下郷町・郷土の味を見直す!料理教室
投稿者: Yokota-2010/09/27-なんでも日記
下郷町商工会の主催で地元の食を集客などに活かす取組みとして料理教室が行われました。
先生は会津居酒屋「籠太」のご主人。
私はアドバイザーとして出席です。
今回はインターン生も二人連れて行きました。
下郷町はじゅうねん(エゴマ)の料理が多いのです。
それはゴマを作ってはいけない、というお殿様の命令があり、
その代わりにじゅうねんを育てていた、という歴史があるから。
今でこそじゅうねんは体にいい油として高級なのにもてはやされていますが、
少し前までは鳥の餌、という人がいるほど、扱いが低かったものです。
それでも実をすったり、まぶしたり、葉を塩漬けにしたりして食べ続けてきたからこそ
今でも郷土料理として味が残っているのです。
でも、地元の人たちでも食べなくなった料理があるそうで、
記憶をたどりなから作ってきてもらいました!
さらには今でも食べている美味しいじゅうねん料理と
先生が一工夫したお料理がたくさん並びました。
冷や汁・じゅうねんおはぎ
じゅうねん入り蕎麦やきもち・じゅうねんの葉のまんじゅうの天ぷら・
豚肉とじゅうねんまぶし揚げ・じゃこピーじゅうねん和え
いんげんのじゅうねんよごし・じゅうねん葉のイワナ寿し
きのことじゅうねん煮付け・おひたし・・・
先生は下郷の素材を活かしたメニュー
サンマの麹塩漬け・こづゆ
イワナのダシ汁・イワナのカルパッチョ2種類
イワナの風干しなど
作り方と美味しくするポイントを伝授しながらのひとつずつ調理してくださいました。
総勢15種類!!!
いや~食べました!
インターンの子たちも「お腹いっぱい!」と言っていましたが
私に「食べるのも仕事!」と言われ、笑顔で試食。
途中からは満腹中枢も壊れて最後の一口まで頑張りました!(笑)
下郷町の某旅館の料理長。
包丁をもった姿がかっこいいです~。
食べきったあとのみなさん。
じゅうねん一つとってもたくさんの郷土料理があることがわかり、先生も感動していました。
生徒さんたちは先生のイワナ料理に感動していました。
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