awa心水が「モンドセレクション」で大金賞!

 

sinsui1.jpg
日本時間で4日のこと。
世界が「食品オリンピック」ということもある、権威ある食品品評会の「モンドセレクション」で
会津心水が大金賞をとりました!
モンドセレクションは1961年ベルギー政府とECが共同して、菓子を中心とした食品の品質向上を目的として始まりましたが、いまではお菓子以外にもお酒や食品、ドリンク、穀物なども審査対象とされています。
審査基準としては、衛生、味覚、包装、原材料などの項目。
それぞれを点数化しており、総合得点に応じて大金賞、金、銀、銅賞が授与されることになります。
この審査結果、会津心水が大金賞を獲得したのです。
100点中95点以上取らないと獲得できない大金賞。
すごいですよね!
これから会津心水が注目されるのは間違いありません。
福島としても嬉しい受賞になりました。

 
 
 

6月はホテルグランデコへ

 

deko6-2.jpg
春遅い裏磐梯のホテルグランデコも新緑の季節を迎えました。
今月半ばには、ヒメタケ採りの人たちでにぎわうことでしょう。
そのホテルグランデコから、とってもお得な宿泊優待券をいただきました。
6月限定の特別プラン。
泊まりたい~!という方は素材広場までご連絡ください。
枚数も限られてますのでお早めに!

 
 
 

宿の撮影

 

5-28.jpg
本日は温泉宿のHPリニューアルにともなう館内撮影でした。
料理に、お部屋、お風呂など・・。
宿は最先端の「癒しの場」ですが
どのようにお客様をもてなそうとしているのか、
事前に知っていただくことが大事になりました。
その中でも写真は重要ポイントですね。
撮影用の料理をすこーしいただきました(料理長の許可済み 笑)
役得な1日でした~

 
 
 

会津高田梅の収穫体験

 

今年も会津美里町の農政課の方から高田梅の収穫&梅酒作り体験のお誘いがきました!
高田梅収穫・梅酒づくり体験
【時  期】  6月23日 午後1時30分~
【場  所】  会津美里町農業体験学習館
        (福島県大沼郡会津美里町荻窪字上野187番地)
【定  員】  4名~10人以内
【費  用】
高田梅収穫体験 1時間~2時間程度 3,000円(高田梅買取料金 3kg)
梅酒作り体験  1時間程度     2,000円(瓶・リキュウール類・氷砂糖等)
合 計               5,000円
   ※ 梅酒用の瓶、リキュール、氷砂糖等を持参する場合は、高田梅代のみとします。
【内  容】  会津高田梅を収穫し、梅酒(約4ℓ)に加工して持ち帰る。
【旅行行程】  現地集合⇒高田梅の収穫⇒梅酒の漬け込み⇒解散
【そ の 他】  作業のできる服装でお越しください。
素材広場でも受付しますのでご連絡ください。
高田梅は日本で一番大きな梅です。
地元では梅酒にしたり梅漬けにします。
採っただけでなく、おばあちゃん直伝の梅酒作りはこの体験がお薦め!
私も参加します^^
↓↓昨年の収穫体験の写真です↓↓
ume1.jpgume1-1.jpg
ume1-2.jpgume1-3.jpg

 
 
 

会津の牛乳

 

