地域密着型インターンシップ研修

地域活動インターン生を受け入れている宿や施設ごとの活動日記です。

 日報一覧

 

完成

12月5日、日曜日の日報です。

<スケジュール>
0900〜1200 紹介ページ作り
1500〜2400 紹介ページ作り

今日は紹介ページ作りの詰めです。
「このページを見て来たのにイメージと違うわ!」
とか言われて問題になったらどうしよう…と改めて責任を感じています。
人に見せるためのページ作りだものなぁ。

ワードで画像持ってきてスキャンして、写真と文や段落とのずれに泣かされ、試行錯誤して…やっと出来ました。

こんなの山形屋らしくない!!ってならないか心配です。

けどこんなに楽しい人がいるよ、すごいところなんだよ、こだわりがあるんだよ、と見る人が楽しいと思えることを心がけました。

山形屋さんのいい所は皆さんが生き生き元気で、温かいところだと思います。

そこが伝わればなぁ。

祝、完成です!!

 
 
 

ワードと格闘

こんにちは。
12月4日土曜日の日報です。

<スケジュール>
12:00〜16:00 紹介ページ作り
20:00〜23:00 紹介ページ作り

宿の紹介ページ作り続編。
熱塩温泉はどう紹介されているのか観光雑誌を調べてみると、熱い塩ということで塩辛い湯質や、子宝の湯として有名なこと、チャコールの事がメインに紹介されていました。

お客さん側から持たれる山形屋のイメージが何となくついたような。

実際どう紹介しよう?
となると、難しい…
素人だし思い描くようなホームページなんて作れない!
チャコール、野菜、食事
これをまとめてみます。

 
 
 

いざ作成!

こんにちは。さっくです。
12月2日の日報です。
埼玉は会津の寒さに比べたらあったかいです。
気付けばもう12月。
早いですね

<スケジュール>
12:00~13:00 紹介ページ作成
14:00~15:30 図書館で資料集め
16:00~16:30 お米屋さんに取材
22:30~01:30 紹介ページ作成

今日は、本格的に紹介ページ作成に取り掛かりました。
何を紹介するべきかは絞れた。
あとはどう伝えるか。
口コミの影響力が大きい。
何かそこをうまいこと利用できないだろうかと思いました。
まぁそういう理由は後付けなんですが、見て楽しい、を意識しているうちに画期的アイディアを思いつきました!笑。多分。

紹介ページとはあまり関係が無いのですが、お米屋さんに訪問。
東日本のお米を中心にたくさんの種類が置かれていました。
”コシヒカリ”でも育った環境にちなんで名前を変えていたりしていました。
直接農家さんから仕入れているのかと思いましたが、中間業者が入っているそうで。
たびたび違う地域のお米を取り寄せるので、その度に生産者さんを見つける手間を考えたら
業者を通した方が効率がいいのもうなずけます。
無農薬農家さんの生産グループが、ルートを新規開拓するのが難しいとおっしゃっていたことを実感しました。

今週中に仕上げますー!

 
 
 

通信研修

お久しぶりです。
さっくです!
通信研修1日目、11月30日の日報です。

<スケジュール>
10:00〜12:00宿プランの構想
13:00〜17:00   同上

早くも1週間が経ちましたが、本当に気持ちを切り替えるのに苦労しました。
農家体験、厨房のお手伝いと毎日がエネルギッシュで驚きの連続の日々から、レポートや就活に向き合わなければいけない大学生活へ。
まるで神隠しにでもあってたんじゃないかと思うような、自分の立場を切り替えるのに苦労した1週間。
都会と地方では時間の流れが違います・・・
山が恋しい・・・笑

そんなこんなで、今日は気持ちを切り替え、旅館紹介の課題に取り組みました。
文で何と書こうか考え、生産者さんに伺ったことなどを振り返り、何が山形屋さんの魅力なのか考えました。
考え、反省点が多々で堂々巡りの一日(/_;)
一番の反省は取材の視点を野菜に絞りすぎたこと。
でも、逆に言えば魅力の1つに特化したということです!

