地域密着型インターンシップ研修
地域を歩いてお勉強中!インターン生ごとの日記一覧です。
カッケバット
2011/09/12-つぼちゃん
おおきに。インターン生のつぼちゃんです。今日はモニターツアーの打ち合わせ、中間報告、料理教室とコンテンツ満載でしたよ!
【スケジュール】
08:40 モニターツアーの会議
13:00 中間報告
17:30 仮設の方による料理教室
21:00 研修終了
午前中は今週末のメディア向けモニターツアーについて会議。まだまだ詰めないといけない部分が多く、私もメインで担当している観光復興チームをお手伝い。「芋煮」なる伝統料理の解説を作成しました。(気になる方は調べてね!)
午後イチからは中間報告でした。
去年までは割と人前でプレゼンする機会が多かったのですが、久々で時間内にうまくまとめることが出来ませんでした・・・。しかし8分でまとめるには濃密過ぎる研修内容だったとも言えます。本当に濃い経験をさせてもらってます!
夕方からは大熊町の仮設住宅の奥様方から料理を教わりました。
今回はSさんの出身地岩手の郷土料理である「カッケバット」と混ぜご飯を作りました。「カッケバット」とは、小麦粉と塩、水を捏ねたウドン種のようなものを薄く伸ばし、一口大の大きさに切って、コンニャク、豆腐と一緒に茹でる料理です。これをニンニク味噌であわせていただきます。岩手では年間を通して御近所さんと集まってよく食べられるそうです。
カッケバットも混ぜご飯も大変美味しゅう御座いました。
料理の間、そして食事の間に奥様方から色々なお話を伺うこともできました。
Yさんは大熊町で旦那さんと一緒に居酒屋とスナックを経営なさっていました。その時のご家族での暮らしを懐かしそうに語っておられたのが印象的です。
原発の事故の後、ここ会津若松市に旦那さんと移って来られましたが、原発で働いておられた娘さんは職場を失ったため、茨城県に移り住みお仕事をされているそうです。
Hさんは大分県出身で、宮城県でご主人と出会い、ご主人が福島第一原発でお仕事を始めると同時に大熊町へやってきたそうです。
3、40年前に福島第一原発が出来た頃は、原子力は夢のエネルギーと持て囃され、建設により多くの雇用も生み出し、それを契機に移って来られた方も多かったと言います。
これからも少しづつ仮設住宅の方と触れ合っていきたいです。
ではでは!
(写真はカッケバットです。)