地域密着型インターンシップ研修

地域活動インターン生を受け入れている宿や施設ごとの活動日記です。

 日報一覧

 

会津地鶏試食会

こんばんは!
さっくです!

[スケジュール]
0700起床
1300昼食・移動
1400会津到着
1540ウ゛ィライナワシロ到着
1800試食会スタート

2030試食会終了
2130試食会片付け終了
2240帰宅

今日は会津の”ウ゛ィラ猪苗代”で会津地鶏生ハム試食会がありました。
ここは高校の夏の集中学習会で缶詰め状態(おやつ付き)の3日を過ごした懐かしい思い出の場所なんですよ。

場馴れした星さんの下、受付でスーツで対応。
こういう場で初めて開催する側に立ち、緊張する地鶏だけにチキンな私!笑

料理長さんが実演して下さいました。
豚肉ではなく、鶏を使った生ハム。すっごく美味しいです!!
詳しく品評できないんですが、白い脂身が少なくて赤みが多くて綺麗。
鶏肉ってこんなに透き通るんだ!!とか鶏って淡白なのにパサパサしてない!!って驚きました。

生産は会津で加工は泉崎村。1つの特産品を作るにも、福島の中で連携プレーができます。
そうやって商品を作り、人と人が繋がっていく中に地域の素材が生き残る場があると思います。

宿での研修と結び合わせてみて考えたこと。
朝御飯に良さそう!
地産地消は土地を味わう、日本の昔からの食卓。
黒豆納豆が山形屋では出るんですよ。

けれど地元の食に忠実になることは質素さと表裏一体だと思います。
おもてなしをする以上、何かしら彩りが欲しい。そこで地鶏の生ハムが出たらだいぶ華やかになるのではないかなぁ〜と思いました。
地元福島を始め、島国や遠くはヨーロッパから海を渡って足を運んで下さる方々。本当にありがとうございますと言いたいです。
パリの2つ星シェフもいらっしゃいました。

もてなす事。
ただ機械的に業務をこなすだけではいけない。
見落とす事も、お客さん目線に立つと見える事があったり。
そして自分の事に没頭しすぎず、周りをよく見て気づくこと。
常に相手の立場になって考える事を忘れないようにしたいです。

 
 
 

白寿は99歳

こんばんは!
早くも研修は折り返し地点。けれど、えっ1週間しか居なかったっけ!?っていう不思議な感覚。
宿はいろんなお仕事ができるから面白い!

[スケジュール]
07:00起床
08:00朝食
08:45下膳
10:00盛り付けお手伝い
14:00業務終了・昼食

今日はお客さんがお昼から宴会。
見送っては迎え、お客さんに顏を合わせない時間はありません。
捨てながらまとめる、テキパキ要領のいい連携プレーで朝食会場はあっという間に綺麗になりました。

ノックはトイレは2回、お部屋は3回。
90歳のお祝いは卒寿。
宿では日本人として知っておきたい常識をたくさん学べます。

人間力は30歳になって出来上がる。
人を成長させるのは苦労。
だから今のうちにいっぱい経験しとくこと。
と、人生の諸先輩方からの教えを受けました。

いやいや本当に多くの事をスタッフさんから学んでいます。

埼玉は人が多い、街も栄えている。だからお金さえあれば、物に困ることは少ない。
一方で熱塩は人口も少ないし、お店も無く、車が無いと生活していけない。

でも、美味しくて安全な野菜、細かい気配りだとか日本人の文化だとか、昔からの人付き合いだとか。
お金で買えない大切なものが残っています。

「おもてなし」には見えない気配りがたくさん詰まっています。そして日本の文化、常識など…宿は日本伝統という財産を受け継ぐ貴重な場でした。

 
 
 

熱塩の黒いプーさん

こんばんは!
さっくです。
今日1日は中居さんのお手伝いをしました。

山形屋の裏の山の紅葉が綺麗。
だけど今日ビックリしたこと…
寮の裏に熊が出たらしい…!!
ロビーからのそのそ走る光景をお客さんが発見したようです。
こわいよ〜
しかも16:00ごろと、本来の朝から昼までのスケジュールならば遭遇してたかも!?
今日は遅番でよかった〜ありがとうございます!!
あんなにほんわかと蜂蜜を舐めてるプーさんが熊だなんて信じられない。笑
甘柿を全部食べてしまったそう。甘党?

