地域密着型インターンシップ研修

地域活動インターン生を受け入れている宿や施設ごとの活動日記です。

 日報一覧

 

食材準備

研修生のゆっこです。

本日は、午前に生産者宅にて18日の食材準備、午後からはフィールドワークでした。

午前中の食材準備では、ネギの外皮剥き、サトイモ掘り、ブルーシート拭きを行いました。

ネギの外皮剥きでは、新鮮なネギであったためか、剥きながら眼が痛くなりました。

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今日の気づき。

サトイモを掘った後、親イモと子イモに分けたり、根を切る作業中に、お邪魔した家の奥様がヤーコンの話をして下さいました。

ヤーコンは、サツマイモのような形をしていて、甘くないナシのような味と触感とのこと。

生食でも、炒め物でも、煮物でも美味しく食べられるそうです。

印象深かったのは、ヤーコンそのものの話に加え、ヤーコンの市場性の話です。

というのも、ヤーコンはあまり売れないものらしいのです。

その理由が、「ヤーコンがなければ美味しくない料理がないため」とのことです。

良く言えば癖の少ない食材のようですが、「ヤーコンといえば○○料理!」という連想が、まだまだ消費者の中には無いようです。

生産地域や量が限られていたり、海外の料理で多用されながらも日本ではあまり生産されない食材(チコリなど)は、販売面での課題が大きいのかもしれません。

私が小さいころには見かけなかった「サンチェ」のように、「サンチェといえば焼き肉」か、「焼き肉にはサンチェ」といったイメージが定着すると、販売しやすいのでしょうか?

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今日の一枚。

生産者のお宅を訪問する際に乗ったバスの車内です。

日頃はバスに乗らないため、バスに乗るとちょっぴり遠足気分になります。(笑)

 
 
 

事務作業

研修生のゆっこです。

本日は終日、事務所での事務作業でした。

午前中は9月11日物販@宇都宮の報告書作成、午後からはモニターツアーの準備手伝いをしました。

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今日の気づき。

自分が作成したものは、毎度他人に確認してもらうこと。

自分が作成した報告書を事務所スタッフに確認する一方で、

他の研修生が作成した書類を数種確認する作業を行う中で、

作成者自らでは気づかない間違いや、書類レイアウトの指摘を受け合いました。

レイアウトの指摘なんて、ちょっとした事でぐ〜んと内容を見やすくなったりするので、他者の視点はとっても重要です。

今は、他者に確認してもらう事ばかりですが、そのうち他者に指導できるまでに経験を重ねていきたいです。

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今日の一枚。

帰り際の夕焼けです。

 
 
 

いざ、こぶしの里へ

研修生のゆっこです。

今日は、道の駅たまかわ「こぶしの里」へお邪魔してきました。

会津若松駅からバスを乗り継ぎ福島空港まで行き、福島空港にてこぶしの里よりKさんが出迎えに来てくれました。

こぶしの里に到着した後は、事務所にて、所長さんより、道の駅がつくられるまでのことや道の駅の村中での役割などを教えて頂きました。

所長さんはお忙しい方のようで、途中からはKさんが話を引き継ぎ、加工品のいくつもの試食を交えつつ色んな話をして頂きました。

事務所にて話を終え、昼食に出かけた後、店内で生鮮品や加工品の商品説明を受けました。

そして、夕方頃に帰路へ。

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今日の気づき。

直売所といった場所では、人から人への情報伝達が欠かせないということ。

こぶしの里では、ちょっと珍しい野菜も取り扱っており、その特徴や食べ方を訪ねられることもしばしばあるそうです。

また、加工品についても、使い方や味についての質問も沢山あるとのこと。

お客さんはわざわざ直売所へ来ているため、POPで説明するだけでなく、生産者や店の従業員と直接会話することで、購買者は商品への満足度が高まることと、

生産者もお客さんの反応を直に知ることで、生産意欲や商品への自信が高まるそうです。

説明を聞きながら、山際食工房さんにて、料理の説明の大切を教えて頂いたことを思い出しました。

お客さんが商品を買う→生産者の所得増加→生産者が使うお金の増加→地域内での貨幣流通増加→地域が元気づく

お客さんが商品を買う→生産者の意欲向上→生産量増加&品質向上→取引量や取引先の増加→生産者のネットワーク拡大→地域での交流拡大→地域が元気づく

といった流れを(間違っていたらごめんなさい)、こぶしの里ではねらっているそうです。

道の駅が地域の中で果たす役割について、考えさせられる一日でした。

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今日の一枚。

気になったPOPの一枚です。

 
 
 

