日本でここだけの「りんご酢」を作る 太田酢店

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須賀川の太田酢店でりんご酢作りが始まりました。
「生食のリンゴを使っているりんご酢は日本でここだけです」
と説明してくれた太田社長。
初めて工場の中を見せていただきました。
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青森産のスターキングを1個1個手洗いします。
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そのリンゴは機械で運ばれて、
粉砕されてから、タンクに入れられます。
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「リンゴ酢は途中までワインと同じ作り方なんです。
一度ワインにして、それを発酵して酢にする。
手間隙がかかるんです。
スターキングは香りがいい。
他のリンゴではこの香りがでません。
味もいいですしね。
今、地元の農家さんの協力をいただいてスターキングを作っています。
3年後には地元のリンゴで作るリンゴ酢ができますよ」
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実際に使っているリンゴ「スターキング」
しっかり密がはいっています。
「あまり蜜がはいりすぎると日持ちがしないんです。
このくらいがちょうどいい。
食べてみても美味しいでしょう」
醸造予定のリンゴから1個、食べさせていただきました。
このリンゴを20日の間発酵させ、搾ります。
そこから熟成させて1年後に完成。
瓶の中でも熟成は進むそうで、5年目が一番美味しい、と社長はいいます。
りんご酢って時間がかかるんですねえ。
日本で唯一の作り方をしているリンゴ酢は人の温かさが感じる味です。

 
 
 

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