秋の風物詩 会津身不知柿

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会津の秋の果物といえば「会津身不知柿(あいづみしらずかき」
桃栗3年、柿8年、といわれる果物の木だけれど
細い木でも身の程知らずなほどに実をつけるこの柿。
2昔前の会津の家の庭先には見ることが多かった柿の木です。
実はこの柿、とっても渋い「渋柿」。
美味しそうなオレンジ色に染まっても、それはそれは飛び上がるほど渋い柿なんです。
この柿を美味しく食べる方法が「焼酎でさわす」こと。
さわす、とは焼酎をかけたり、漬けたりする「渋抜き作業」を示し、会津の方言の一つですね。
会津の酒蔵では、会津身不知柿専用の焼酎も作っていて、この時期はスーパーでも売っています。
渋柿がさわされて食べ頃になるのが、さわした後2週間後ころ。
甘柿とは違った、独特の深い甘さが味わえます。
だから会津では今でも会津身不知柿を食べているのです。
会津美里町の石井さんでは会津身不知柿が食べごろをむかえます。
柔らかくなる前のしっかりした実を一度食べてみてください。

 
 
 

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