cyuou5-1.jpg
高知の方々と現場見学第二段。
会津の酪農家の牛乳だけを扱う会津中央乳業へ行きました。
女の子の絵が目印の牛乳屋さんです
cyuou5-2.jpg
二階から工場の中を見ることができます。
ちょうど学校給食用の小さな牛乳パックのラインが動いていました。
「市町村合併で、うちの牛乳を扱う地域枠が広がったのです。
先生をいれても20人しかいないような小さな学校にも運んでます。
すごく大変ですが、その子たちが大きくなった時に
うちの牛乳を懐かしく飲んでくれるといいな、と思ってがんばってます」
子供のころの給食の記憶に牛乳はつき物ですよね。
こんな丁寧に作った牛乳で育った会津の子供たち。
ずっと会津の牛乳を飲んでほしいなあ。
cyuou5-3.jpgcyuou5-4.jpg
商談会の翌日にお伺いしたので
牛乳の殺菌方法などは商談会で事前に説明を受けていました。
プレスでの殺菌の仕方。
フィルターでの生乳濃縮の仕方。
「昔は絞ったばかりの生乳を鍋で沸かして飲んでいたのです。
沸騰させない温度でゆっくりじっくりと。
その味が牛乳では一番おいしいといわれているんです。
だからその味に近づけるために、べこの乳では85度で15分殺菌という
パスチライズド殺菌をしているのです。」
手間はかかっても美味しい牛乳を作りたい、という思いが伝わりますね。
前日の商談会で初めてお会いした高知の方々と中央乳業のNさんですが、
その日の夜は飲み会ですっかり仲良し(笑)
会津中央乳業の大ファンが増えました~^^
cyuou5-5.jpg
ちょうど牛乳を運んできたので見学。
「うちは酪農家さんから直接運んでもらえるシステムなんです。
だから雑菌数がすごく少ない。
このおかげもあって美味しい牛乳ができるんです。
でも一番なのは酪農家さんの毎日の努力のおかげですね」
酪農家さんあっての会津中央乳業の牛乳。
近いうちに酪農家さんの見学に行く予定です!

 
 
 

会津の桃

 

isii5-22-1.jpg
地元の人が「桃のことなら石井さん」という
フルーツいしいの石井さんの畑に行ってきました。
今回は高知の方々をお迎えしていて
畑の見学です。
「桃は福島の特産品です。
でも手間がかかるので会津で作っている人は少ないですね。
会津は盆地であり、温暖の差があるので果物や野菜の栽培には最適なのです。
桃を作らなくてもりんごも美味しくできますし、ブドウも美味しい。
特産品の会津身不知柿もある。
桃は手間がかかるので環境がいい会津ではあまり作る人がいないのです」
という石井さん。
畑に入ると桃について、りんごについて
熱く語る石井さんです。
isii5-22-2.jpg
5月下旬の桃です。
まだまだ小さいですが、これが立派な桃に成長するのです。
isii5-22-3.jpg
「畑にはいると木の生長がわかる」という石井さん。
冬に雪の影響で折れてしまった木が多い畑では
「苦しんでいるような圧迫感があるでしょう」
折れた木々が痛々しいからでしょうか。
木に元気がないように感じるのです。
別な畑では
「ここの木は元気なので清々しいでしょう」
木々の感覚が広いので青空も見えてとても爽快な畑です。
こんなふうに木を大切にするから
美味しい実が育つのですね。
他にもたくさん「葉」のことや「実」のことを教えていただきました。
7月中旬になる桃が楽しみです

 
 
 

酵母牛と循環サイクルを見学

 

koubo5-1.jpg
5月21日 酵母牛の國分農場に行ってきました。
対応していただいたのは社長です。
koubo5-2.jpgkoubo5-3.jpg
現在、國分農場で育てている牛は900頭ほどになりました。
メスだけに限定して、酒の酵母菌を使った醗酵飼料を食べて育っています。
あだたら高原酵母牛は岳温泉の旅館だけでなく、福島県内の宿からも注目されるようになりました。
koubo5-4.jpg
社長からのお話。
「今は900頭ほどに増えました。
メスの方が優しくて、肉質もいいんです。だから酵母牛は全部メスだけなんですよ」
牛の中でも上下関係があるそうですが
牛舎のスペースをゆったりしているので戦いはないそうです。
koubo5-5.jpgkoubo5-6.jpg
子牛の牛舎です。
以前はミルクを飲むほどの子牛から育てていましたが、
子牛は風邪に引きやすく、特に冬は大変だそうで
今はミルクを卒業したくらいの子牛を飼ってきて育てているそうです。
koubo5-7.jpg
牛の耳にはとレーサビリティーのための番号がついています。
生まれた時に付けられ、売られるときも病死したときもこの番号がないと
牛は売買はおろか処理もできないそうです。
しかし・・・すごいアングルの写真です^^;
國分農場の牛は人懐こいので、すごく近くまで寄ってくるんですよ(笑)
koubo5-8.jpg
続いて敷地内にある循環サイクルの「コクブ式循環サイクル」を見学しました。
koubo5-9.jpg
酵母牛の餌は規格外の食品や企業からでた廃棄処分の食品に
酒酵母を醗酵させた飼料を食べさせています。
そこへ藁やふすまを混ぜているのです。
酵母発酵は牛の胃腸にも優しく、肉質にもよい影響を与えているのです。
koubo5-10.jpg
國分農場の最先端システムが残飯を有機肥料にするシステム。
近くの岳温泉の残飯を初め、契約企業からの残飯が毎日運ばれてきます。
それを数週間かけて肥料にしているのです。
できあがった肥料は地元の有機栽培をしている農家さんが使っていて
その肥料で育った野菜が岳温泉の料理に使われているのです。
國分農場がなければできないこの循環サイクル。
全国から視察者がたえないということも納得です。
koubo5-11.jpg
今回は川俣シャモを見た後に見学しました。
参加された皆さんも素材の現場を知って勉強になったということです。