[スケジュール]
07:00起床
08:00朝食
10:00自転車で農産物直売所へ
12:00洗濯
12:30昼食
14:00研修開始
22:00研修終了

中居さん業務です。
中居さんの袴みたいな制服を来てちょっとルンルン。笑

部屋をセットしてお膳立てして時間を見て配膳して…何度も何度もパタパタと行ったり来たり。
スタッフさんのすごい所は忙しくても気配りが行き届いて、とっさの出来事にも臨機応変に対応する所。

お客さんごとにいろいろな注文があるし、鍋の台の向きをあらかじめ火を着けやすいようにしておいたり、お客さんのスリッパを揃えたり、床に落ちたゴミに気付いたり。
鍋敷きの木目の向きも考えて配置しています。

お料理の出す時間など、先の先を考えて配膳したり…体だけでなく頭も使います。

キビキビと働いて元気!
言わなくてもお客さんが何をされたら嬉しいのかを察し、気配りができる!
相手の立場を思いやり、手をさしのべる優しさ。
芯が強い。
人が温かい。
それが福島の人の良いところ。そういう女性になりたいですね!

直売所もJAの女性支部の方が開いていました。
寒くても元気!!
朝とれたばかりの新鮮野菜がずらりと並びます。
100円か200円!!
スーパーと違うのは、鮮度と顏の見える安心感。
トロロ芋をゲットです。
写真も快く写って下さいました。

今日、休憩室の電話に、埼玉でのバイト先の名前で出そうになりました…笑
危ない危ない。

 
 
 

雲から

さっくです。
眠いです。
最近サウナに入るのが日課です。
今日の日報です。

[スケジュール]
06:20 起床
07:30 朝食
09:00 農家仲間の方にお会いしお話を聞く
11:00 福島クボタのイベントに同行
12:00 昼食
13:00 秋茄子の摘み取り作業・白菜収穫・サツマイモ洗い
17:00 業務終了
18:00 生産グループ仲間の方のお宅訪問
20:00 帰宅・夕食
21:00 入浴

今日は農家体験。
山形屋に野菜を納める遠藤さんに密着です。
秋ナスの摘み取りをしました。
皮が厚い秋ナスは漬物にすると美味しいらしいです。
トラクターの後ろに乗せてもらい、ワクワク!
軽トラとは違った乗り心地です。笑

こんなに寒くなってもしっかりと実をつける茄子に驚きました。プチプチと地道だけど時間が立つのが早く感じられます。籠一杯に取れ、楽しい収穫でした。
達成感で一杯です。
ただ鉄支柱を運ぶ後片付けは大変だった…

出来る限り無農薬にこだわる遠藤さん。
肥料を工夫することで虫が寄らなくなるそう。
貝が肥料になることに驚きました。

一期生の松田さんが撒いた白菜も収穫しました。
両手で抱えなければならないくらい大きく成長しましたよ!

