四万十の取材旅
投稿者: Yokota-2008/06/06-なんでも日記
「最後の清流」といわれる四万十川。
ここには今でも漁師がいて、四万十川の川エビや鮎、鰻をとることを仕事にしています。
でも、その漁師以外にも、川の恵みを食卓に乗せる四万十川流域の人が多いこと!
これがもともとの日本の姿なんだと感じます。
高知県の自給率は46%ほどのようですが、
四万十川州域の人たちの自給率はもっと高いと思います。
JAなどに出さずに、自分たちが食べるものを作り、旬のものは山から採って来る。川から捕ってくる。
旬のものを無理せずに食べる。
これって一番うらやましい環境ですよね。
今回のガイドブック作成の取材でも改めて感じました。
森があって、川がある。
森と川があるから人が生活できる。
川が豊かだから海も豊か。
だから高知の海にはクジラもカツオも元気に泳ぐ。
今の日本が見習わなければいけない日本があります。
夜はのんびりと雲の上から山々を見下ろしながら地酒をいただきました。
メニューはもちろん四万十川の恵みと周辺の素材たち。
今の日本事情としてはなんとも贅沢な地元ならではの食材ばかりです。
福島も福島ならではを伝えたいですね
awa心水が「モンドセレクション」で大金賞!
投稿者: Yokota-2008/06/05-生産者突撃日記
日本時間で4日のこと。
世界が「食品オリンピック」ということもある、権威ある食品品評会の「モンドセレクション」で
会津心水が大金賞をとりました!
モンドセレクションは1961年ベルギー政府とECが共同して、菓子を中心とした食品の品質向上を目的として始まりましたが、いまではお菓子以外にもお酒や食品、ドリンク、穀物なども審査対象とされています。
審査基準としては、衛生、味覚、包装、原材料などの項目。
それぞれを点数化しており、総合得点に応じて大金賞、金、銀、銅賞が授与されることになります。
この審査結果、会津心水が大金賞を獲得したのです。
100点中95点以上取らないと獲得できない大金賞。
すごいですよね!
これから会津心水が注目されるのは間違いありません。
福島としても嬉しい受賞になりました。
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6月はホテルグランデコへ
投稿者: Yokota-2008/06/01-地産地消のお宿
春遅い裏磐梯のホテルグランデコも新緑の季節を迎えました。
今月半ばには、ヒメタケ採りの人たちでにぎわうことでしょう。
そのホテルグランデコから、とってもお得な宿泊優待券をいただきました。
6月限定の特別プラン。
泊まりたい~!という方は素材広場までご連絡ください。
枚数も限られてますのでお早めに!
宿の撮影
投稿者: Yokota-2008/05/28-なんでも日記
本日は温泉宿のHPリニューアルにともなう館内撮影でした。
料理に、お部屋、お風呂など・・。
宿は最先端の「癒しの場」ですが
どのようにお客様をもてなそうとしているのか、
事前に知っていただくことが大事になりました。
その中でも写真は重要ポイントですね。
撮影用の料理をすこーしいただきました(料理長の許可済み 笑)
役得な1日でした~
会津高田梅の収穫体験
投稿者: Yokota-2008/05/27-福島のマメ知識
今年も会津美里町の農政課の方から高田梅の収穫&梅酒作り体験のお誘いがきました!
高田梅収穫・梅酒づくり体験
【時 期】 6月23日 午後1時30分~
【場 所】 会津美里町農業体験学習館
(福島県大沼郡会津美里町荻窪字上野187番地)
【定 員】 4名~10人以内
【費 用】
高田梅収穫体験 1時間~2時間程度 3,000円(高田梅買取料金 3kg)
梅酒作り体験 1時間程度 2,000円(瓶・リキュウール類・氷砂糖等)
合 計 5,000円
※ 梅酒用の瓶、リキュール、氷砂糖等を持参する場合は、高田梅代のみとします。
【内 容】 会津高田梅を収穫し、梅酒(約4ℓ)に加工して持ち帰る。
【旅行行程】 現地集合⇒高田梅の収穫⇒梅酒の漬け込み⇒解散
【そ の 他】 作業のできる服装でお越しください。
素材広場でも受付しますのでご連絡ください。
高田梅は日本で一番大きな梅です。
地元では梅酒にしたり梅漬けにします。
採っただけでなく、おばあちゃん直伝の梅酒作りはこの体験がお薦め!