 
 
 

福島 地産地消のための商談会

 

5-21-1.jpg5-21-2.jpg
5月21日
素材広場の会員様による商談会を行いました。
場所は岳温泉の櫟平ホテル
今回の参加宿は、ホテルグランデコ、湯のやど楽山、ヴィライナワシロ、
双葉旅館、裏磐梯猫魔ホテル、櫟平ホテル さんです。
生産者は20分の持ち時間でプレゼンしました^^
5-21-3.jpg5-21-4.jpg
櫟平ホテルさんの地産地消でのランチメニュー。
かごに入ってかわいらしい演出がいいですね~
メニューは
○えごま豚のシャブシャブ春キャベツまき 旬の野菜巻き
  独活(伊達産) アスパラ(会津産) 三つ葉(矢吹産)
○椎茸射込み万頭
  ジャンボ椎茸(相馬産) 会津地鶏の挽肉(三島産)
○馬刺し
  会津坂下産
○会津地鶏のスープ仕立て新茶茶碗蒸し
  ほうれんそう(白河産) 新じゃが(郡山産)
○メヒカリのけんちん包み焼き
  豆腐(二本松) メヒカリ(いわき産)
○山菜そばといなり巻寿司
  わらび・筍・ウルイ・独活(二本松産)
  蕎麦(磐梯町産) 米(三穂田町産)
○桃のムース
ほとんどが福島の素材でそろえていただきました。
かわいらしい一品一品に見ても楽しいメニューでした。
どれも美味しかったです!
メインの午後の商談会ですが・・・
デジカメの電池がなくなってしまいました~(泣)
でも生産者のプレゼンで宿の方たちは素材のよさが分かりました!

 
 
 

川俣シャモの貴重な味

 