雑草くんと枝豆隊

研修生のゆっこです。

今日は、会津若松で農業を営んでいるYさんのところへお邪魔しました。

午前中はキャベツ畑の草取り、午後は枝豆の収穫とキャベツ畑の草取りを行いました。

草取り作業では、鎌を片手に、畝間で元気に生えている雑草を刈り取りました。

額からの汗が涙のように顔へ流れる中、Yさん家のお茶とお菓子で休憩を取りつつ、雑草くんたちを打ち負かしました。

枝豆の収穫作業でも、汗をポタポタと流しながら、葉がやや黄色づいた食べ頃の枝豆隊を捕獲しました。

捕獲した枝豆隊は、最新の枝豆分離機でバラバラに解体していきました。

分解された枝豆隊のうち、一番隊の莢は、寮に帰った後とてもおいしく頂きました♪

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今日の気づき。

農作業は、同業と分業が必要だということ。

今日の私たちの作業は、Yさんの奥さんに主に指導して頂いたのですが、その裏でご主人や大奥様は別の作業を行っていたようです。

Yさん宅には、今週末のモニターツアーでお世話になるため、それに向けた準備と、通常の作業(手入れ、収穫、選別など)を平行して行う必要があります。

広い土地を少人数で耕作しているYさん一家では、何種類もの作物や品種を栽培しており、皆で同じ作業をしていては仕事ははかどりません。

作業を進めるのに本当に複数人の手が必要なとき以外は、一人一人が別作業を行ったほうが良いと思われます。

もちろん、別作業をしていても、作業内容や作物の成長度合いを周囲と確認しあうことが重要となりますが。

作業時間、作物重量、作業態勢などを考慮し、分業と同業を組み合わせることがポイントですね。

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今日の一枚。

キャベツ畑と打ち負かされた雑草くんたちです。

 
 
 

中間報告とご褒美

研修生のゆっこです。

今日は、午後から中間発表を、17時半頃から料理教室を行いました。

中間発表会では、トップバッターで8期生の方が最終報告を、9期生8名が中間報告でした。

同じ研修内容を行いながらも、人によって受け止め方が異なる点もあり、面白い発表でした。

この2週間の研修を振り返ることによって、残り2週間の過ごし方を考える良い機会になったと思います。

料理教室では、大熊町の奥様方4名の指導のもと、「かっけぱっと」と「混ぜ込みご飯」を作りました。

奥様方の手際の良さと人柄の温かさに、尊敬の意と癒しを感じました。

かっけぱっとも混ぜご飯も、概ねの作り方はわかったので、材料や味付けを自分なりにアレンジしつつ、今度は誰かに作ってあげたいです。

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今日の気づき。

料理は、食べる人の気持ちを考えて作るということ。

混ぜご飯の具を切っているときに、一人の奥様が「同じ混ぜご飯でも、おにぎりにするか茶碗に盛るかで、切る大きさを変えるのよ」と仰っていました。

おにぎりにする時は細かく切り、茶碗に盛るときはやや大きめに切るとのこと。

おにぎりを握るときに具がまとまりやすかったり、口に入れたときの口触りを考え、具を小さく切るようにするらしいです。

こんな手抜きのない小さな気遣いが、味も見た目もおいしい料理を作るんですね。

料理づくりに対する見方が変わる出来事でした。

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今日の一枚。

料理に奮闘する研修生たちです。

奮闘によって、おいしいおいしい料理ができました♪

 
 
 

物販当日

研修生のゆっこです。

今日は、東日本大震災から半年、アメリカ同時多発テロから10年です。

10年前のテロでは、テレビでブッシュ元大統領の「これから戦争を始めます」との宣言をしたことにかなり大きな衝撃を受けました。

そして9年半年後に、それまた全身が冷たくなるような出来事が起こりました。

震災から半年後の今日という日を、被災者の方々はどんな
思いで過ごしているのでしょうか。

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今日は、帝京大学宇都宮キャンパスで、物産を行ってきました。

スタッフとして、大学の事務員・学生、まちむら機構の方々などが協力して頂きました。

大学側でテントや机が予め用意してあり、商品の搬入や陳列をスムーズに行うことができ、大学側の手際の良いサポートに感謝です。

リーダーという立場がどういうものか、よくわかっていない私には、横田代表に指摘を受けながら、何とか作業を進めました。

また、私たちのテントに来てくれた方々のほとんどの方が、スタッフによる商品説明を受けると商品を購入してくれました。

こだわりの商品ばかりであるため、暗記した商品説明を繰り返すのみではなく、私という人間を評価して頂き、「あなたながオススメするものなら買ってみようかな」という気持ちにすることも重要だなぁと思いました。

そのためにも、ネット情報や生産&製造者情報を集めるとともに、自分が試食して商品の愛情を深めることも必要だとも思いました。

各商品の(原材料の)生産者や製造業者の思いを背負っていることを忘れずに、次回の物販もがんばろう〜っと。

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今日の一枚は、かっぱラーの宣伝隊長の「きゃっぱ君」の勇姿です。

彼も今日一日でとても日焼けをしたので、暫く隠れて色白になりたい(嘘)ということなので、次回の物産までお休み予定です。

 
 
 

楢葉祭

研修生のゆっこです。

今日は、午前中フィールドワークを、昼過ぎからカラオケ巡回バスへ同行させて頂きました。

フィールドワークでは、鶴賀城、末廣酒造さん、七日町駅周辺を巡りました。

カラオケ巡回バスでは、楢葉町のお祭りにカラオケ大会という形でお手伝いをさせて頂きました。

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今日の学び。

子どものエネルギーは、計り知れないということです。(笑)

いつのまにか、子どもの純粋さやエネルギッシュさを失っている自分に気づかされました!!

