裏磐梯-特産品の料理教室
投稿者: Yokota-2010/12/08-なんでも日記
本日は久しぶりな裏磐梯でのお仕事。
10年も通っていた、とても愛着のあるエリアです。
集客に結び付けるような特産品メニューをみんなで考え、
その中で今回は「カボチャ」と「花嫁ささげ」が課題でした。
久しぶりの宿の方もいて、懐かしい再会と喜びつつ
料理教室の開始です。
花嫁ささげ。
裏磐梯の特産品です。
標高500m~600mでしかならないという赤と白の豆です。
白い花には白い豆がなり、赤い花には赤い(くろっぽい)豆がなります。
標高が低いと花は咲いても実がつかない、という高原ならではの豆。
紅白の美しい色から縁起物とされ、「花嫁ささげ」とよばれています。
まずは花嫁ささげのシフォンケーキ。
先生は裏磐梯のペンションの奥様です。
卵を割るとことから始める本格的な料理教室。
参加者は裏磐梯の宿の方や在住の村民の方。
男性もお菓子を作るの始めて!といいながらもがんばっていらっしゃいました。
生地をつくって、花嫁ささげをまぜて。
卵の白身でメレンゲを作り、シフォンケーキの生地作り。
シフォンケーキを焼く器に入れて焼きます。
もうひとつの主役。かぼちゃ。
シフォンケーキの次に取り組んだのはかぼちゃのワッフル。
先生は裏磐梯の民宿の奥様。
かぼちゃは皮つきのまま、小さめにカットしレンジで火を通します。
その後、味付けしながら生地作成。
ワッフルを作れるプレート登場!
これがすぐれ物!欲しくなりました^^;
焼いたてのワッフルは柔らかい~。
出来たてと冷めたものを比べました。
冷めても美味しいですが、出来立てを食べれるのは料理教室の魅力です!
カボチャを千切りにして炒めてサラダ作り!
カボチャを千切りにするだけでレパートリーが増えることを実感しました。
完成!
花嫁ささげとカボチャで13品もできました。
カボチャの色がきれい~
ワンプレートにしても華やかさが食欲をそそります。
出来たての花嫁ささげ入りシフォンケーキ、カボチャのワッフル、花嫁ささげのスープ、カボチャの洋風サラダ。
他にもカボチャの一夜漬け、二日漬け、カボチャあん、花嫁ささげ蒸しパン、カボチャのスコーンなど
アイディアいろいろ。
何よりいいのが、宿の方や地元の方が普段作っているものだということ!
やっぱり食べておいしいのが一番です。
試食しながら意見交換。
「旬を活かすか?通年を意識するか?」
観光産業では旬ですが、流通では通年を求められます。
参加者の意識はお客様のためのメニュー。
ということで、旬を活かす!をベースにすることになりました。
他にも、
「全国でも屈指の極上品であるジュンサイをもっと活用できないか」
「特産品は新商品より、地元の人が食べている文化の味」
「あけびが採れるんだけど・・」 (すごい!!!!)
など、すごい情報交換ができました。
天然のあけびはいいですねえ。
あけびで焼酎を作っている人や
皮まで活かしたメニューを作っている人など、いろいろ出ました。
こういう「特産品を活かした普段のもの」が観光には魅力なのです。
おまけ。
お昼まで頑張ってくれた地元っ子。
マフィンを持って「いいかお~^^」ってしてくれました。
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