syamo5-12.jpgsyamo5-13.jpg
現場をみた後は、川俣シャモのランチです。
場所は川俣町のスーパー3階にある「レストラン えん屋」
お昼時間ということもあって、地元の人たちでにぎわってました。
syamo5-18.jpg
専務がお店の人に
「これも切って出して」と手渡し。
さすが、こんなこと地元人である専務でしかできません(笑)
なにかとお聞きしたら「川俣シャモのレバーと手羽先」
レバーは特に、買い手が決まってしまっているのでほとんど手に入らない貴重品だそうです。
syamo5-14.jpg
最初に登場したのがさっきのレバーと手羽先。
これがすごく美味しい!
レバーとは思えないまったりとした臭みのまったくない濃厚さ。
手羽先も燻製にしてあるのですが、香りが強すぎず、旨味を凝縮した美味しさです。
レバーにはちょっとはまってしまいました(笑)
syamo5-15.jpg
本日のメイン「親子丼」の登場!
ずっと食べたかったんです!
東京の親子丼で有名な「たまひで」さんでも使っている川俣シャモ。
その川俣シャモのムネ肉とモモ肉が半々に入った贅沢な食感が味わえるのです。
卵も地元のこだわり卵。
口に入れると卵の濃厚な中に、シャモ肉のしっかりした歯ごたえがあります。
思い出したらすごく食べたくなった!(笑)
syamo5-16.jpg
親子丼のお膳についてくる「ササミの天ぷら」
そうそう、親子丼を食べる前にこちらを食べることをお薦めされました。
なぜかというと、親子丼の後だとあっさりに感じてしまうから。
このササミ、すごくジューシーなんです。
とてもササミとは思えないほど肉汁が出ます。
それだけ質がよく、旨味がつまっているのですよ。
ササミの天ぷらを食べてから、思う存分親子丼を食べました!
syamo5-17.jpg
支配人が頼んだ「川俣シャモの唐揚げラーメン」
川俣シャモのガラスープが元のラーメンです
味は「あっさりした上品さ」だそうです。
唐揚げはしっかりした味わいで、ラーメンにもあうそうですよ
このお店、専務が連れてきてくださっただけのことがあり、
川俣シャモの料理が美味しい!
メニューも驚くほどたくさんのシャモ料理があります。
中には「川俣シャモの丸焼き」なんてのも・・
値段もお手頃ですし、親子丼が食べたくなったらこのお店お薦めです!

 
 
 

川俣シャモ 雛から成鶏まで

 

syamo5-1.jpg
5月19日
川俣シャモの見学に行ってきました!
案内は素材広場の会員である川俣町農業振興公社の専務様。
参加したのは、楽山の支配人、裏磐梯ロイヤルホテルのシェフをはじめ
関係各位などなどです
まずは、産まれてすぐの雛を4週間育ててくれる第一の親元で育つ雛たちに会いに行きました。
syamo5-2.jpg
こちらは産まれて5日後。
かわいい雛たちです~。
syamo5-3.jpg
こちらは産まれて19日目。
5日よりは大きくなっていますが、まだまだかわいい雛です。
syamo5-4.jpgsyamo5-5.jpgsyamo5-6.jpg
川俣シャモの純系種。
大きさがあるだけでなく、闘鶏としての威圧感があります。
近くでみると怖いですよ~(笑)
syamo5-7.jpg
次に、卵を産んで孵している場所へ。
syamo5-8.jpg
専務を先頭に、敷地内に雑菌をいれないように配慮してから見学です。
そう、敷地内に入るには靴の消毒が必須なのです
シャモを守るためでもあります。
syamo5-9.jpg
オスは川俣シャモの純系種に卵肉兼用種のロード・アイランド・レッドを掛け合わせた種。
メスも卵肉兼用種のレッドコーニッシュです。
純系種は闘鶏としても知られている、身の引き締まった鶏ですから、
肉食用に美味しくするための改良なのです。
(世の中の地鶏は純系種を守るためにも品種改良されています。)
メスが有精卵を産みはじめるのは産まれて200日前後からだそうです。
およそ450日までよく卵を産むのだそうです。
メス80羽に対してオスは7~8羽。
ハーレムです(笑)
メスの卵を産む率は80%。
その中で有精卵を産む受精率は90%と、川俣シャモではいいます。
有精卵を産んでくれないと川俣シャモが育ちませんから、ここは大事な施設なのです。
卵は毎日朝からお昼前までの午前中に産むのがほとんど、。
2時間おきに卵を回収して、冷蔵庫に保管し、孵化日に合わせて卵をあたためます。
毎週木曜日が雛を孵す日だそうです。
syamo5-10.jpg
つづいて、出荷前のシャモを見に行きました。
鶏舎の前には庭付き^^
ヨモギが生えていて、シャモたちはヨモギもよく食べるそうです。
syamo5011.jpg
鶏舎の中をみせていただきました^^/
すごくおとなしくて微動だにしません^^;
「鶏にも大人しいチームと騒がしいチームがあって、今回はすごく大人しい」と、
生産者の方が教えてくれました。
自由に動いて、EM菌によって作られたこだわりの餌を食べて育った川俣シャモ。
生産者の方の努力あってこその、品質維持ができているのです。