地域密着型インターンシップ研修
地域を歩いてお勉強中!インターン生ごとの日記一覧です。
稲刈りのあと
2010/09/27-Akky
どーも、Akkyです!
今日は再び農家研修へ。
せっかくこの時期に熱塩にいるんだから稲刈りをしたい!ということで以前お世話になった農家のUさんの所で稲刈りともみ摺りをしてきました。
このところの雨続きでほとんどの稲が倒れてしまい、予定していた稲刈りの時期もだいぶ遅れてしまっているそうです。
やはり自然相手は難しい…。
【本日のスケジュール】
8:30 集合
9:00 袋詰めの準備、もみ摺り、稲刈り手伝い
16:00 終了
昨日、天気が良かったためコンバインでの稲刈りは既に終わってしまっていたため、今日はコンバインでは刈れなかった部分に残ってしまった稲を手刈りしました。
昔は全て手刈りだったため、山村からの出稼ぎを含め、人海戦術で稲刈りをしていたそうです。
しかも出稼ぎの人たちは刈った分を一束いくらで計算する成果報酬だったとか。
厳しい世界ですね…。
今年は夏が暑かったため、稲の成長が良く、背が高くなりすぎてしまいました。
そのため、9月中ごろの大雨・長雨でほとんどの田んぼで稲が倒れてしまっています。
稲が倒れるとコンバインでも慎重に刈らなくてはならず、作業が遅くなってしまいます。
しかも、倒れた稲の穂が地面に着いてしまうとそこから発芽してしまうので、農家さんとしては早く刈りたい!
でも雨のせいでなかなか稲刈りが出来ず、今年はずいぶん大変なようです。
農業用機械の発達で作業自体は楽になったものの、やはり自然が相手だということは変わりません。
普段食べているお米や野菜が、こうした苦労の末出来たものだということを知り、改めてその有難みが分かります。
この研修中、常に考えることですが、やはり何事も経験してみなければ本当のことは分からない。
こんな貴重な経験が出来たということは、自分にとってかけがえの無い財産になるなぁと思っています。
宿での研修は明日が最終日。
一つでも多く貴重な経験が出来るよう、明日も頑張ります!
今日の写真は、稲刈りをした後の田んぼの風景。
雨で土がぬかるんでいるせいで、何度も足を取られてコケそうになりながらも無事刈り切れました。