地域密着型インターンシップ研修

地域活動インターン生を受け入れている宿や施設ごとの活動日記です。

 日報一覧

 

気づかされる

今日は初の貸し切り風呂「十六夜」に一人はしゃいでおりました。
なんだかお肌がつるつるしてきたような気がします。
十六夜、能舞台から丸見えとか開放感ありすぎです(もちろんわざとです)。
そして出るときにカギが開いていました(笑)

【本日のスケジュール】
09:00 フロント業務
11:15 休憩&慶山焼を見に行く
14:00 フロント業務
18:15 終業

今日は久々のフロント業務。
ここが一番、お客様の生の声が聞けると感じたので、残りはこの業務でいきたいと思います^^
そうしたら、早速来ました、日帰り温泉の外国からのお客様!
イングランドから来た男性の方でした、イギリス英語ラブリー(笑 しかしやはり「イギリス出身」とは言いませんね)
エレベーターのことをliftと言ったら「あっ」という感じで反応したので、イギリスだとバッチリわかりました(イギリス英語ではエレベーターはリフトと言うのです)。
Bath(英国の有名な温泉地)は温泉とは言わないよね〜!などなど温泉トークで盛り上がり、瀧の湯を満喫されていました^^
外国のお客様が日本の温泉を好きになっていただけるのはうれしいことです。

今日はお昼に、旅館近くの慶山焼のお店にチャリで行ってきました。
そう、チャリ、やっと手に入ったのです!小さくてレトロでラブリーです!
これで徒歩20分のコンビニも楽々行けます〜〜瀧の湯さんありがとう^^
しかしずーっと下りなので、帰りは結構地獄ですが。。

と話はズレましたが、慶山焼のお話を。
これは慶山という地名からとったもので(焼き物のほとんどは地名だそうです)、日本ではもう私が行った一件しか残っていないそうです。
灰をさらに燃やしたものを釉薬としているため100パーセント自然で、化学的な釉薬にはない独自の深みある色が出るそうです(使うほどに味が出るのだとか)。
こういう伝統工芸って、古いイメージがありますが、ここは若手の職人さんに力を入れていることもあり、デザインがとてもお洒落。
マイおちょこを探しているので、かなりほしくなってしまいました(お酒相当弱いので、おちょこぐらいの薄い酎ハイがちょうど良いのです。それぐらい飲めば人間アルフアベットできるぐらい?弱いです笑)。
何だか長々と居座り色々とお話を聞いてしまったのですが、職人さんが「外に出たから慶山焼の良さが見えて会津に戻ってきた」とおっしゃっていたのが印象的でした。
焼き物が盛んな東海地方を思い出します。
名古屋出身だと言ったら、すごくうらやましがってもらえました、東海地方や京都はすごくいいものがある、と。
気づかされた、という感じ(笑)
もっと愛知の瀬戸物のことを知りたいです。
自分は卒業後はIターンする気満々でしたが、最終的にはUターンするのかなと初めて感じた瞬間でありました(数年はないだろうけれど…)。
UターンからOターンぐらいになってQターンとか色んなターンできたらいいかな?(ちなみに英国では、スト−クオントレントというイングランド北部のまちが焼き物の地と呼ばれ、王室御用達のブランドWedgwoodとかで有名です。蔵が点在していて、バスを乗り過ごしたり、ろくろ体験したりしてました。興味のある人がいれば行ってみてくださいね、日本のがすごいですがね笑)

慶山焼はちょっと卒論研究とも重なるので、なんだかいろいろと書いてしまいました。(卒論は「社会主義や資本主義は美学的観点から考察してその本質がつかめる」のような、何も知らない人が聞くと怪しさ全開な研究をしています笑)
とにかく今日、慶山焼を目にして、というより今回の研修で色々な工芸品を見て、卒論もかなりモチベーションが上がっている次第です。

会津とイギリス、英米学科な自分と観光、食、工芸、色々小さな点が、細〜い線になってゆくのを感じます。

【本日の一枚】
(研修中の)マイチャリ!

