お客様の声-岳温泉にて
投稿者: Yokota-2008/03/23-なんでも日記
岳温泉の「歩く」と「温泉」を活かす取組にて、モニター宿泊客の方と意見交換をしました。
岳温泉をよくするため、という趣旨ですが、お宿様にとって大事なことがたくさんありましたので
一部をご紹介します。
食材について
「スーパーで売っているような野菜がいっぱい使われているのは興ざめ」
「同じ食材でもこだわりがあるなら、ちゃんとつたえてほしい」
「メニューに産地を書くのは、今やあたりまえ」
「部屋に今日のメニューをいれてほしい」
「仲居さんの説明はあったほうがいいけど、長いのは覚えていられない」
食事への希望として
「産地を書くのは当たり前。生産者の素材だったり、土地の特産品だったりしたなら
最初に教えてほしい。」
「雑誌やホームページでもっと詳しく書いてほしい」
現在の食への意識の高さを裏付ける意見ばかりです。
メニュー表より産地。
産地だけでなく、生産者。
生産者のこだわりもほしい。
書かないことが隠していることになる時代です。
まず、扱っている素材のこだわりを知ることが大事ですね!
川俣シャモ 地鶏鍋が美味しい!
投稿者: Yokota-2008/03/21-生産者突撃日記
地鶏、と一言で言っても、日本で認定されているのは17種類。
その一つが福島県川俣町の「川俣シャモ」です。
卵をとることから始まり、雛に育て、子供時期から若鳥まで大事に育てられます。
その川俣シャモで作った鍋用の団子があります。
山形屋さんで、その川俣シャモの地鶏団子が登場しました~!
お野菜の味もほのかに、川俣シャモの歯ごたえが味わえます。
スープは山形屋さんのオリジナル。
川俣シャモのスープならもっと味わい深いかも^^
今回は山形屋さんが月に一度行っている経営者アカデミーでの試食会です。
この試食会で評価が高かった一品が翌月お客様のメニューに登場するのです。
川俣シャモの地鶏鍋は4月のメニューに登場することになりました!
熱塩温泉と川俣シャモはどちらも福島代表ですね
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高知県 産地に近い県
投稿者: Yokota-2008/03/15-なんでも日記
観光集客の仕事で訪れている高知県にて。
大間のマグロの火付け役の1人「島さん」と
注目の直島 ベネッセコーポレーション直島取締「笠原さん」にて
観光集客までの取組をお話いただきました。
場所は大正町市場近くの西岡酒造さん。
高知では有名な酒蔵さんの隠れ座敷にて、40名近くの方々が参加しました。
島さんのお国訛りによる大間の自慢と影の苦労話。
笠原さんには直島の変貌について。
個人の取組と企業としての役割という2局面ですが、意外に共通点も多く
参加者全員が引き込まれました。
翌日は、高知県を代表するカツオの市場「大正町市場」にて朝食。
今朝の水揚げカツオ・マグロを手際よくさばきます。
これぞ職人技!!
でも、仕入れるときに見た外見だけではわからない身の良さ・悪さがあるそうです。
一匹に1個しかない珍味「レバー」「心臓」
新鮮だから色がきれい!
