地域密着型インターンシップ研修
地域を歩いてお勉強中!インターン生ごとの日記一覧です。
会津本郷焼取材
2010/12/18-まりあんぬ
12日の極上の会津ブログ物件探しでふらりと訪れた旧会津本郷町。かわいらしい赤べこのカップに魅了された「陶房 彩里」さんを訪ねてみたいとは思っていた。その折に本郷の魅力にどっぷりはまってしまい、ぜひ取材をしてみたいと思ったのだ。
あいにくの雪ではあったが、わくわくしながら車を走らせる。
最初に向かった先は本郷焼の窯元「樹ノ音工房」のSさん夫妻が運営する「cafe Yuinoba~ゆいのば」。古い蔵をリフォームし、とてもすてきな展示スペース兼カフェになっている。
Sさん夫妻は本郷焼の窯元では一番の若手で、新しい感覚で情報発信している。奥さんのAさんのかわいらしい作品はどこの店に置いてあっても目に付き、以前はファンの方が自宅件工房を訪ねてきたそうだ。そこで、ギャラリーにもなるカフェをオープンさせたのだとか。このカフェがあることで、いろいろなモノやヒトが集う場所になったという。落ち着いた空間でホッとお茶やランチができる場所は、伝統的な本郷焼に新しい風を吹き込んでいることを強く感じる。
次に伺ったのは「会津美里インフォメーションセンター」。会津高田町・会津本郷町・新鶴村が合併してできた会津美里町の観光拠点である。
担当のIさんに、美里町の魅力を語っていただく。インフォメーションセンターの1階は、観光案内所とそば粉のお焼「つめっこやき」が食せる喫茶になっていて、2階は「会津本郷焼資料展示室」がある。展示室長のYさんがいたしたので、思わず話に聞き入ってしまう。400年の伝統を誇る本郷焼、う~む奥が深い。
その後お隣の「窯の美里いわたて」に場所を移し、2階の農家レストラン「とどころ食堂」で撮影兼食事。おいしい釜飯に舌鼓を打つ時間もなく、取材を後回しにし「陶房 彩里」へ移動。
前回もあたたかく迎えてくださったBさんご夫妻。東京の物産展に行く直前だというのにお時間を取っていただき感謝かんしゃ。「私たちは作家ではなく職人という感覚」というBさんの作る器は、確かに暮らしに“いろどり”を添えてくれる。
とどころ食堂に戻ってお話しを伺い、1階の展示販売室でご担当のYさんにも取材させていただく。本郷や美里町の拠点ができてことで、明らかに観光客の動きは変わってきているということを実感した。
写真はとどろき食堂の野菜バイキング。釜飯のほかに12~15種類のお料理が食べられて、お値段なんと¥1050! リピーターさんが多いのもうなずけます。