問題点は大まかに3つ。
・お客さんの熱塩に対する印象やイメージがつかめない。
”紹介する”のに大切なのはお客さんの立場に立つこと。
何がニーズなのか、魅力的に感じるのかを知らなければいけない。のが基本。
私が実際に体験してこんなに楽しいんだよ、すごいんだよと思った熱塩の事を一方的に書くだけではだめ。

・人に言葉で伝えるのが苦手なこと。
自分でも自覚していますがすごく抽象的な表現になってしまいます。
どうすればいいんだろう。
とりあえず、今日はおおまかな構想を練ってみました。
口コミが大きなメディアであることを考えると、”実体験すること”の影響力はとてつもないんだろうなぁ。

・取材不足?
自分だけが知っているのだけではダメ。お客さんは私とは違った視点から見たり、私の気付かないところに興味を持つかもしれない。知りたい大事な事が載っていなかったら・・・相手に紹介できるぐらいに詳しく知りつくさなければと反省。いらっしゃるお客様はお年寄りのグループが多かった。そういえばターゲット層をまずはっきりすることと1日目の研修で学んだなぁ。

明日はターゲット層という軸をぶらさないようなプランの紹介を練ってみます。

大学の周辺にお米屋さんがありました。
会津のお米も仕入れています。
明日詳しくお話をうかがってみます。

 
 
 

山形屋大好き!

<スケジュール>
0700起床
0900業務開始
1200昼食
1400業務再開
1800業務終了

今日は最後の研修日。
せっかく慣れてきたと思ったのに、今日で山形屋さんともお別れ。
2週間本当にたくさんのことがありました。
けれども毎日が勉強の日々で、充実していました。
スタッフさんも本当にいい方ばかり。

中間研修に行くのに財布を忘れていったり、チャコールバーデン(サウナ)の利用袋の中に携帯を忘れたり、他にもいろんなドジをしましたが、こんなマヌケな私にも親身に接してくださり、本当に感謝感謝ばかりです。

山形屋さんのいいところは、一番は人が温かいところ。
厨房では、親方は板前さんのことだけでなく、ルームさんがしてもらえたら助かることを考えて私に指示をくれます。

ルームさんも忙しいのに私のご飯の事も気遣ってくれ、これ食べなあれ食べなと言ってくれます。
自分の事だけでなく、周りを見れている。
しかも、こんなに忙しかったらキリキリして取り合いになったり罵声が飛んだりしそうなのに、テキパキと動いておもてなしする。
お客さんにも忙しさを見せない、笑顔。
皆さん、本当に気配りが行き届いていてすごいんです。
相手の立場になって考え、察することができる。
もちろん、郷土料理や地産地消、木炭サウナ・チャコールバーデンも魅力的。
けれど、その気配りがおもてなしで大切なことなのだと感じました。
私もそんな風に気が利く女になりたいなぁ…

2週間は毎日が学びの日々。
本当に私は恵まれて、充実していました。
特に19日のイワナを求めてのドライブの車内は曲がり道に、文鳥に爆笑で楽しかった。笑
マルモさんや豆腐屋さん、Uさん、Eさんたくさんの方が手間をかけてこだわって食材を作り、それを親方が料理して調和させ、舞台に出す。
野菜を仕入れる農家さんに体験に行って、自給自足の楽しさや減農薬の苦労を実感したり。
旅館周辺の商店さんの厳しい現状だったり。
山から見下ろした紅葉や雲海が綺麗で、そこから人の営みを見渡せて不思議な気分になったり。

社長のおっしゃっていた感動を熱塩にたくさん見つけました。
人に伝える事とはどういうことなのか、何が大切なのか少し分かった気がします。
皆さん本当に2週間ありがとうございました!!

添付写真はチャコールです。お目汚しすみません。笑
ですが、山形屋のチャコールはそこで寝てもいいぐらい最高です!!笑

 
 
 

会津の蔵で講演会

<スケジュール>
0700起床
0800朝食
1000中間報告会、会津暦についてのレクチャー
1400移動
1600大澤先生講演会
1800交流会
2000帰宅

今日は素材広場で中間報告会がありました。
今までの宿での取材を通し、宿のいいところを探し、紹介しようという課題に取り組んできた成果を発表するときです。
しかしいざ文におこしてみると、人に紹介するのって難しい。
自分だけが知っていればいいのではなく、それを人に知らせる、聞かせるつもりでヒアリングしなければいけないんだなと反省。

会津暦の講義では暦=カレンダーという今までの私の考えがガラリと変わりました。
風水や占いにまで発展する。
鬼門と方角と牛の関係の話が面白かったです。

瓜生社長に大澤健先生の講演会に連れて行ってもらいました。
先生は和歌山大でご教授なさっています。
地方が元気になり、観光が盛んになる。そして観光が再び地方を元気にするという循環。
漬物ばあちゃんの話も含め、お金を落とさせることを最終目的にするのではなく、まず地方が元気に楽しくならなければならない。
そのための手段のお金であり観光なんだというお話が印象的でした。
物事を掘り下げて考えるといろんなことが見えてきますね。
社長もよく言いますが、地域おこしにしろ、観光にしろ大切なのは人に感動を与えること。
それを作るのも、大切にするものに集まる人の輪だと感じました。