工場等で働いて一方で農業に従事する。
食べ物にも困らない、お金にも困らない。農家も続く。
兼業農家がこれからの理想だとおっしゃっていました。

しかし、工場を建てる税は本社のある首都圏に持っていかれたり、天災で作物が壊滅したり、買い取り価格の変動が大きかったり。何といっても後継者が仕事を求めて出ていってしまう。
お客さんのニーズも、安心安全が求められる時代から安さや美味しさや綺麗さが重視されるようになったり。

なかなか綺麗ごとでは片付かない問題なんですね…
いろんな面から農家さんの大変さを実感しました。

会津の野菜は美味しい。
それは寒さのため。
水分を多く含む野菜は、凍らないために糖度を上げるそうです。
自然の適応機能です。
日本は南北に長いからその土地その土地で気候が変わる。
そんな地理的条件の違いがその土地だからこそ美味しい作物を作るんだと思います。

熱塩はアスパラが美味しい。こんなに美味しいんだ!とビックリするそうです。山形屋でも地産地消として春に御膳にあがります。

地元の物は美味しいし安全だけれど、生産量や収穫量の不安定さがあるし、メニューの変更に合わせて食材を切り替えたり、生産者さんに話をつけたりしなければならない手間もある。
お客さんに毎日安定して同じものを振る舞わなければならないことを考えると、宿の地産地消が遅れることも何となく分かります。
けれどそれを実行できる山形屋と生産者さんの連携プレーはスゴいと思いました。

会津の人は美味しい野菜を毎日食べられていいなぁ。

 
 
 

掃除隊

こんにちは!
さっくです。
今日は書くことが一杯です!!

山形屋では仏教用語で「身土不二」と地産地消を掲げます。

写真はお客さん向けの展示です。横ですみません…

半径30キロ以内で取れた新鮮野菜を食べる。土地が身体を作り、人を育てる。
黒豆納豆には驚きでした。
[スケジュール]
0800 清掃開始
1340 業務終了
1400 昼飯
1500 チャリ旅
1630 帰宅
1800 「わらび食堂」にお邪魔してラーメン(味噌ラーメンの美味しいここも地産地消!)
2000 帰宅
2030 入浴

今日は初めて客室・館内の清掃をしました。
それにしても清掃隊の方のパワフルなこと…
トイレ詰まりのハプニングを発見しても「何だやっちまったな!」と躊躇しないでガシュガシュと処置するたくましさ!
ゴミ出してトイレ掃除してベッドメイクしてコップを出して掃除機をかけて…
素早いのにピシッと丁寧。尊敬ばかりの1日でした。私はげっそり…笑

今日は自転車で道の駅に行ってみようとしました。
実は私はこのインターンは2回目で、夏休みに高知の「道の駅 とおわ」に行っているんです!
特産品て何だろう。
そこに何が込められているんだろう。
高知での研修からそんなことを考えるようになりました。
だから道の駅に行きたかったんですが…迷って行き止まりに到達。

仕方なく近くにあった神社が併設する大きなお寺に参拝です。
瓜生岩子という山形屋のご先祖様が祀られていました。彼女は戊辰戦争で敵味方分け隔てなく看護した、会津のナイチンゲールのようです。教科書には載らなくても、立派な事をした人はたくさん地方に眠っているんだなぁ。

商店のおばちゃんとこたつでお話しました。今は車でどこへも行ける時代、スーパーが出来てお客さんが減って商売がめっきりだと。
そして仕事を求めて都会へ人が流出する悪循環…
頼みの観光客や遠足も最近では減ったとおっしゃっていました。

仕事にしても観光にしても都会から人を呼び寄せる必要性をひしひしと感じました。

こんな山奥にまで足を運んででも来たい!!
そう思わせる物は何なのでしょうか。

 
 
 

外は寒いけれど宿はあったか

さっくです。
こんばんは。
今日の喜多方は昼間でも10℃ありません。
寒い…

しかし山形屋では毎日の研修の締めくくりに温泉に入れるんです!
幸せ!!
お湯はちょっとしょっぱい。熱塩温泉。
けどそのおかげかお肌もツルツル…!
平日は私の入る時間は露天風呂が貸し切り状態!

がしかし、研修中に気を緩めすぎも禁物ですね…
いつの間にか目覚ましを止めてまで熟睡する不身知柿よりずっと身の程知らずな研修生……反省です。。

そんなこんなで今日は厨房で18時まで。
肉を入れて自力でハンドルを回して挽き肉を作る作業に挑戦しました!!
地道でちょっとグロいけれど塊がニューって出てくる仕組みが面白い!

