地域密着型インターンシップ研修

地域を歩いてお勉強中!インターン生ごとの日記一覧です。

気づかされる

今日は初の貸し切り風呂「十六夜」に一人はしゃいでおりました。
なんだかお肌がつるつるしてきたような気がします。
十六夜、能舞台から丸見えとか開放感ありすぎです(もちろんわざとです)。
そして出るときにカギが開いていました(笑)

【本日のスケジュール】
09:00 フロント業務
11:15 休憩&慶山焼を見に行く
14:00 フロント業務
18:15 終業

今日は久々のフロント業務。
ここが一番、お客様の生の声が聞けると感じたので、残りはこの業務でいきたいと思います^^
そうしたら、早速来ました、日帰り温泉の外国からのお客様!
イングランドから来た男性の方でした、イギリス英語ラブリー(笑 しかしやはり「イギリス出身」とは言いませんね)
エレベーターのことをliftと言ったら「あっ」という感じで反応したので、イギリスだとバッチリわかりました(イギリス英語ではエレベーターはリフトと言うのです)。
Bath(英国の有名な温泉地)は温泉とは言わないよね〜!などなど温泉トークで盛り上がり、瀧の湯を満喫されていました^^
外国のお客様が日本の温泉を好きになっていただけるのはうれしいことです。

今日はお昼に、旅館近くの慶山焼のお店にチャリで行ってきました。
そう、チャリ、やっと手に入ったのです!小さくてレトロでラブリーです!
これで徒歩20分のコンビニも楽々行けます〜〜瀧の湯さんありがとう^^
しかしずーっと下りなので、帰りは結構地獄ですが。。

と話はズレましたが、慶山焼のお話を。
これは慶山という地名からとったもので(焼き物のほとんどは地名だそうです)、日本ではもう私が行った一件しか残っていないそうです。
灰をさらに燃やしたものを釉薬としているため100パーセント自然で、化学的な釉薬にはない独自の深みある色が出るそうです(使うほどに味が出るのだとか)。
こういう伝統工芸って、古いイメージがありますが、ここは若手の職人さんに力を入れていることもあり、デザインがとてもお洒落。
マイおちょこを探しているので、かなりほしくなってしまいました(お酒相当弱いので、おちょこぐらいの薄い酎ハイがちょうど良いのです。それぐらい飲めば人間アルフアベットできるぐらい?弱いです笑)。
何だか長々と居座り色々とお話を聞いてしまったのですが、職人さんが「外に出たから慶山焼の良さが見えて会津に戻ってきた」とおっしゃっていたのが印象的でした。
焼き物が盛んな東海地方を思い出します。
名古屋出身だと言ったら、すごくうらやましがってもらえました、東海地方や京都はすごくいいものがある、と。
気づかされた、という感じ(笑)
もっと愛知の瀬戸物のことを知りたいです。
自分は卒業後はIターンする気満々でしたが、最終的にはUターンするのかなと初めて感じた瞬間でありました(数年はないだろうけれど…)。
UターンからOターンぐらいになってQターンとか色んなターンできたらいいかな?(ちなみに英国では、スト−クオントレントというイングランド北部のまちが焼き物の地と呼ばれ、王室御用達のブランドWedgwoodとかで有名です。蔵が点在していて、バスを乗り過ごしたり、ろくろ体験したりしてました。興味のある人がいれば行ってみてくださいね、日本のがすごいですがね笑)

慶山焼はちょっと卒論研究とも重なるので、なんだかいろいろと書いてしまいました。(卒論は「社会主義や資本主義は美学的観点から考察してその本質がつかめる」のような、何も知らない人が聞くと怪しさ全開な研究をしています笑)
とにかく今日、慶山焼を目にして、というより今回の研修で色々な工芸品を見て、卒論もかなりモチベーションが上がっている次第です。

会津とイギリス、英米学科な自分と観光、食、工芸、色々小さな点が、細〜い線になってゆくのを感じます。

【本日の一枚】
(研修中の)マイチャリ!

 
 
 

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