 
 
 

蔵のまち喜多方

個人的につけている日記帳の進み具合が、9月に入ってからはやいはやい。
毎日みっちり2ページは書いている。
書くことがわりと好きなので(?)このインターン日記もついつい書いてしまうんですよね〜
でも振り返って頭の中を整理することは大事なんじゃないかなって思います、特に学生のうちは^^

【本日のスケジュール】
09:30 喜多方へ移動
11:00 山形屋さんのイベント参加
13:30 お昼と移動
14:00 境米子さんの講演会
16:00 道の駅視察
17:00 会津若松へ移動
18:30 帰宅

今日は会津若松駅から電車で20分ほどはなれた喜多方へ。
研修生Akkyがこの地の山形屋さんで働いています。
ここは「喜多方ラーメン」の名のとおりラーメンが有名で、蔵が多いまちです(というのを来て初めて知る笑)。
点在する蔵を活かした観光地づくりが今とても盛んで、市民の方の意識がとても高いそう。
ロンドンからのレトロバスも走っていて、走るものが違うだけでこんなにも雰囲気が違うのかと、レトロ政策のすごさを駅に着いた瞬間に感じたのでありました。

今日、喜多方に来たのは、大声大会(山の上から思いを叫ぶ)という、何ともすてきなイベントに参加するためでした。
みなさん、叫ぶ叫ぶ!
「今晩はステーキだからビール用意しといてー」な方が見事1位の会津牛を獲得されておりました。
そして研修生のまっちがパラグライダーへの想いを大声にし、見事ゲット!飛んでおりました^^
学んだことは、「とにかくほしいのだ」という熱意を、誰に何と言われようと、猛烈にアピールすることだと思いました(笑)

その後は境米子さんの講演へ。
親が本を持っていたので名前は知っていたのですが、実際に見るのは初めてな私。
有機農業運動を20年前から始めていらっしゃった方で(農薬ありきな世界で当時女性がこのように活動するのはものすごいことなのです)パワフルな方でした!
色々な言葉や意見に共感を覚えましたが、水に対する感謝のこころを持つ必要性を説かれていたのが特に印象的でした。
水がなければ、何も育たないし、人も生きることができない(人は水だけで40日生きれますものね)。
蛇口をひねれば水が出てくる、そんな当たり前のことに感謝できる人が少ないと。
なんだかふと、小学校の頃、理科の実験で使った大きなガラスボールいっぱいの水を、先生が実験後に流しに捨てていて「目の前の花壇にまけばいいのに」と思ったのを思い出しました。
つまるところ、米子さんが何度も強調されていたように、教育にいきついてしまうなあ、なんて。

その後も道の駅の職員の方にお話を聞けたり、いっぱいマップや資料を収集できたり、とっても有意義な一日でした!
書き出したらキリがない(笑)

ので、今日はこのへんで^^

【本日の一枚】
絶景でしたーーーー!!!

 
 
 

中間報告会

今日は朝、白虎隊で有名な飯盛山へ。
「ならぬことはならぬものです」
会津武士道の教えです(街中に見かけます!)。
普通に考えておかしいのでは?ということでも、まかり通ってしまう時代、こういうことをビシッと言えるようになりたいです。
……自分に(笑)

【本日のスケジュール】
09:30 飯盛山に登る!
11:00 素材広場着
11:30 素材広場の講義
12:15 休憩
12:50 中間報告会
17:30 終了

今日はインターン生4名が集まっての中間報告会でした^^
各自の宿のプランや課題をプレゼンして、色々な情報をシェアできたのではないかと思います。
やや準備不足は否めないながらも、30分、ストップがかかるまで宿についてべらべらと語り続けていた自分に驚きました(笑)
私の今回の課題は、宿に置かせていただく予定の商品(シードル)の企画書づくりやサポート業務。
加えて、外国からいらっしゃったお客様向けの英語マニュアル作成をします。
研修開始3日後ぐらいに、一人でラウンジでぼーっとしていたら、外国のお客様がチェックインにいらっしゃり、スタッフの方が大変そうだったのです。
英語の案内がなく、微力ながらも通訳を行ったら喜んでいただけたので、これはミッションだ!と。
外国のお客様がいらしたら、これを見せればスタッフの方は何もしなくても大丈夫!なぐらい内容の濃いものをつくります。
ベースさえつくっておけば、後のインターン生にも引き継ぎができますし★
今日、他のインターン生の宿の情報をシェアしたことで、盛り込む内容について、色々なヒントがいただけました。
インバウンド・ツーリズムにも関心があるので、これぐらいちゃちゃっとできないとです。
お客様が何を求めているのか、どんな情報があったらうれしいか。
それを基本から考えるだけでもとても勉強になります。
これまでの観光は着地型という、旅行代理店がニーズに合わせてプランをつくっていたのが主流。
けれども個人の旅行者が増え、現地でニーズに合わせたプランをつくってゆく発地型の時代だそうです。
お宿さんが本来の力を十分発揮できるよう、全力でお手伝いしたいと思います!