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今日の一枚。

鶴賀城でぇす♪

 
 
 

物販荷造り

研修生のゆっこです。

本日は、9/11物販@宇都宮の荷造りを行いました。

明日は事務所がお休みのため、今日中に物販準備を終える必要がありました。

作業内容としては、午前中に荷造りを、午後からはPOP印刷などを行いました。

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今日の学びは、

準備は余裕を持って行うことと、各自の報告の重要さです。

物販を行うことは、随分と前からわかっていたことにも関わらず、ついつい作業を先延ばしにしがちでした。

特に、横田代表への作業確認。

準備最終日の今日は、いつも以上に煩わせてしまいました。

それと、物販メンバーそれぞれが他の作業についての相互確認。

9/17・18のモニターツアーを控える中、各自が複数の作業を掛け持ちしており、毎日顔を合わせつつも物販作業の進捗状況はあまり把握できてなかったです。

モニターツアーの存在は言い訳にならないですね。

毎日の挨拶時や帰宅時に、互いに一言ずつでも確認すればよかったです。

反省。

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今日の一枚は、昨日の夜中から作り始めた「きゃっぱくん」です。

物販にてかっぱラーを売るので、夜な夜な段ボールで作ってみました!

「きゃっぱくん」は仮称なので、良い名前を考えついた方は、ゆっこまでご連絡を!!(笑)

 
 
 

かっぱラーへの道 その2

研修生のゆっこです。

今日は昨日に続き、山際食工房さんへお邪魔してきました。

作業内容は、午前中にかっぱラーの具(?)詰め、午後からは社長さんのお話を聞きました。

かっぱラーの具詰めでは、しぼり器を使って一本一本特製の具を入れました。
キュウリだけでなく、私の手も具の味が染み込みまた。(笑)

かっぱラーは、明日ラベルを貼って完成です!

社長さんのお話では、社長さんがこれまでに行ってきた活動などを紹介して頂きました。

旅食、親子向けの食育、地元食材のレシピ開発、講演会などなど、本当に幅広い活動をなさっていることを教わりました。

調理をするだけでなく、広報誌作成やイベント企画・実行などの活動もやっており、好奇心旺盛で勤勉な方だということがひしひしと伝わりました。

社長さんに弟子入りしたいくらいです!!

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今日の学びは、社長さんの一言、「広く学ぶこと」です。

一つのことにとどまらず、色んなことを経験し、その中で好きなこと深堀りして、専門になったほうが良いとのこと。

私の場合は、学校での専門の他に、IT、経理、広報かつどうなどなど、まだまだ経験すべきことは沢山あります。

もっともっと色んな人に出会い、色んな活動に参加させて貰い、経験値を上げていきます!

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今日の一枚は、山際食工房さんへ向かう途中の一場面。

飛行機雲の見える気持ちの良い秋晴れでした♪

 
 
 

かっぱラーへの道 その

研修生のゆっこです。

今日は、研修当初から興味を持っていた山際食工房さんへお邪魔してきました。

午前中は、人気商品「かっぱラー」の下準備と真空パック商品2つの袋詰めを行いました。

午後からは、ニンジンの面取りと真空パックの袋開けをしました。

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今日の気づきは…

規格外農産物の加工品は、取り組みの方向性によってはビジネスとして伸びる可能性があるのかな〜ということ。

自分が今学校で研究していることのきっかけが、加工品によって農産物の販売価格を上げられるという言葉だったため、山際食工房さんの取り組みにはもともと大きな興味を持っていました。

ただ、全国には沢山の種類の加工品があり、製造側の「もったいないから作りました」では、必ずしも売れるとは限りません。

購入者にとって、その商品を買う必要性や商品の何(味や使い勝手など)に満足してほしいか、このような点を明確にする必要があると思います。

この点について、山際食工房では、
 □商品を買う必要性→地産地消の量や社会貢献意欲の増加など
 □商品への満足→味(視覚、嗅覚、味覚)、値段、保存性など
が示されているように感じました。

地産地消にあくなき挑戦を続ける山際食工房さんには、まだまだ学ぶことが多そうです。

明日も、お邪魔してきまーす!

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今日の一枚は、山際食工房さんからの帰路での一場面。

空の色と雲の形・配置が綺麗だったので、写真におさめてみました。