魚屋さんでは、水揚げした漁師さんに「どこの領域で仕入れたか」「どんな獲り方をしたか」を
聞いてからセリに参加するそうです。
現場を知る人、素材をさばく人の連携作業で今日の仕入れは動くのです。
これは海の漁師と直接話ができる魚屋さんの特権。
すこーし前の日本では当たり前の光景だったのですが、
今の日本では稀なことですね。
西会津は味噌ラーメンの町
投稿者: Yokota-2008/03/03-なんでも日記
福島県の中で、新潟県境に近いところに西会津町があります。
100歳へのチャレンジとして、ミネラル野菜作りをし、町のおじいちゃんやおばあちゃんの成人病比率を下げた町としても有名な町です。
この町、実は味噌ラーメンが美味しいところ。
その味噌ラーメンを観光に活かすことになり、その事業に関わることになりました。
取材をしてわかった「西会津の味噌ラーメン」の特徴。
タンメン?と思うほど「野菜が多い」。
モヤシ・人参・玉ねぎなど、お店によって入る野菜は変われど、麺が見えないほどたっぷりの野菜がのっているのは一緒。
お肉は「豚挽肉」を使っていること。
そしてその野菜と肉を「スープで煮込んである」こと。
軽く炒めてスープで煮込むことで野菜炒めを乗せたとは違う深い味に出会えます。
どのお店も甘めなんです。
でも、この味が癖になる感じ。
今月末には西会津代表の大山ドライブイン・若草食堂・えちご家・同気の4件を紹介するホームページもできます。
ラーメン好きの人はこの味噌ラーメン、見逃さないでくださいね!
福島を語れる酒蔵 金寶酒造
投稿者: Yokota-2008/02/19-福島のマメ知識
今日は金寶酒造さんにお伺いしました。
金寶さんといえば、福島一の老舗酒蔵。
あと、3年で創業300年という歴史を持っています。
農家さんと一緒になった酒米つくりにもいち早く取り組みました。
そのきっかけを作った現在の社長さんが今でも美味しい酒つくりに取り組んでいます。
ちょうど仕込んだ酒が出来上がる時期です。
酵母の発酵する音は静かなお酒のささやきです。
美味しくなるために1分1秒を過ごしているのです。
酒母室や発酵室はひとつずつ香りが違います。
一通り案内していただいたところで、今年から実質的に指揮を執っている副杜氏に出会いました。
酒造りは杜氏の技にかかっているところが多いので、重要な人なのです。
今年のお酒も福島を代表する酒蔵では今日も真剣な酒つくりをしています。
ダッシュ村 村長がやってきた
投稿者: Yokota-2008/02/14-なんでも日記
鉄腕ダッシュのダッシュ村アヒル村長がやってきました!
2月9日 四万十また旅プロジェクト(高知県)の勉強会に
鉄腕ダッシュでダッシュ村を仕掛けた今村プロデューサーが来て下さいました。
始めるときは誰もが反対したそうです。
「農業をみせてもおもしろくない」
でも、いまではその存在価値が高く評価されていますね
「ダッシュ村は、全部自分たちで作ってみようと思ったんです。
米を作り野菜を作り、実のったものを自分たちで調理し食べる。
ヤギを飼い、水を掘り、家を作る。
昔の人が当たり前にしていたこと。
お年よりはすごい知識を持っているんです。
それを伝えたかった。」
実際に始めてみると、TOKIOがはまり、スタッフもはまったという。
そして教えてくれるおじいちゃんを尊敬するようになった。
「今の日本にかけているもの。
それがダッシュ村でわかると思うんです。」と今村さん。
ダッシュ村には40台のカメラが設置され、通年作動しているそうです。
これは野菜の生長を記録するため。
「稲が花を持つことなんて、今の都会の人は知らないから。
放送したら驚かれましたね」
テレビだからできること。
今回の勉強会は「しかけ」についてでした。
業界の裏話や放送するときのポイントなどを交えて
人の心に残る作品について教えていただいきました。
ワークショップ方式で、いい質問をした人に村長プレゼント!(3匹いました)
一匹いただきました~~!