【本日の一枚】
インターン生集合!今日は一緒のお宿なり★

 
 
 

宿と農家さん

食べました!会津ラーメン!朝から!(笑)
ずーっと朝のまかないで食べたいと思っていたけれど、いざ朝、目の前にするとごはんを食べたくなってしまい、なかなか手が出ませんでした。。
しかし今日は何だかイケそうな気がしたので食べてみました、ウマい!
しょうゆベースの太麺が特徴でさっぱりしています、みなさんも会津に来たらぜひぜひ!

【本日のスケジュール】
13:00 横田さんと移動
15:30 講演会会場着
16:00 横田さんの講演
17:00 休憩
18:00 懇親会
20:00 移動
22:30 帰宅

今日も車内で、講演会で、懇親会で、学び多し。
今日の講演会は白河で、20〜30代の若手の農家さん約40名近くに向けてのものでした。
なかなか横のつながりが持てないのが農家さんの現状。
このように交流を深める機会、そしてそれを若い農家さんで行うことはとても画期的なことだと思いました。

横田さんの講演は、自分が半月ではありますが素材広場に関わっているだけあって、落とし込めるものが最初と違うなと感じました。
横田さんのおっしゃっていることが、具体的にイメージできるようになるというか。
事業の流れのお話とか、まさに今関わっていることなので^^
そしてますます、地産地消を宿で行い福島のホスピタリテイを上げる、なんてものすごいニッチでおもしろくてすごいことやってるんだななんて感じます(笑)
生産者と宿のつなぎになる、宿と生産者の現場の声をここに来て聞いて、それがいかに大切なことかを毎日考えさせられます(しかし‥自分は短いながらも人生振り返ると、教育をはじめ、おもしろいぐらいニッチなものにしか関わっていないことにふと気がつきました。多分、そういう運命なんだと思います笑)

農家さんは若手だけあって、みなさん気さくな方ばかりでした!
たまたま声をかけた方が名古屋に5年住んでいた方、ロンドンに1年半住んでいた方など、ものすごく盛り上がってしまいました。
こんなところでもロンドントークができるなんて(もちろんまじめな話もしましたよ!笑)
今日はいらっしゃらなかったけれど、20代女性の後継者さんもいるようで(すごくめずらしいことだそうです)何だか農業に改めて希望が持てました。
こうした若手の農家さんがもっと発言できて、つながりが持てるようになったら、もっともっと変わっていくんだろうな〜やっぱ地域を変えるのは、よそもの、わかもの、ばかもの、ですね♪
名古屋でこんなにも多くの農家さんとお話できることは多分ないので、本当に貴重な経験でした。
将来、何らかの形で、農家さんやお宿さんの力になってゆけたらいいな、というか、なれるような道を考えたいです。

そうそう、今日、仲の良い友達が、こんなリンクを送ってくれました。
エッセイ「刺激の島?竹富島」http://www.churashima.net/essay/2008/02.html

横田さんがいつもおっしゃる「観光とは笑顔」に通じるものがあるような気がします。
相手に気づきを与えたり、潜在的に求めているものに応えたり、本当のおもてなしって、単なる形式だけでもなく、むやみに相手に同調することでもないような気がします。
数値化しにくい、長期的なものだからこそ、自分は大切にしていきたいな、なんて思います。

【本日の一枚】
伊藤綾子です(笑)

 
 
 

秋風と温泉と

福島がめっきり涼しくなってきました!
冷たい風や、すすきなんかが秋の風情を醸し出しています。
昨日の農家さん、もうコタツ出してましたもの…もっと長袖を持ってこればよかった。。
もう秋ですねー来たばかりの頃は、アパートにカブトムシ(!)がくっついていたのに。

【本日のスケジュール】
08:30 素材広場で課題の報告書作成
12:00 お昼休憩
13:00 インターン研修PRのためのチラシづくり
17:15 就業

今日は久々にずっとパソコンの前で作業をしていました。
某商品開発に携わっているのですが、その報告書をまとめたりしていました。
形式とかも大事ですが、詰まるところ求められるのは、要点をまとめる力や、日本語での整理能力だなあなんて感じます。
これは大学に入ってからもずっと意識してきたことだったので、こういう場面で活きてくるのはちょっとうれしい。
スキルは積み重ね、という昨日の言葉が頭をよぎります。
そして空いた時間でチラシを無駄に凝ってしまうという‥(笑)

