相馬漁協を応援したい。

福島で一番の水揚げを誇る相馬漁協。
今回の大震災で津波が押し寄せ、大きな被害を受けました。

実際に行ったのは今回が初めて。
TVで流されていた相馬港周辺の様子が目に浮かびながら
漁港のあったところに行きました。

船が港に着く場所はボロボロ。
セリが行われていたところは天井がありません。

当たり前ですが、船は一隻もありません。

少しずつ補強されています。

防波堤には船が乗っていました。

まだまだ津波の痛手が残っています。

相馬漁協の近くの住宅街。

道路はきれいになっていますが、道路わきはまだ片付け中。

ここには漁師さんのお家もたくさんあったそうです。
津波がくるとわかった漁師さんが船を守るため、津波にむかっていった「沖出し」をした人も多くいました。
結果、「家を無くしても船を守った」人ばかりだそう。

家だけでなく、お墓もお寺も被害がありました。

遠くに小さく見える家も被害がありますが
その手前の空き地一面に茫然とするほどのがれきの山があったそうです。

それが自衛隊の方たちが来て一気に片付けてくれたそう。

本当に自衛隊の方々はすごいです。

相馬漁協の仮事務所にお伺いしました。
いろいろなお話しを聞いた後、津波が来た時のDVDがあり見せていただきました。

地震がきて津波が来るとわかってから、津波が引くまでの数分。
波の様子を見に来る人。
沖に出ようとする船。
増えてくる海水。
防波堤を超える津波。
一気に増えた海水と闘う船と人、闘えない人の乗った車。
ビデオを撮っている人のさけび。
何度も押し寄せる津波。
引いていく波と連れられて行くがれき。

言葉がありませんでした。

その後、もう一度港を見に行きました。

荒川さんの車を発見!

新車だったのに~~。でも、車だけでよかったですね。

相馬漁協は漁師さんたちの思いを背負い復興しようとしています。

メディアでも福島は原発の放送が中心ですが
石巻などと一緒で大きな被害が出てます。
そのことを忘れずに支援していきたいです。

 
 
 

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