私も参加します^^
↓↓昨年の収穫体験の写真です↓↓
会津の牛乳
投稿者: Yokota-2008/05/25-生産者突撃日記
高知の方々と現場見学第二段。
会津の酪農家の牛乳だけを扱う会津中央乳業へ行きました。
女の子の絵が目印の牛乳屋さんです
二階から工場の中を見ることができます。
ちょうど学校給食用の小さな牛乳パックのラインが動いていました。
「市町村合併で、うちの牛乳を扱う地域枠が広がったのです。
先生をいれても20人しかいないような小さな学校にも運んでます。
すごく大変ですが、その子たちが大きくなった時に
うちの牛乳を懐かしく飲んでくれるといいな、と思ってがんばってます」
子供のころの給食の記憶に牛乳はつき物ですよね。
こんな丁寧に作った牛乳で育った会津の子供たち。
ずっと会津の牛乳を飲んでほしいなあ。
商談会の翌日にお伺いしたので
牛乳の殺菌方法などは商談会で事前に説明を受けていました。
プレスでの殺菌の仕方。
フィルターでの生乳濃縮の仕方。
「昔は絞ったばかりの生乳を鍋で沸かして飲んでいたのです。
沸騰させない温度でゆっくりじっくりと。
その味が牛乳では一番おいしいといわれているんです。
だからその味に近づけるために、べこの乳では85度で15分殺菌という
パスチライズド殺菌をしているのです。」
手間はかかっても美味しい牛乳を作りたい、という思いが伝わりますね。
前日の商談会で初めてお会いした高知の方々と中央乳業のNさんですが、
その日の夜は飲み会ですっかり仲良し(笑)
会津中央乳業の大ファンが増えました~^^
ちょうど牛乳を運んできたので見学。
「うちは酪農家さんから直接運んでもらえるシステムなんです。
だから雑菌数がすごく少ない。
このおかげもあって美味しい牛乳ができるんです。
でも一番なのは酪農家さんの毎日の努力のおかげですね」
酪農家さんあっての会津中央乳業の牛乳。
近いうちに酪農家さんの見学に行く予定です!
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会津の桃
投稿者: Yokota-2008/05/24-生産者突撃日記
地元の人が「桃のことなら石井さん」という
フルーツいしいの石井さんの畑に行ってきました。
今回は高知の方々をお迎えしていて
畑の見学です。
「桃は福島の特産品です。
でも手間がかかるので会津で作っている人は少ないですね。
会津は盆地であり、温暖の差があるので果物や野菜の栽培には最適なのです。
桃を作らなくてもりんごも美味しくできますし、ブドウも美味しい。
特産品の会津身不知柿もある。
桃は手間がかかるので環境がいい会津ではあまり作る人がいないのです」
という石井さん。
畑に入ると桃について、りんごについて
熱く語る石井さんです。
5月下旬の桃です。
まだまだ小さいですが、これが立派な桃に成長するのです。
「畑にはいると木の生長がわかる」という石井さん。
冬に雪の影響で折れてしまった木が多い畑では
「苦しんでいるような圧迫感があるでしょう」
折れた木々が痛々しいからでしょうか。
木に元気がないように感じるのです。
別な畑では
「ここの木は元気なので清々しいでしょう」
木々の感覚が広いので青空も見えてとても爽快な畑です。
こんなふうに木を大切にするから
美味しい実が育つのですね。
他にもたくさん「葉」のことや「実」のことを教えていただきました。
7月中旬になる桃が楽しみです
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酵母牛と循環サイクルを見学
投稿者: Yokota-2008/05/22-生産者突撃日記
5月21日 酵母牛の國分農場に行ってきました。
対応していただいたのは社長です。
現在、國分農場で育てている牛は900頭ほどになりました。
メスだけに限定して、酒の酵母菌を使った醗酵飼料を食べて育っています。
あだたら高原酵母牛は岳温泉の旅館だけでなく、福島県内の宿からも注目されるようになりました。
社長からのお話。
「今は900頭ほどに増えました。
メスの方が優しくて、肉質もいいんです。だから酵母牛は全部メスだけなんですよ」
牛の中でも上下関係があるそうですが
牛舎のスペースをゆったりしているので戦いはないそうです。
子牛の牛舎です。
以前はミルクを飲むほどの子牛から育てていましたが、
子牛は風邪に引きやすく、特に冬は大変だそうで
今はミルクを卒業したくらいの子牛を飼ってきて育てているそうです。
牛の耳にはとレーサビリティーのための番号がついています。
生まれた時に付けられ、売られるときも病死したときもこの番号がないと
牛は売買はおろか処理もできないそうです。
しかし・・・すごいアングルの写真です^^;