今日は夜、旅館で毎日行われている日本舞踊と語り部の舞台を観ました(いつもネットをしながら横で聞いてるだけだったので)。
日本舞踊、いい。。!!
動きがしなやかで、華麗な動きになんだか目を奪われてしまいます。
ちゃんとしたのも一度観てみたいななんて思いました^^

そして、昨日書き忘れたのですが、実は昨日、別の旅館の温泉視察(という名の楽しい温泉めぐり)に行ってきたのですよ。
評判が良いところで、なんといいますか、本当に良かったです(笑)
高いところにあるので、露天風呂では会津若松を一望でき、夕暮れ時にはピンク色の空がパノラマに広がり、夜にはプラネタリウム状態だという。。
ちょっと、温泉ハマりそうです。
効能などの調べものも業務でしたりしているので、ますます興味がわきます。
とある昔のお殿様は、遠くの山から色んな温泉をひっぱり出して毎日入っていたとか。
温泉が引かれているマンションなんかも会津にはあるらしいです。
「そこまでしなくても‥」なんて思っていたのは遠い昔の話です、結構それぐらいしたいかもしれません(笑)
Health Tourismなんて言葉があるぐらい、温泉だけでも十分観光として成り立つんですよね。
イギリスで、日本が世界の温泉国トップ3に入っていたデータを見て驚いたのを思い出します。
地域によって色々な温泉があるので、調べてみよう^^

【本日の、本日ではない一枚】
東山温泉入り口付近からの夕暮れ

 
 
 

宿がすき

車で移動中、ラジオで「会津」「郡山」などの地名をこうも毎日聞いていると、ああ福島に自分はいるんだなーなんて思います。
適合能力が高いのか、単に鈍感なのか、馴染み過ぎです。
先日の農業体験、トラックに乗った自分の写真(笑顔で首にタオルを巻いている)を見るたびに、現地の人のように思えてきます。

【本日のスケジュール】
08:30 素材広場で事務作業
09:30 移動
11:00 扇やさんでよーこさんの三者面談
12:00 移動・お昼
13:00 船越さんと合流
15:00 大友農園さんとお打ち合わせ&農園見学
16:00 土湯散策&移動
18:00 帰宅(近くの温泉へ!)

福島は本当に広い!
電波も届かないことが多々あるため、移動中は横田さんもお手上げ状態であったりします(田舎に特化した携帯会社があればいーのに!)。
そういうわけで色々とお話をするのですが、結構こうした会話からコアな気づきを得られたり。
営業もでき、旅行代理店のノウハウもあり、企画もライターもできるスーパーな横田さん(営業は東北・北海道地区で賞をいただいたとかすごすぎます)。
スキルについて色々話していたときに「こうしたスキルを身につけようと思って身につけたわけではないのよねー」とおっしゃっていたのが印象的でした。
目の前のことをやっていたらスキルになった、積み重なっただけだと。
本当、そうだよな〜なんて、妙に納得してしまったのでありました。
その過程では、おそらく自分でも何をやってるか不明瞭なときもあれば、まわりから見たらもっと何をやってるのか分からなかったりすることもあるのだと思います。
でもただひたむきに目の前のことをやり続ける。
それが長期的に見て、視野の広さにつながり、しっかりとしたスキルとなってつながってくるのだろうなーと。
築いたと思ったスタンスにすぐ迷いが生じたり、感覚ではこうしたほうがいいのかなと思っても頭がそうするのを妨げたり、そんなことは多々あるので、理屈:感覚の比率を50:50くらいでいけたらいいかな。
考えるけど考えない生き方で(笑)

あとあと、今日いいなと思った言葉。

「宿が好きなんだよね」

元気のない宿を見るとほっとけないそうです(笑)
この「ほっとけない」という感覚、恐れ多いですが、とても共感します。
そう、ほっとけないんです。
誰もやらないなら、私が何とかするわ!って思うんです(笑)

色々な人に会うと、自分の軸が少しずつ見えてきます。
そういう意味で、無駄な出会いは何一つないな、なんて感じます。

【本日の一枚】
土湯温泉街には足湯が道ばたに4箇所もあるのです!毎日温泉療養してます〜

 
 
 

