地域密着型インターンシップ研修

地域活動インターン生を受け入れている宿や施設ごとの活動日記です。

 日報一覧

 

サムライ見参

毎日夢に旅館が出てきます。
昨日は夢の中でお掃除をしながら、サービスについてアツく語っていました。
そして今日もお掃除です。

【本日のスケジュール】
09:00 清掃業務
12:00 お昼休憩
12:30 作業開始
14:00 終業
15:00 武家屋敷に行く!

掃除の段取りが分かってきたため、足りないグラスをあっちこっち補充したり、2階から6階までかけめぐる。
チェックアウトの時間もバラバラだから、一度にまとめてということができないのですね。
障子の枠や細かい部分なども重点的にお掃除させていただきました。
インターン生は「かゆいところに手が届く存在(かゆいところが見つからなかったらさがす存在)」でなくては^^

今日は本当に色々なお部屋をまわったので、大分迷わなくなりました(笑)
お部屋を見るのは楽しいです。
しかし4階のはなれのお部屋は素晴らしかった…。
いつか来れるよう頑張ろう、うん。

そして今日はずっと行きたいと思っていた武家屋敷へ!
東山温泉から徒歩10分、自分の日本史ノートはちゃっかり持ってるのに財布を忘れるという失態を犯し、また往復30分、暑い、ちっとも愉快じゃないですサザエさん。
新撰組が戦った地として有名で(大河ドラマの舞台にもなっていたそうです)屋敷内はかなり見所多しです。
戊辰戦争の生々しい話も(自刀とか)随所にあり、そうか、会津ってこういう歴史があったんだっけと、訪れてみて初めて実感できるのでありました。
はやく鶴ケ城にも行きたいです!

しかし野口英世、新撰組、戊辰戦争など、会津って本当歴史の町だなあなんて思います。
と思ったら、京都、奈良に次ぐ歴史文化財が多い町みたいです。
興味のある仏教寺院めぐりで攻めてみるのもいいのかも。。燃えます。。(最近、自分の趣味はおじさんぽいなと思います笑)
先日行政の方が披露してくれた手品のように、会津も訪れた人がびっくりするような仕掛けをいっぱいつくりたいですね^^

【本日の一枚】
サムライハウスこと武家屋敷内にて!(秋にまたぜひ来たい!)

 
 
 

縁の下の力もち

痛い。。。

この腕と腰の痛みは、昨日の仲居さん業務からだということは間違いないでしょう。
朝、私の体は重かった。
いや、でも仲居さん、私の倍ぐらい重いもの運んでましたが。。どんだけー

【本日のスケジュール】
09:00 館内清掃業務・点検等
12:00 お昼休憩
12:30 再度業務開始!
14:00 終業

今日はお掃除チームに混ぜていただきました。
30人程で館内すべての清掃をまかなうという…。
ひたすら、お部屋に入ってグラスや備品を片付けて…な作業!
家事、わりと好きなので(?)手際よく進める清掃の方々は見ていてきもちいい、お部屋もきもちいい^^
しかしグラスひとつにしても、「消毒済」のビニール袋にカッコよく(大事!)入れられない!
何十、何百とこなしてカッコよく入れられるそうです、恐れ入ります。
某ハンバーガー屋で働いていた経験を思い出し、ハンバーガーを袋に包むように入れたら少しずつうまくできてきました。
何だかアルバイトの経験フル活動です(笑)

清掃員の中には仕切る方がいらっしゃり、休憩時間中、館内表か何かを見ながら、「誰々さんはここ」とか「あそこは大丈夫か」とか、頭の中にこの巨大な旅館のデータがすべて入っているのだと感じました。
「どこどこはああだからこうだ」と順に指示を出していき、職場体験に来ていた地元中学生の人数配分もきっちり行い、マネジメント力が半端ないと思いました!

サービス業界において、清掃は命なような気がします。
よく、トイレでそのお店が分かるって言いますものね。
単調な仕事の繰り返しで、誰もがやりたがる仕事ではない、し、単調だからこそ、忍耐力やモチベーション維持が大変な仕事だと感じます。
それって結局、実は誰もができる仕事ではないんじゃないかな、なんて思います。
先に書いたマネジメント能力も、すごく求められる仕事ですし。
ペアになった主婦の方が「縁の下の力持ち」とおっしゃっていたのが印象的でした。
昨日の仲居さんと同じですよね。
もし後々自分が何か組織を立ち上げたら、こういう人たちの声にしっかりと耳を傾けられる人間になりたいです。

今回は本当にスタッフのみなさんが優しい方ばかりで、何もできない私は随分と助けられています。
人間的に、学ぶことが本当に多いです。
自分は本当に出会い運がいいなあなんて、お掃除中に感じてしまったり。

結局「成功」するかどうかは、知識やスキル以前に、人なのだと改めて感じます。
今回のインターンに限らず、常に学ぶべきことは、そのあたりかな、なんて。

【本日の一枚】
朝食のもち!こづゆ!お赤飯!どれも名物です!腹持ち最高(笑)

 
 
 

課題設定!

