おにぎりがつなぐ「顔晴ろう(がんばろう)」葛尾村
投稿者: Yokota-2011/03/23-なんでも日記
毎日おにぎり作りをしていますが
昨日すごく感動するメールをいただいきました。
それはこのような内容
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お世話になっております。
突然のご連絡失礼致します。
私は現在、会津坂下川西公民館の避難場所に来ている「I」と申します。
こちらには葛尾村より避難している人達が毎日、皆様のご支援により元気に過ごすことができています。
本当に、たくさんのご支援、思いやり心遣いを頂き、みんな会津の方々に感謝しております。ありがとうございます。
先程、会津短大の方々からお送り頂いたおにぎりを食べました。
箱には学生の書いた応援のメッセージが書かれ、それを体育館で読み上げられると、
みんな涙を流しておにぎりを食べていました。
どうか、私達の気持ちを伝えたく、携帯メールではありますがご連絡した次第でございます。
本当にありがとうございました。
私達は何事にも負けず、強く乗り切ります!
おにぎりパワーがありますので怖くありません!
1日も早く葛尾村に帰れる日まで、強く、そして恩返しがしたいです。
どうかこのメッセージを会津短大の方々に伝えて頂けないでしょうか。
今はこのぐらいしか出来ないのですが、せめてもの私達の気持ちでございます。
本当にありがとうございました
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作っている私たちにとって嬉しいの一言に尽きるメールです。
そのメールを送ってくださった方に会いに坂下川西小にいきました。
葛尾村の人たちは5カ所の避難所にわかれてすごしているそうですが
そのうちの一つ会津坂下町の川西小学校跡地。
少し前に廃校になった学校の体育館です。
中にはござを敷いた上に段ボールを敷いて、その上に布団が並んでいました。
びっしり、という感じはありませんが、家族単位で過ごせる敷居などはありません。
急にお伺いしたのに、葛尾村の事務局の方々がむかえてくれました。
「おにぎりが届いて段ボールをあけたらメッセージが書いてあったのを見つけて
みなさんに紹介したんです。
読んでいるうちに涙が出ちゃって、違う人に代わってもらったんですが
その人も泣いちゃって。。。
みんなで泣きながらおにぎり食べました。
その後からメッセージあった「顔晴ろう(がんばろう)」が合言葉になったんですよ」
そして、メールをくれた「I」さんに会えました!
「感動したので、なんとかお礼を伝えたくて。
つながるかどうかわからなかったのですが、会津短大にメールしました」
そこから元気玉プロジェクトに連絡がきたのです。
そんな言葉を聞くと、この状況の中でがんばっている1人1人の思いが感じられて泣けてきます。
おにぎり作ってよかったなー(^^)
「顔晴ろう(がんばろう)」をかんがえた「りい」と「ハスキー」と「Iさん」と一緒に記念写真。
段ボールにかいたメッセージを切り取って貼ってくれてます。
「みんなの励みになってます!」
こんな言葉をいただけるとますます頑張ろうと思いますね!
避難している人たちには私たちの想像以上の苦労があると思います。
でも、「自分の生まれ育った土地に戻るためにがんばる」という思いが伝わります。
やはり、土地に、風景に、その土地の人たちがあって「町」ができるのですよね。
復興は簡単なことではないと思います。
でも、復興したいと思う人がいる限り応援したい。
被害の少ない会津ができるのはそんなことではないでしょうか。
明日もおにぎり作りします!
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"おにぎりがつなぐ「顔晴ろう(がんばろう)」葛尾村"へのコメント
Yokotaさんのコメント
投稿日: 2011.04.12 - PM 9:28
富山は無事ですかー?会津の実家も無事ですか?
会津は被害もあまりなく、たくさんの被災者の方々を受け入れています。
普通の生活の人と、避難者の方々が並行している状態で、会津人の力が試されています。
長野にも余震が広がっていますので、気をつけてくださいね。
上谷さんのコメント
投稿日: 2011.03.23 - PM 10:27
お元気そうでよかったです。
そちらに帰省してお手伝いをしたいところですが
そういうわけにもいかず残念です。
横田さんの元気できっとみんな元気になれると思います。
遠く富山から一日も早い復興を祈っています。