空な福島

以前、三重県に1ヶ月間住み込みでインターンしていたことがあります。
大きな山が、まるで親のように私を見ていてくれました。
かたや福島、今度は空に包まれるような感じです。
平野を車で走っていると、夕暮れの月を見つけるのが大変なほど、視界いっぱいに青空が広がります。
どちらも全く違う土地ですが、共通するのは、自分は自然の一部であるという実感と、無力感と脱力感です。

【本日のスケジュール】
08:30 素材広場へ移動
09:00 書類整理、リサーチ業務
12:00 お昼休憩
13:00 課題に取り組む
16:00 横田さんのお打ち合わせに同行
17:30 移動
19:30 旅館関係者さんの講演と食事会
22:00 帰宅

今日も楽しい一日だったなあ〜〜
なんだか今日はポワーンとしています。
ただの疲れかもしれないけれど(笑)そんな穏やかな状態が結構すきだったりします。

お打ち合わせは「りんご研究会」(総勢7名)の方々と。
りんごのお酒開発を行っているのです(自分も関わっています)。
みなさんのりんごに対する熱いがすばらしい。。
地方での商品開発の過程に携わると、商品、人、流通など、色々なことを深く知ることができます^^

そして夜は、旅館‥ではなく、旅館業を営む整体士(?)さんの講義。
私も前でゆがみをなおしていただきました(笑)
おもしろいです。。地方は色んな意味で期待を裏切ってもらえるのでおもしろいです。。

明日もちょっと遠出。
今日は東山温泉から星がよく見えます、おやすみなさい★

【本日の一枚】
車窓から‥(携帯落とすかと思った)

 
 
 

夢がふくらむ

今日は朝から雨がザーザーな一日。。
こんな中お出かけなんて‥
‥‥なんて弱気にはなりません!
長靴を装備し、行ってきました大内宿!!

【本日のスケジュール】
09:00 バスで移動
10:00 まずは塔のへつり着
10:30 移動
11:00 大内宿着(お昼はねぎ蕎麦)
12:15 移動
13:00 会津本郷焼の見学
    会津漆器の見学
13:50 移動
14:30 会津若松駅着
14:30 散策(七日町やカフエめぐりなど)
19:30 4〜5時間ひたすら歩き続けて帰宅
20:00 社員さんとソースカツを食べに行く

今日は会津の色々なものが沢山見れて視野がと〜っても広がりました!!
すごい、会津、宝の宝庫。。
漆や磁器、からむし織りなどの伝統工芸、豊富な地酒、あふれんばかりの歴史建造物、仏教の都、野口英世、手塚治虫の訪れた町(手塚さん散策マップがある!)etc…
そして大内宿、東北のコッツウオルズがここにあった!!

大内宿は、江戸時代に会津若松と日光を結ぶ会津西街道の宿場町として栄えたそうです。
明治以降は近代化から取り残されていたけれども、そのおかげで昔ながらの景観が残り国の重要伝統建造物群保全地区に指定されたそう。
観光地化することの善し悪しはここでは置いておいて、古きものから学ぶべきことは多いはず。
近代以降、よしとされてきたものが今限界に近づいていて、取り残されたものの価値を改めて見直そうとする試みに、自分は可能性を感じます。
不易流行という言葉があるように、ものごとは流行だけではもたないのではないかと思います。

しかし英国は観光立国ということで、その実態を見ようじゃないかと、1年かけて北から南へ30カ所以上めぐり感動してましたが、やはり日本にはそれを超えるものがあると確信に迫っております。
この国には、特に地方には、世界に誇れるものがいっぱいある。
自分の将来はもちろん、これからの日本に夢を持ってしまいます(というか希望以外見えないのですが!)。

「風景が日本人をつくってきたんです」
「何となしに捨ててしまったものの価値をもう一度考え直す必要があるのでは」

今日、偶然七日町の酒造屋さんで見た高羽哲夫さんの言葉が響きます。
自分の「夢」を、もっと「ヴィジョン」にしてゆきたい。

【本日の一枚】
大内宿名物「ねぎ蕎麦」!ねぎとおたまを箸代わりにして食べます。食べにくさ120%です。長野から取り入れた文化だそうです。何故。

 
 
 

