地域密着型インターンシップ研修
地域を歩いてお勉強中!インターン生ごとの日記一覧です。
感謝
2010/11/16-さっく
こんばんは。
さっくです(^^ゞ
今日は見不知柿の出荷のお手伝い。
研修現場は違うけど、頼れるおねぇ様、星さんと体験です!
柿の選別機械が面白かった…!
渋谷駅(?)の歩く歩道のようなコンベヤーに受け皿が付いていて、そこに柿を乗せていきます。
傷がないか、熟しすぎてないか、青くないかチェックしていきます。
そして重りとの比重で4つの区画に柿が選別され、コロコロと行き着いた先で段ボールに梱包されます。
乗せたり、箱に詰めたり。夢中になって作業に没頭してしまいました。
後になって聞いとけばよかった〜って事が出てきます(T-T)笑
柿を浸ける焼酎も、銘柄もこだわりの福島県産。
いろんな物を試してみたけれど、これが一番だったとか。
苦労して育ててやっと出来た実を収穫して箱に詰めて出荷する。
もちろん天災に見舞われれば大変だけれど、何よりこうして商品として人に届けられることが楽しい。
そんな様子が伝わってきした。
段ボールの蓋を開ければ、福島の新聞がまず目に入ります。
福島の事が当然書いてあるわけで。
意識しての事ではないと思いますが、そういうのって地元感も一緒に届けているようで、きっちりした包装紙よりもずっと温かいですし、ぐっと福島との距離が縮まる気がします。
柿が名産。
でもそれは美味しさだとか、美しさだとか、柿単体で成り立ってるんじゃないんだなって感じました。
瓜生社長に郷土愛のお話を伺って思ったことなんですけどね。
例えば会津名産のこづゆ。
特産品は何ですか?と聞かれて「こづゆです」と答えるより、「おばぁちゃんが囲炉裏で煮込んでくれたこづゆです」と答えた方がイメージがわくし、会津が伝わると思うんです。
顏の見える生産て、商品にたっくさんの思いとか情報とか背景とかが込められてるんだなぁ。っていうことを実感した日でした。
そしてあの美味しい柿は、こんなにも多くの手間や作業や人の手を経て初めて味わえる事。
高知の四万十で学んだことが、こういうことだったんだと福島での研修を通して気づく事が多々。
働く事はお金を稼ぐ事だけではないって感じます。
私は給料、地位とかで立派な仕事の基準を測っていたかもしれません。
けれど高知や福島で、楽しそうに生き生きと働く方々を見て、生き甲斐とか人の心を動かす事とか、大切な事を実感。
自分の世間知らずさや身の程知らずさが恥ずかしいです。
日報で言うのも何ですが、畦地社長や四万十ドラマ、道の駅とおわの皆さん、横田さんはじめ素材広場の皆さん、瓜生社長や親方、厨房・洗浄・清掃・配膳・事務所の山形屋の皆さん。インターン中に支えてくれた仲間。生産者さん方。そしてこのインターンシップ事業を主導された学情さんやいろどりさん。
これも皆さんがこんな機会を作って下さり、たくさんの人との出会いの中で温かく受け入れて下さっての事です。本当にありがとうございます。
日々振り返ったりするうちに、いろんな所で助けていただいて、こんなにも良くして頂いていたんだって後から後から気付きます。
けれどそこに気付けない自分が恥ずかしいし、悔しい。いつか何かしらお返しできたらなぁ…謙虚な姿勢を忘れないようにします。
上に挙げた多くの方々は私の日報に目を通されていないかとは思いますが…言いたかったのでこの場をお借りして(*^^*)!
なんか最後のお別れみたいな文章になってすみません(^-^;
早くも残りあと1週間を切りましたが、悔いの残らないようにやり遂げます!!
頑張る!!\(^-^*)
yokotaさんのコメント
投稿日: 2010.11.17 - PM 9:45
さっく お疲れ様です!
みんなで地域を作っているんだってことに気づくことが大事なんです。
そこのことに気づいたさっくは素晴らしい!
普通なら体験できないような濃い時間を過ごしているという証です。
残りの時間も悔いのないように。