國分農場の牛は人懐こいので、すごく近くまで寄ってくるんですよ(笑)
続いて敷地内にある循環サイクルの「コクブ式循環サイクル」を見学しました。
酵母牛の餌は規格外の食品や企業からでた廃棄処分の食品に
酒酵母を醗酵させた飼料を食べさせています。
そこへ藁やふすまを混ぜているのです。
酵母発酵は牛の胃腸にも優しく、肉質にもよい影響を与えているのです。
國分農場の最先端システムが残飯を有機肥料にするシステム。
近くの岳温泉の残飯を初め、契約企業からの残飯が毎日運ばれてきます。
それを数週間かけて肥料にしているのです。
できあがった肥料は地元の有機栽培をしている農家さんが使っていて
その肥料で育った野菜が岳温泉の料理に使われているのです。
國分農場がなければできないこの循環サイクル。
全国から視察者がたえないということも納得です。
今回は川俣シャモを見た後に見学しました。
参加された皆さんも素材の現場を知って勉強になったということです。
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福島 地産地消のための商談会
投稿者: Yokota-2008/05/22-宿と生産者の交流
5月21日
素材広場の会員様による商談会を行いました。
場所は岳温泉の櫟平ホテル
今回の参加宿は、ホテルグランデコ、湯のやど楽山、ヴィライナワシロ、
双葉旅館、裏磐梯猫魔ホテル、櫟平ホテル さんです。
生産者は20分の持ち時間でプレゼンしました^^
櫟平ホテルさんの地産地消でのランチメニュー。
かごに入ってかわいらしい演出がいいですね~
メニューは
○えごま豚のシャブシャブ春キャベツまき 旬の野菜巻き
独活(伊達産) アスパラ(会津産) 三つ葉(矢吹産)
○椎茸射込み万頭
ジャンボ椎茸(相馬産) 会津地鶏の挽肉(三島産)
○馬刺し
会津坂下産
○会津地鶏のスープ仕立て新茶茶碗蒸し
ほうれんそう(白河産) 新じゃが(郡山産)
○メヒカリのけんちん包み焼き
豆腐(二本松) メヒカリ(いわき産)
○山菜そばといなり巻寿司
わらび・筍・ウルイ・独活(二本松産)
蕎麦(磐梯町産) 米(三穂田町産)
○桃のムース
ほとんどが福島の素材でそろえていただきました。
かわいらしい一品一品に見ても楽しいメニューでした。
どれも美味しかったです!
メインの午後の商談会ですが・・・
デジカメの電池がなくなってしまいました~(泣)
でも生産者のプレゼンで宿の方たちは素材のよさが分かりました!
川俣シャモの貴重な味
投稿者: Yokota-2008/05/20-生産者突撃日記
現場をみた後は、川俣シャモのランチです。
場所は川俣町のスーパー3階にある「レストラン えん屋」
お昼時間ということもあって、地元の人たちでにぎわってました。
専務がお店の人に
「これも切って出して」と手渡し。
さすが、こんなこと地元人である専務でしかできません(笑)
なにかとお聞きしたら「川俣シャモのレバーと手羽先」
レバーは特に、買い手が決まってしまっているのでほとんど手に入らない貴重品だそうです。
最初に登場したのがさっきのレバーと手羽先。
これがすごく美味しい!
レバーとは思えないまったりとした臭みのまったくない濃厚さ。
手羽先も燻製にしてあるのですが、香りが強すぎず、旨味を凝縮した美味しさです。
レバーにはちょっとはまってしまいました(笑)
本日のメイン「親子丼」の登場!
ずっと食べたかったんです!
東京の親子丼で有名な「たまひで」さんでも使っている川俣シャモ。
その川俣シャモのムネ肉とモモ肉が半々に入った贅沢な食感が味わえるのです。
卵も地元のこだわり卵。
口に入れると卵の濃厚な中に、シャモ肉のしっかりした歯ごたえがあります。
思い出したらすごく食べたくなった!(笑)
親子丼のお膳についてくる「ササミの天ぷら」
そうそう、親子丼を食べる前にこちらを食べることをお薦めされました。
なぜかというと、親子丼の後だとあっさりに感じてしまうから。
このササミ、すごくジューシーなんです。
とてもササミとは思えないほど肉汁が出ます。
それだけ質がよく、旨味がつまっているのですよ。
ササミの天ぷらを食べてから、思う存分親子丼を食べました!
支配人が頼んだ「川俣シャモの唐揚げラーメン」
川俣シャモのガラスープが元のラーメンです
味は「あっさりした上品さ」だそうです。
唐揚げはしっかりした味わいで、ラーメンにもあうそうですよ
このお店、専務が連れてきてくださっただけのことがあり、
川俣シャモの料理が美味しい!
メニューも驚くほどたくさんのシャモ料理があります。
中には「川俣シャモの丸焼き」なんてのも・・
値段もお手頃ですし、親子丼が食べたくなったらこのお店お薦めです!
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