講演会は酒屋さんの蔵で行われました。
酒の酒造博物館になってました。蔵ってこんな使われ方するんだ!!と驚きです。

 
 
 

熱塩を見下ろして

<スケジュール>
0700起床
0830朝食
0930業務開始
1300昼食
1600再び業務開始
1900業務終了

今日も厨房で鍋の盛り付けや材料切り。
ネギを切ってました。
斜めにきるのですが、これがまた難しい。
薄くしすぎても崩れるからダメ、太すぎてもダメ。
お客様にお出しする以上、見た目にもこだわって均一にしなければいけない。
鍋の材料に始まらず、汁物、漬物に入る野菜など…毎日、大量に、テキパキとできる厨房の方々はすごい。

今日は板前さん方とイワナを仕入れている方の家に行ってきました。
曲がりくねった山道を越え、辿り着いたのは山奥にある小さな集落。
民宿の名残りが哀愁漂ってました。
あいにく生産者さんは留守でしたが、後継者がいない、過疎化の現状を直視した気分になりました。
何をするにも人があってこそ。
山形屋で仕入れている美味しいイワナの甘露煮も、後を継ぐ人がいなければ食べられなくなる。
悲しいけれど、私にはどうすることもできないのが悔しいです。

山道途中で下を見下ろすと雲海のように白い雲が漂っていました。
人は少ないけれど、大自然の中で悠々と人が生活している気配。
日中ダムや山形屋を見下ろして、不思議な気分になりました。

 
 
 

ごちそう

[スケジュール]
0700起床
0800朝食
0900業務開始
1200昼食
1400一旦業務終了
1800会津地区経営アカデミー
2300終了

今日は厨房で鍋の盛り付けや笹皮焼の包み込む作業のお手伝い。

食べ物をそのまま出すのではなく、飾りつけなど見た目の美味しさにかける時間の多さ。
食べる側はあっという間だけれど、作る側はその何倍もの時間をかけているんですね。

夜は宿に出入りする業者さんとの新メニューの試食会。
健美豚の豆乳鍋、春菊と鶏肉のお浸し、鮭のシチューのパイ包みなど…彩りも味も最高!
点数の付けようもないくらい、全部美味しかったです。
特に驚いたのは人参シロップのかかったデザート。

厨房の方が一品一品心を込めて作ったんだなぁ。こうやって新商品ができるんだ、感謝して食べなければなと改めて思いました。

低温サウナ・チャコールが快適でした。
もっと都会の人に知ってもらいたいなぁ〜

 
 
 

農家実習2日目

今日の日報!
さっくです(^^ゞ

熱塩の人は気さくで温かい。
そして人を責めたり、悪く見たりしない。
よく地方は閉鎖的とか言うけれど、むしろ逆だなと思う最近。

[スケジュール]
0700起床
0800朝食
1000庭掃除
1200昼食
1300柿収穫、キャベツ収穫ナメコ採り
1800業務終了

今日は再び遠藤さん家。
昨日に引き続き、メインのお仕事は柿。笑
長いハシゴでひょいひょい柿を採る元気な遠藤の下、紐をかける枝の剪定。
干し柿にするそうです。

後はお庭の掃除と学校給食のためのキャベツ収穫。
とりたてのキャベツの新鮮な匂いが車の中に充満。
こういう時に農業っていいな〜って思います。

一人暮らしをし、スーパー等でお米を買っていました。農薬を使って育てるだろうけど、皆食べているし大丈夫!!
そんな風に思っていましたが、人体だけの問題じゃないんですね。
ミツバチの減少を招き、作物の受粉ができなくなる。すると作物は不作になってしまう。そうするとバランスが崩れて…
農薬の危険性を実感しました。

遠藤さんは減農薬で作物を作る生産者さんのグループに所属しています。

東京のお客さんに発送したり。日本各地に消費者のかたがいらっしゃいます。

せっかく減農にこだわって良いものを作っていても、それに見合った値段や価値を理解してくれる人が居なければやっていけない。

1に美味しさ2に安心安全という価値基準をひっくり返す事、高くても買いたいと思えるように、減農薬野菜の価値を知ってもらう事の大切さを感じました。

遠藤さん達のグループとお客さんの関係は何だか不思議です。お客様は神様的な感じがしないんです。
上手く言えませんが、双方にどっちが欲しい?って聞かれたら、スーパーの米と代金だったらお金だけど、
遠藤さん達の米と代金だったら米を選びます。
というくらい敢えての減農栽培への挑戦はプライスレスだと思います。

