裏磐梯-特産品の料理教室

本日は久しぶりな裏磐梯でのお仕事。
10年も通っていた、とても愛着のあるエリアです。

集客に結び付けるような特産品メニューをみんなで考え、
その中で今回は「カボチャ」と「花嫁ささげ」が課題でした。

久しぶりの宿の方もいて、懐かしい再会と喜びつつ
料理教室の開始です。

花嫁ささげ。
裏磐梯の特産品です。

標高500m~600mでしかならないという赤と白の豆です。
白い花には白い豆がなり、赤い花には赤い(くろっぽい)豆がなります。
標高が低いと花は咲いても実がつかない、という高原ならではの豆。
紅白の美しい色から縁起物とされ、「花嫁ささげ」とよばれています。

まずは花嫁ささげのシフォンケーキ。
先生は裏磐梯のペンションの奥様です。

卵を割るとことから始める本格的な料理教室。
参加者は裏磐梯の宿の方や在住の村民の方。
男性もお菓子を作るの始めて!といいながらもがんばっていらっしゃいました。

生地をつくって、花嫁ささげをまぜて。

卵の白身でメレンゲを作り、シフォンケーキの生地作り。

シフォンケーキを焼く器に入れて焼きます。

もうひとつの主役。かぼちゃ。

シフォンケーキの次に取り組んだのはかぼちゃのワッフル。
先生は裏磐梯の民宿の奥様。

かぼちゃは皮つきのまま、小さめにカットしレンジで火を通します。

その後、味付けしながら生地作成。

ワッフルを作れるプレート登場!
これがすぐれ物!欲しくなりました^^;

焼いたてのワッフルは柔らかい~。

出来たてと冷めたものを比べました。

冷めても美味しいですが、出来立てを食べれるのは料理教室の魅力です!

カボチャを千切りにして炒めてサラダ作り!

カボチャを千切りにするだけでレパートリーが増えることを実感しました。

完成!

花嫁ささげとカボチャで13品もできました。

カボチャの色がきれい~

ワンプレートにしても華やかさが食欲をそそります。

出来たての花嫁ささげ入りシフォンケーキ、カボチャのワッフル、花嫁ささげのスープ、カボチャの洋風サラダ。

他にもカボチャの一夜漬け、二日漬け、カボチャあん、花嫁ささげ蒸しパン、カボチャのスコーンなど
アイディアいろいろ。

何よりいいのが、宿の方や地元の方が普段作っているものだということ!
やっぱり食べておいしいのが一番です。

試食しながら意見交換。

「旬を活かすか?通年を意識するか?」
観光産業では旬ですが、流通では通年を求められます。

参加者の意識はお客様のためのメニュー。

ということで、旬を活かす!をベースにすることになりました。

他にも、
「全国でも屈指の極上品であるジュンサイをもっと活用できないか」

「特産品は新商品より、地元の人が食べている文化の味」

「あけびが採れるんだけど・・」 (すごい!!!!)

など、すごい情報交換ができました。

天然のあけびはいいですねえ。

あけびで焼酎を作っている人や
皮まで活かしたメニューを作っている人など、いろいろ出ました。

こういう「特産品を活かした普段のもの」が観光には魅力なのです。

おまけ。

お昼まで頑張ってくれた地元っ子。

マフィンを持って「いいかお~^^」ってしてくれました。

 
 
 

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