夜は涼しくなってきました〜な福島です^^

【本日のスケジュール】
11:30 三者面談
12:00 お昼休み
14:30 仲居さんのサポート業務
21:00 終業

三者面談では、今回のインターンの課題設定。
ひとつは横田さんの提案。
もうひとつはこの4日間で自分が見つけた課題と提案。
2つ、欲張って決めちゃいました!がんばろー

夜は仲居さんにくっついて、宴会のお手伝い。
ゲートボール大会の打ち上げ会でした。
ものすごい熱気…アツいです!
そして優勝は、チーム・ラブラブ!
アツいです!(そしておめでとうございます!)

おじさまおばさま方のパワーに押され、重い配膳を運び、汗だくになりながら、おもてなしどころではない私。
しかしそれを軽々とこなす仲居さんたち。
仲居さんたちに気をつかっていただきながら、ペコペコしながらの業務です(笑)
本当に、こういう人たちがいなければ、宿は成り立たないのですよね。

実は数年前、地元の寿司屋で働いていたことがあるので、宴会は慣れている方なのですが、何だか久々に「あの感覚」を思い出しました。
こんなところで役に立つなんて、あの頃の私は思いもしなかったでしょう(笑)
P.S.写真は宿の入口にあるしゃぼんだまを出す機械。なかなか粋ですよね!

 
 
 

県庁に出向く!

今日は朝からかなり盛りだくさん!!
すごーく学びの多い一日でした!
とりあえず一日の流れを書いてみます。

【本日のスケジュール】
06:00 朝食バイキングのお手伝い
10:00 素材広場さんに移動
10:30 横田さんの打ち合わせに同行
11:00 移動、昼食
13:00 観山荘で船越さんの面談にご一緒させていただく
14:00 県庁に移動
15:00 福島県政策課題研修会に参加(横田さんが講師)
18:00 関係者の方々とご夕食
23:00 帰宅!

うん、盛りだくさん(笑)
金魚のフンのごとく横田さんにくっついてました。
しかし福島は広いですねー!
日本で3番目に広いって、来てみて初めて分かります。素材広場代表の横田さんは、ひとつの講演で往復9時間かけることもあるとか!
そのため車の中でできる調整や打ち合わせは、運転しながらされています。
常に笑顔を絶やさず前向きで、本当にパワーをもらえる横田さん、移動中色々なことを探り(?)ます。
なぜか恋愛観の話にまで発展したりして(何気に似ている気がします…笑)楽しい時間が過ごせました。

そして今日は行政関係の方々に向けての横田さんの講演があったのです。
じゃらんで10年間、観光関連の記事に携わっていた経験、それをベースに立ち上げた素材広場の話など、多くのお話が聞けました。
地産地消を宿で行う…それは実は、とってもとーっても難しいこと。
勤務4日目を終えて、宿の仕組みや構造、どこが農家さんとつながっているのかなどなど、少なからず見えてきたものがあるので、横田さんの一言一言を現実的に(研修前より)捉えることができるようになったのではないかと思います。
本当に、まずは現場を知らないと、何もできませんね。
自分が何を切り口に観光にアプローチしてゆくのかまだ分かりませんが、横田さんのとりくみとつながるものがあるのは確かだと感じるので、どん欲に学んでゆきたいです。
しかし素材広場さんのサポートがあるので、おそらく気づくべきことに自分のアンテナが早く反応するのだなあと感じています。
アルバイトじゃこうはいかない。
ここに今回のインターンシップの意義があるのだと思いました。
来てよかったです、まだ一週間経ってないですが(笑)

夜は、県の関係者の方々とお食事会をご一緒させていただきました。
みなさん、英国紳士に負けない紳士っぷりでした、本当に!
やはり日本人とイギリス人は気質的に似てるところがあるんですかねーってどうでもいいですね(笑)
色々とためになるお話を聞く事ができました^^

 
 
 

ロンドンと会津

福島、暑いです。
東北なのに盆地だから暑いのか。
でも夜は涼しくて布団かぶって寝ていますー

【本日のスケジュール】
08:30 お見送り業務
11:00 お昼休憩
14:00 お出迎え業務
17:00 終業

ここ瀧の湯さんでは、お客様の送迎に所有の黒いタクシーを使っています。
このタクシーなんと…

ロンドンキャブ!

ロンドンから取り寄せたものらしいです。
中には赤い絨毯が敷いてあり、ロンドンのより豪華ですが(笑)
自分はロンドンに1年滞在していたので、なんか親しみ感じちゃいます。
ちなみにこれは、レトロなものを旅館に置くという国の政策の一環。
このとりくみを行うことで補助金も出るらしいです。
会津地方では、瀧の湯さんしかとりくんでいないみたいです。
こんなふうに味のある旅館ができるのも、地方ならではの魅力ですよね。
せっかくなので、真っ赤なダブルデッカーバスも置いていただきたいですが(笑)
ロビーやラウンジも和モダンなインテリアに凝っているので、また紹介できたらと思います。

お出迎えとお見送りの流れは一通りできるようになったので、明日は朝のバイキングのお手伝いをさせていただきます。
朝、5時に起きれるよう頑張りますぞ。

 
 
