参加できませんでしたが(だから写真もありまんが・・)
会津地鶏が日本一になったことは嬉しいこと!
まずはご報告です

 
 
 

桃ゼリー 会津の桃を伝えたい

 

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福島は果物王国と言われながら、加工品の数が圧倒的に少ないというデータがあります。
その中で桃のデザートの要望がたくさんあります。
桃はすぐに黒くなってしまい、デザートにするにはなかなか難しい。
そこで、西会津のくず菓子職人さんがくずとあわせた桃ゼリー作りにチャレンジしています。
「桃自体はすごくおいしい。そのまま食べるのが一番美味しいと思います。
でも、その美味しさを閉じ込めたジュースと、その桃を使って、くず菓子を作りたい。」
素材広場のために、何度もチャレンジしてくれて、やっと今年の夏に皆様にお届けできるようになりました!
桃の味がギュッと詰まったゼリーを凍らせてお届けします。
食べるときには3時間ほど解凍して。
すると、半解凍のシャキシャキした新しい食感が味わえます。
桃の甘さが口の中ですーっと広がるのは、素材の良さを活かしているから。
一度食べてほしいこの桃ゼリー。
4月19日から予約受付開始です^^

 
 
 

酵母牛

 

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今日は岳温泉のすぐ近くにある國分農場へおじゃましました。
この牧場は「安心・安全な牛作り」を目指し、数年前から努力している農場です。
酵母牛ってなに?というとのQ&Aシートをいただきました。
Q1 なぜ「酵母牛」っていうの?
A1 食品循環資源「米ぬか・規格外の食パンやうどんなど)を「酵母発酵」した飼料を食べていることから「酵母牛」という名前をつけました
Q2 どんな酵母をつかっているの?
A2 日本酒の酵母を使っています。酵母発酵するとビタミン・ミネラルの消化吸収や香りがよくなるので牛が好んで食べます。
Q3 l酵母牛のおいしさの秘密は?
A3 微生物の働きで、牛の腸内細菌が安定し消化吸収がよくなります。
   そのため肉質は、アクや臭みが少なく柔らかくなりおいしいのです。
Q4 酵母牛をおいしく食べるコツは?
A4 食用油・加熱は控えめに。酵母牛の美味しさをお楽しみください。
美味しさの秘密は餌にある酵母牛です。

 
 
 

4月になりました

 

新年度になり、新しい会員さん4件を迎えました~
お宿さん3件と、お漬物やさん1件です。
素材広場のサイトもネット販売に向けて、すこーしずつ変えています。
http://www.sozaihiroba.net/
まずは、今月発行の素材広場別冊(会員宿に泊まった方向けの素材カタログ)の完成にむけて
格闘中です。
宿に泊まらないけどほしいという方はご連絡ください。
出来上がりましたらお送りいたします。

 
 
 

昔ながらのお酢 大田酢店

 

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「今の日本で唯一、昔ながらの作り方をしている」と言われる大田酢店のお酢。
どうして「唯一」と言われるのでしょうか??
もともとお酢は日本酒と同じように酒造りから始まります。
酒にしてから乳酸菌により発酵させ、お酢を作るのです。
今ではアルコールが売っていますので、お酢作りにはここまで手をかけることは少なくなったそうです。でも大田酢店では今でも農家さんから米を買い、酒を造り、お酢作りしているのです。
ここまで昔ながらの作り方を頑なに守っているのは大田酢店だけだろう、ということです。
お酢は「肝臓に良い」といわれます。
昔ながらの作り方で今でも「ポン酢」や「三倍酢」を作り、オリジナルの「食彩酢」は使った人から料理が断然美味しくなったと言われます。
肝臓にいいだけでなく、料理を支える役割であるべき、というのが大田酢店の社長の考え。
4月の素材広場カタログで、セット販売できることになりました!
一度食べたらお酢の概念が変わりますよ~~~

 
 
 

お客様の声-岳温泉にて

 

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岳温泉の「歩く」と「温泉」を活かす取組にて、モニター宿泊客の方と意見交換をしました。
岳温泉をよくするため、という趣旨ですが、お宿様にとって大事なことがたくさんありましたので
一部をご紹介します。
食材について
「スーパーで売っているような野菜がいっぱい使われているのは興ざめ」
「同じ食材でもこだわりがあるなら、ちゃんとつたえてほしい」
「メニューに産地を書くのは、今やあたりまえ」
「部屋に今日のメニューをいれてほしい」
「仲居さんの説明はあったほうがいいけど、長いのは覚えていられない」
食事への希望として
「産地を書くのは当たり前。生産者の素材だったり、土地の特産品だったりしたなら
最初に教えてほしい。」
「雑誌やホームページでもっと詳しく書いてほしい」
現在の食への意識の高さを裏付ける意見ばかりです。
メニュー表より産地。
産地だけでなく、生産者。
生産者のこだわりもほしい。
書かないことが隠していることになる時代です。
まず、扱っている素材のこだわりを知ることが大事ですね!

 
 
 

川俣シャモ 地鶏鍋が美味しい!

 

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地鶏、と一言で言っても、日本で認定されているのは17種類。
その一つが福島県川俣町の「川俣シャモ」です。
卵をとることから始まり、雛に育て、子供時期から若鳥まで大事に育てられます。
その川俣シャモで作った鍋用の団子があります。
山形屋さんで、その川俣シャモの地鶏団子が登場しました~!
お野菜の味もほのかに、川俣シャモの歯ごたえが味わえます。
スープは山形屋さんのオリジナル。
川俣シャモのスープならもっと味わい深いかも^^
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今回は山形屋さんが月に一度行っている経営者アカデミーでの試食会です。
この試食会で評価が高かった一品が翌月お客様のメニューに登場するのです。
川俣シャモの地鶏鍋は4月のメニューに登場することになりました!
熱塩温泉と川俣シャモはどちらも福島代表ですね