減農米のお餅を送ったり、野菜を送ったり。
人との付き合いが生まれるし、何だか買う方も売る方も親戚みたいです。

森の中でナメコを採りました!野生の天然ナメコは日焼けして黒い。
家に持って帰って、味噌汁として食卓に並べて1日が終わる。

肉体労働で汗だくだし、時間が経つのはあっと言う間。けれど仕事終わりにすごくゆったりした気持ちで帰れる事が幸せでした。

 
 
 

感謝

こんばんは。
さっくです(^^ゞ

今日は見不知柿の出荷のお手伝い。
研修現場は違うけど、頼れるおねぇ様、星さんと体験です!

柿の選別機械が面白かった…!
渋谷駅(?)の歩く歩道のようなコンベヤーに受け皿が付いていて、そこに柿を乗せていきます。

傷がないか、熟しすぎてないか、青くないかチェックしていきます。
そして重りとの比重で4つの区画に柿が選別され、コロコロと行き着いた先で段ボールに梱包されます。

乗せたり、箱に詰めたり。夢中になって作業に没頭してしまいました。
後になって聞いとけばよかった〜って事が出てきます(T-T)笑

柿を浸ける焼酎も、銘柄もこだわりの福島県産。
いろんな物を試してみたけれど、これが一番だったとか。

苦労して育ててやっと出来た実を収穫して箱に詰めて出荷する。
もちろん天災に見舞われれば大変だけれど、何よりこうして商品として人に届けられることが楽しい。
そんな様子が伝わってきした。

段ボールの蓋を開ければ、福島の新聞がまず目に入ります。
福島の事が当然書いてあるわけで。
意識しての事ではないと思いますが、そういうのって地元感も一緒に届けているようで、きっちりした包装紙よりもずっと温かいですし、ぐっと福島との距離が縮まる気がします。

柿が名産。
でもそれは美味しさだとか、美しさだとか、柿単体で成り立ってるんじゃないんだなって感じました。

瓜生社長に郷土愛のお話を伺って思ったことなんですけどね。
例えば会津名産のこづゆ。
特産品は何ですか?と聞かれて「こづゆです」と答えるより、「おばぁちゃんが囲炉裏で煮込んでくれたこづゆです」と答えた方がイメージがわくし、会津が伝わると思うんです。

顏の見える生産て、商品にたっくさんの思いとか情報とか背景とかが込められてるんだなぁ。っていうことを実感した日でした。
そしてあの美味しい柿は、こんなにも多くの手間や作業や人の手を経て初めて味わえる事。

高知の四万十で学んだことが、こういうことだったんだと福島での研修を通して気づく事が多々。

働く事はお金を稼ぐ事だけではないって感じます。
私は給料、地位とかで立派な仕事の基準を測っていたかもしれません。
けれど高知や福島で、楽しそうに生き生きと働く方々を見て、生き甲斐とか人の心を動かす事とか、大切な事を実感。

自分の世間知らずさや身の程知らずさが恥ずかしいです。

日報で言うのも何ですが、畦地社長や四万十ドラマ、道の駅とおわの皆さん、横田さんはじめ素材広場の皆さん、瓜生社長や親方、厨房・洗浄・清掃・配膳・事務所の山形屋の皆さん。インターン中に支えてくれた仲間。生産者さん方。そしてこのインターンシップ事業を主導された学情さんやいろどりさん。
これも皆さんがこんな機会を作って下さり、たくさんの人との出会いの中で温かく受け入れて下さっての事です。本当にありがとうございます。

日々振り返ったりするうちに、いろんな所で助けていただいて、こんなにも良くして頂いていたんだって後から後から気付きます。
けれどそこに気付けない自分が恥ずかしいし、悔しい。いつか何かしらお返しできたらなぁ…謙虚な姿勢を忘れないようにします。

上に挙げた多くの方々は私の日報に目を通されていないかとは思いますが…言いたかったのでこの場をお借りして(*^^*)!

なんか最後のお別れみたいな文章になってすみません(^-^;
早くも残りあと1週間を切りましたが、悔いの残らないようにやり遂げます!!
頑張る!!\(^-^*)