車麩の炭焼き現場

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西会津町の特産品であり郷土料理である車麩。
その車麩を作っている現場をみてきました。
冷凍グルテンと超強力粉を混ぜ合わせることから始まる車麩作り。
超強力粉は一般市販されていない業務用です。
機会でカットするように小麦粉とまぜ
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そのあと、人の手でさらに交ぜ合わせていきます。
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まず大事な関門。練ること。
練り合わせた粉を練りの機会にかけます。
この練の具合で伸び具合や焼きまでの作業が影響されます。
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練りあがったものを包丁でカット。
それを焼き上げの棒に巻きつけていきます。
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いまでも炭で焼く車麩。
火の強さは灰をかけて調整します。
炭火の上で何度もくるくると回転して焼きあがっていきます。
同じ場所では焼き色がかわってしまうので、何度も場所を入れ替えます。
3回焼くここの車麩。
一回目より二回目をしっかり焼くそうです。
それは三回目に膨らむときに引っ張られて形がくずれないため。
三回目にふっくらひろがってきれいな円形に仕上がります。
膨らまし粉をつかわない人の技が作る車麩。
普通に売っているお麩より、しっかりした重さがよくわかります。
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体に優しいから、と見直されている西会津町の車麩。
福島を代表する味と技があります。

 
 
 

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