 

おもてなしをする

今日も昨日に引きつづき、おもてなしのお勉強でした〜

【本日のスケジュール】
08:30 お客様お見送り
11:00 お昼休憩
14:00 お客様お出迎え
18:00 終業

瀧の湯さんには、SさんYさんという、誰もが認めるお出迎えとお見送りのプロとも呼べる方がいらっしゃいます。
常に柔らかい物腰でいつも笑顔、癒されます(笑)
心からのおもてなしとは何か、旅館で働くということはどういうことか、突き詰めるところ「旅館は何のために存在するのか」ということを考えます。

誰もができると思われているサービス業。
けれども、本当に誰もができるものなのでしょうか。
またそれを向上させるためには、何が大切なのでしょうか。
今日のビジネスの世界で、この「おもてなし」の位置づけはどのようなものなのでしょうか。

答えは結構、自分の中で出ていたりします。
けれども現場を見ながら、もっと考えます。

●写真は夜の館内

 
 
 

勤務初日の充実感

あやねぇです。
今日はひたすらお出迎えとお見送りをしていました。

【本日のスケジュール】
08:00 勤務開始・ひたすらお見送り業務
11:00 お昼休み
14:00 ひたすらお出迎え業務
18:00 旅館経営についてのお話
19:00 勤務終了

結構楽しかったです★
瀧の湯さんは、フロントでチェックインをせずに、奥のラウンジで抹茶とお菓子をご用意して、くつろぎながら行います。
これもおもてなしの一貫で、他の宿ではあまり行っていない独自のサービスだとか。
「来てよかった」と思っていただけるようなおもてなしは、奥が深い!
でも「伊藤さんこの仕事ピッタリだね!」と、素晴らしい接客をするYさんに言われたことは嬉しかったかな。
「笑顔がいい」そうです…恐縮です…。
けれども一番大切なことだそうです★

あとは敬語がむつかしい。
「二名様」はダメらしいです。
正しくは「おふたりさま」だそうです…。
案内で「〜のほうになります」もダメ!
日本語ってむつかしい…(笑)
でもきちんと覚えたいですね、日本語。

あと今日感じたのは、自分は最高を目指したいということ。
求めるものはオンリーワンであり、ナンバーワンのレベルです。
そして大切にすべきは「人」です。

そんなことを感じた初日(^^)

PS 写真は会津ご当地キャラのあかべえくん

 
 
 

初日から盛り沢山!

はじめまして!あやねえです。
現在、名古屋で大学生をしています。

昨年1年間イギリスに留学した経験から日本の良さに気づき、いいものがいっぱい眠っている日本をもっと魅力的にしていきたいなあなんて考えるようになり、日本の魅力が詰まっているのは田舎だ!ということで、福島まで来てしまいました☆
これからどうぞよろしくお願いいたします。
しかし福島は東北なので涼しいのかなと思っていたのですが、普通に暑いですね…(笑)

【本日のスケジュール】
10:00 りんごシードル商品開発の会議
11:00 りんご農園視察&会津中央乳業さん視察
12:00 移動、お昼
13:20 DVDとインターン研修
15:40 研修先の旅館へ移動

会議がとても新鮮でした。
シードルへの知識がふかまる&素材広場代表、横田さんのコミュニケーション力が半端ない!
相手のどんな言葉も肯定的に捉えるのはすばらしいです。
じっと観察していました。

素材広場さんにしたのは、代表の方が女性ということもあったから。
と思ったら、スタッフの方3人とも女性でびっくり!しかも子持ち!
男の人が一人もいないのには驚きでしたが、子育てと仕事をバリバリ両立させる姿はパワフルそのものでした!
地産地消を宿の料理や商品に活かし、観光を盛り上げるつなぎ役となっている素材広場さん。
「10年後、テーブルのものすべてを福島産に」という横田さんの言葉が印象的でした。
食の安全性が問題になる中、地産池消、旬産旬消の視点、大事にしたいですね。

りんご農園見学では、とれたてのりんごを食す。
りんごってこんなふうに木になってるんだ…なんて、自分が都会の人間であることを感じながら、中央乳業さんで今度はヨーグルトを食し、初日から福島の食を満喫。

そうそう、あと私を含む研修生3人のバックグラウンドがすごく似ていて、びっくりでした。
皆専攻が国際文化系(私は外国語)と外に目が向いていて、在学中にバックパックや研修で海外に行った事で「日本はすごい!」と実感して軸足を日本に置こうとしているところが、全く同じ!
「外を見て中の良さが見える」って本当です。
3人と聞いていたのであまり盛り上がらないかなーと思っていたので、そんな心配不要でした(笑)
海外の視点を日本に、そして都会の視点を田舎に活かせたらすてきだなぁ!

そして、今、研修先の旅館です。
温泉がとってもきもちよかったです☆
明日から、頑張ります!

p.s 現在旅館のロビーで日報を打っています。ここ瀧の湯さんでは、能の舞台がガラス越しの川沿いにあり、映像と音楽が流れています。「ポン!ポン!オオォ〜」と能を聴きながら日報とか何だか新鮮です(笑)

 
 
 
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