3分の1な地点

朝ごはん、いつもモリモリいただいております。
ドラえもんのような腹で、朝は業務を行います。
でも夜はペコペコです。

【本日のスケジュール】
09:00 お客様お見送り
11:00 お昼休憩
14:00 お客様お出迎えとお部屋案内
18:15 終業

今日はチェックインのお手続きからお部屋案内をご一緒させていただきました。
瀧の湯さんでは、チェックインをフロントではなく、ラウンジのソフアでゆっくりお抹茶と水ようかんをお召し上がりいただきながら行います。
お抹茶と水ようかんの説明にはじまり、館内のご説明、クーポンのサービス、能、セルフのお酒サービスのご説明などなど、側で聞いていると情報量がすごいことを初めて実感しました。
時間がかかっている理由が分かった気がします‥
自分はちょっとしたモニタリングの調査を行う予定なので、お客様のタイミング、時間などを伺う良い機会でした(あと接客の質の高さ!)。
まわりに迷惑だけはかからないようにしなければ‥‥

しかしもう3分の1がすぎてしまったのですね!はやい!!
基本、休みなしの今回のインターンなので(休みはあってもどこかに出向いたりして何らかを学ぶことが必須)、毎日とても充実しています。
生活が落ち着いてきたので、今日は会津若松の駅でもらった膨大な量のチラシとパンフレットをお昼休みにずっと見ていました。
やばい、行きたいところ色々ありすぎです、燃えます(笑)
米沢も2時間で行けるバスが出ていて、結構行ってみたかったり‥。

そんなわけで、明日はお休みをいただき、写真を見た瞬間ビビツ!ときた大内宿に行ってきます!!
日本にこんなラブリーな場所があるなんて!!

女一人旅はやめられませぬ。

【本日の一枚】
ラウンジから眺める能舞台

 
 
 

農業日和

福島弁に染まってきました。
「そうだべ?」「どーこいったべ?」etc..
言語学的な記号を用いて説明できないのがもどかしい。
きっと今私は、名古屋弁がやや混じった微妙な福島弁を話しているでしょう。

【本日のスケジュール】
10:00 梁田さんの農場に移動
10:30 白菜の苗を植える
12:00 梁田さんのスペシャルランチ
13:30 作業開始
16:00 終業

今日は待ちに待った農業体験でした^^
天気は晴天!!この日のために長靴も買ったのでテンションがあがりました(笑)

白菜の苗を植えたのですが、こうした農作業をするのは小学校以来なような気がします。
私が生まれたときから母親が有機野菜を農家さんから買っていたり、自分が食の世界に関心を持つのは自然の成り行きなのかもしれませんね(今思うと)。

しかし、苗は我が子のようでした‥かわいい!
妙に愛着が湧くというか、無事に形になってくれればそれでいいと思ってしまったりとか、育った姿を見たいというか、出荷は娘を嫁がせるようなものなのでしょうか、手放したくない(笑)なんて、思ってしまったり。
食の安全が叫ばれる中、生産者の顔を見たいと思う風潮はありますが、その逆ももっと実現してゆけたら素敵ですよね。

農業といえば、農業研究者の松田喜一さんの「百姓の五段階」を思い出します。
生活のための百姓、芸術家の百姓、詩的情操化の百姓、哲学家の百姓、そして最終段階が宗教家の百姓。
すごーく興味深いです。

お昼は梁田さんのご自宅でお昼をいただきました。
どれも野菜が新鮮で、本当においしかったです!!(特にカボチャと茄子が!)
実は福島に到着後は3日間コンビニ生活だったのですが、そのかいあって(?)、今は食の大切さをひしひしと感じております。
毎日おいしいものを感謝していただくことが、本当ーにその日の活力になるんです。
農業自体を仕事にすることはまだ考えられませんが、自分をここまで支えてくれている食への感謝の心を忘れないためにも(?)、将来何らかの形で畑を持てたらいいな〜(そして趣味でおうちカフエを開く?)。
梁田さんの農作業体験を通してそんなことを感じたりもして、なんだか穏やかな気持ちになれました(やっぱり自分はスローライフが合ってるのでしょうかね笑)。

トラックの荷台に乗せていただいたり、お孫さんと(私が)遊んでいただいたり(これまた「自分こんなに子供好きだっけ?」と思うほど幸せな気持ちになれました)、梨をいただいたり、色々農業のお話をして下さったり、作業は暑い中ちょっと大変でしたが、少しだけ、自分の原点に戻れたような気がします。

梁田さん、お忙しい中どうもありがとうございました!

【本日の一枚】
白菜の苗とふれあう私