地域密着型インターンシップ研修
地域を歩いてお勉強中!インターン生ごとの日記一覧です。
新米に祈りをこめて
2011/09/28-ゆっこ
研修生のゆっこです。
本日は、湯川村で農業を営むKさん宅にお邪魔してきました。
作業内容は、午前中に乾燥済み新米の袋詰め、午後からは稲刈りと新米の袋詰めでした。
袋詰め作業では、日頃あまり動かさない背筋を使ったため、最近ついた体のぜい肉には良い刺激となりました。
でも、帰宅後にKさんから頂いた美味しい美味しい野菜たちを沢山食べたため、消費エネルギー量 = 摂取エネルギー量 だと思います。
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本日の気づき。
昨年度の米は在庫切れという現状。
というのも、第一原発の放射能漏れが問題となった際に、昨年度の米の買い占め(買いだめ、買い囲み)が起こったからということ。
確かに、昨年度の米であれば、放射能の影響をほとんど気にしなくて良いのでしょうが、ちょっと変な気分。
私の地元福岡では、昨年度の米はおそらく余っていると思います。(震災の影響で被災地へ送ったため在庫量は少ないかもしれませんが)
あれ?同じ日本国内なのに何故かしら?
昨年度の米には「放射能の危険性低」というプレミア性があり高値で取引できることはわかりますが、これは偶然の産物でしかないのではないでしょうか。
生産者の立場で見れば、放射能汚染の程度という面より、食味や見た目などの面を評価してほしいように思います。
味や耐寒性・耐病性の向上を狙い何十年も研究を重ねてきた日本人が、食味や美しさなどではない点で評価される米を売買するのは、いかがなものでしょうか。
といっても、今の時代米を高く売買するには、”付加価値”がつきものなんでしょうね。
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本日の一枚。
稲刈り作業のワンショット。
Kさん、組合長のTさんと息子さんなどを見ていると、農家の男はカッコえぇな〜と感じました♪