村長をみたら今村さんを思い出します(笑)
豆腐味噌
投稿者: Yokota-2008/02/12-福島のマメ知識
今日は南相馬市の漬物やさんに行ってきました。
ここでいただいた「豆腐味噌」が美味しかったんです。
聞くと、福島県産大豆を使い、近くのお豆腐やさんに頼んで作ってもらう専用豆腐を
5ヶ月ほど味噌に漬け込むそう。
その味噌も、地元に根づく仙台味噌。
まさに福島の味。
あの野崎さんがダンチュで「福島のお土産にお薦め」とコメントしたことから
大人気になりました。
食べると味噌味というより塩味。
口の中でまったりととろけるクリーミーさ。
お酒のつまみにピッタリです。
21日の商談会でみなさんに食べてもらいたいと思います。
福島唯一の黒豚は美味しさも一番
投稿者: 素材広場-2008/02/01-生産者突撃日記
先日のふくしま商談会ですごく美味しいベーコンをいただいたノーベルさんにお伺いしました。
対応していただいたのは職人であり、営業もこなすN店長。
「黒豚は美味しいんですが、育てるのが難しいんです。
うちでは夢味ポークという黒豚を育てることに成功している、
福島県で唯一の養豚場なんです」
買うときから選定し、駄目な豚は返すという徹底ぶり。
育てている時は愛情たっぷりに元気に育てているそうです。
「お店ではハムやベーコンを作っています。
燻製の機械ではなく、桜の原木を焼きながら作るので作業中は離れられません」
豚にとことんこだわるから、美味しさを追求して今のスタイルを守っているのです。
お店には生肉もあります。
ベーコンを買ってきましたが、豚の旨味が凝縮された味。
ベーコンってこれほどまでに美味しくなるのかと驚きました。
また福島を代表する味を発見です
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いいもの探し中
投稿者: Yokota-2008/01/31-なんでも日記
今日は明治学院大学のKちゃん、Mちゃん、Kくんが取材同行してくれました。
経済の動きを見て、素材の現場と商品ができるまで、そのあとの商品の流れを勉強しています。
東京を夜行バスに乗ってきて、乗り継ぎしながら朝8時に会津若松駅に到着。
電車なら4時間かからないのに、長旅で来てくれました。
本日の予定は喜多方のダイゴ農園で新商品の打ち合わせ。
そのあとは熱塩温泉山形屋さんで、素材広場の打ち合わせ。
喜多方ラーメンを食べてから
坂下町のこだわりジャムの方のところへご訪問。
夕方に北会津町の農家さんにおじゃましました。
写真は北会津の農家さんで。
大事に育てたお米のお話を聞いたあとでです。
説明を聞いてから、試食をするとすごく美味しい!
こういう若い子が生産者に会って感動してくれるんです。
ちゃんと物作りをしている生産者はすごい!
西会津の生産者に会いに行く
投稿者: Yokota-2008/01/30-宿と生産者の交流
今回の交流会は椎茸をわが子のように育てているキノコハウスと
西会津の伝統を守っている炭焼き車麩の丸十さんに宿の方々とお伺いしました。
どちらも普通は見れない場所ですが
素材広場の交流会ということで、特別に対応していただきました。
キノコハウスでは、冬は旬の椎茸をみて、農薬を一切使わない栽培方法をお勉強。
「椎茸は夏椎茸と冬椎茸があるんです。
旬は冬なんです。」というキノコママ。
CDサイズの「ずねえしいたけ」ができるのも冬限定です。
お昼は徳沢駅前の山形屋さん。
キノコハウスの椎茸料理3品に、西会津の伝統車麩料理、アレンジ料理など。
満腹以上の満足をいただきました
午後は車麩の製造様子を見学。
人の技を使って焼き上げる車麩。
すごいの一言です。
参加者はホテルグランデコ、ヴィライナワシロ、湯のやど楽山。
商品開発の先生も混ざっての現場で交流会です。
焼き立てを食べることができました。
まるでフランスパンのような、周りはカリッと中はしっとり。
10分で水分を吸ってしまって食べるなら焼きたて!ということでいただきましたが
美味しいんですよ~~~
ふくしまテレビの原田さんとキノコハウスのキノコママと一緒に。
今回はテレビ取材も入りました!
放送は2月2日の夕方5時55分~だそうです。
現場に行くことで商品価値を見直すことができました。
商品偽造や食への配慮が重視される今だからこそ
生産者のところへ行くことが大事ですね