山形屋の方々は良い方ばかり。「たくさん食べな!」「分からなかったらいつでも聞いてね」「どうしたの?大丈夫?」と声をかけたり、温かく話しかけてお世話をして下さいます。

休憩室から見える蔦。
葉が繁り、色が変わり、散り…休憩中に眺める窓の一枠から季節の移り変わりを実感するという話が印象的でした。

10:30 業務開始 今日は食器洗浄です
12:30 昼食
13:30 休憩終了 再び食器洗浄開始
16:30 鮭の揚げ物の盛り付け・挽き肉作り・汁物準備
18:00 業務終了
18:30 夕食
19:30 帰宅

写真は夕食会場のヤマメの囲炉裏焼きです。
パチパチと炭火で炙られて「ほっ」と落ち着く光景です。
宿の中には、ふと気付けば癒しを与えるものがたくさんあります。
お風呂前のレトロゲームも、マッサージ機もそうですよね。

今日食器を洗っていて思ったのは、食器も「ほっ」の一員。
納豆の入るすり鉢、海苔の受け皿、茶器…
どれを見ても原色のチカチカした食器はありません。どちらかといえば暗めで地味な色。
けれど単体では目立たないお皿も、お料理と組み合わせればその素朴さが逆に美しさや美味しさを引き立てる。
洋食器には無い、日本ならではの和の温もりの力だと思います。

ほっとする和が積み重なり、お客さんがまた来るよと満足して帰るような「おもてなし」を作るのではないかと思った1日でした。

 
 
 

山形屋 1日目

さっくです。
今日から山形屋で研修開始です。

<スケジュール>
8:00 スタッフさんへ自己紹介
8:30 厨房入り 
     鮭と豚肉とゴボウの巻き物づくり
12:30 昼食
13:30 食器洗浄
14:30 業務終了

今日は朝早く起きて足湯に浸かってみました!
木々に囲まれて風流のある空間に癒されました。

昨日1日はお客さんとしてお風呂を堪能したり、館内をウロウロしたり。
そして今日スタッフとして働いてみて思ったことがいくつかあります。

綺麗な廊下にお風呂に美味しい食事に・・・館内にちらほら見える心配りの手書きの張り紙が、何だかほっとした気持ちにさせます。
こうしてゆっくりくつろぎ、満足して帰れるのは、朝早くから、もしくはそれ以前から仕入をしたり仕込みをしたりと多くの方の支えがあってこそのものなんですね。
サービスを受けている立場では見えないことがたくさんあります。
普段お客さんとして1泊する時、こんなにも多くのスタッフの方の心配りがあったんですね。
見えないけれど、あったかい「おもてなし」ってすごく良いなと思いました。

東京から紅葉を見に来たお客さんもいらっしゃいます。
この奥地までお客さんが来るのは、山形屋さんならではの魅力が何かあるはずです。

宿が仕入れる美味しいお米「さゆり米」について調べることに加えての課題にします!

 
 
 

今日からスタート

初めまして!
大学3年生のインターン生のさっくです。これから2週間地元福島での研修が始まります!

[スケジュール]
1000 全体研修スケジュール説明
1020 宿の体験プラン調査
1200 休憩
1300 宿の体験プラン調査・紹介(2)

1400 (株)明天 貝沼社長 インターンシップにおいての心構えや姿勢について
1500 日報システム説明

[今日の学び]
このインターンでは何をすればいいんだろう?どんな仕事をこなせばいいんだろう?
そんな事を考えて不安になっていました。

けれど与えてもらうのを待つだけではダメだって分かりました。

私に足りない、気を利かせるだとかそういう気付く力って働く側からお客様の事を見れたときに身に付くのかなって思いました。
宿の一員になったつもりで頑張ります!

 
 
 
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