地域密着型インターンシップ研修

地域を歩いてお勉強中!インターン生ごとの日記一覧です。

伝統に押し寄せる輸入品の波

2011年1月10日(月・祝) 晴れ

今日は良いお天気でしたが、一日中寒かったです。

今日の会津若松は十日市という初市でワイワイしていました。
十日市の起源は、諸説ありますが、一説では600年以上も前にさかのぼるとか。
この十日市で、縁起物の風車や起き上がり小法師を買い求め、今年一年も無事に過ごすことができるように願うのです。

スケジュール
9:00 報告会準備&キリシタン
12:00 お昼
13:00 十日市見学
16:00 帰宅。そして報告会の準備
19:00 終了

十日市、実は、昼間に行くのは初めてです。
ずっと会津若松に住んでいたわけではないので、なかなか行く機会もなく、
なんとなく行くこともなく過ごしてきました。
で、せっかく行くならということで、
事前にネットで十日市の起源などについて調べてみることに。

すると、最近売られている起き上がり小法師には輸入品が含まれているとのこと。
地元の伝統工芸であるにもかかわらず、輸入品が蔓延しているとは…。
むむぅ。
事実を確かめるべく、いざ十日市へ!

起き上がり小法師は1つ100円くらいで買えるのですが、
たくさんあるお店の中には1つ50円というお店もあって、
これが噂の輸入品かぁ…と。
作りがやはり、雑?

で、
輸入品も気になったのですが、
それよりも気になったのが、たぶん地元の工房で作られているんだろうけど、
仕上げが雑な小法師が多いこと!!
お人形の命である顔が細いマジックで書かれているんです。がっかり
私は、小法師の筆で書かれたあの穏やかな表情が好きなんですけど…
それが台無しに。
もったいないことだと思います。
初めて見た人はそれが起き上がり小法師のスタンダードだと思ってしまうわけです。
いくら大量に作らなければならないとはいえ、その部分は手を抜くべきじゃないと思うのです。

地元の伝統工芸に輸入品が大量に入ってきているというのもショックな話ですが、
地元の職人の方たちが作る本物を、地元の人が手に入れるのが難しいのは、本当に残念でなりません。

来年の十日市ではかわいらしい起き上がり小法師に会えるといいな♪

あ。今日の一枚は、
十日市の市神様です。

よし!
明日もいい日にするぞ!!

 
 
 

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