地域密着型インターンシップ研修

地域を歩いてお勉強中!インターン生ごとの日記一覧です。

スケジュール
9:00-10:30 塩田さんの話
10:30-12:00 全国門前町サミットを盛り上げるイベントの考案
12:00-13:00 昼食
13:00-15:00 柳津温泉街観光

どうも!インターン生のよしです!

今日は、柳津温泉にある花ホテル瀧のやさんにお邪魔させて頂きました!7月末の大豪雨で営業中断を余儀なくされていた瀧のやさんですが、先日、無事営業を再開することができたそうです。今回の訪問理由は、来年、柳津町で秋に開催される「全国門前町サミット」を盛り上げるためのイベントについて若者に考えて欲しい、とのこと。来年は記念すべき全国門前町サミット十回目!全国に数多く存在する門前町も、昔は参拝客を相手に商売が成り立っていましたが、現在は、有名な景勝地だけが観光客で賑わっている状態。小さな門前町も活気づけていこう、という目的で開催されているものです。今回の門前町サミットでは、サミット週間を設けて、柳津温泉を盛り上げていきたいとのこと。
塩田社長は、柳津温泉観光復興に熱い方で、様々な活動に取り組まれています。10年程前から「花ホテル講演会」と称して、宿泊客やそのつながりから、有識者を招いて、定期的に講演会を開いているそうです。最初は、3ヶ月に1回などの頻度でやっていたそうですが、今では、1ヶ月に5回開催する事も。田舎だと娯楽や学ぶ機会も少ないこともあり、地域の人々で徐々に広がりを見せ、10年間続くに至ったそうです。何事も一歩から。やってみないとわかりません。まずは、動き出すことが大事、ということですね。また、SNSなどのITネットワークも利用し、講演会をライブ中継したり、webで無料閲覧が出来るように、情報を発信しています。自分で情報を発信する事で、人々がその情報に反応してくれたり、新たな動きに繋がる事がSNSの面白みでもある、と言っておられました。垂れ流し式のコミュニケーションツールであるtwitterと双方向型のツールであるfacebookの違いについても、深い知識を持っておられその違いについても詳しい説明をされていました。
塩田社長の話の後は、観光復興イベントについてみんなで考える時間が与えられ、それぞれの意見を出し合いました。柳津は長い歴史を持つ圓蔵寺という仏閣や赤ベコ発祥の地、また、雑穀を使ったあわまんじゅうなどが有名で、地域の独自性を出す意味で、それらの観光地・名産物を絡めたイベントについて思案しました。地域コミュニティ復興を目的として研修に参加した自身にとって、純粋な観光復興について考えることはあまり無かったので、新しい学びも得られる良い機会になったと思います。どのようにして、来て頂いた方に感動を与えられるか。人々の感動のスイッチを押せるか。感動のツボは人それぞれです。だからこそ難しい。ぼくが今まで色んな所を旅行してきた経験としては、「旅」を一言で表すとすると「出会い」という言葉に集約されるような気がします。地元の生活の息吹が感じられる場所に魅力を感じ、人との触れ合いに楽しさを見出していたのかもしれません。外部から来てる者が多く、地元の空気感が感じられない観光地にはあまり興味が湧かなかったのを思いだします。そういった意味で柳津には無理に観光地化されていない古き街並が残っていて、温かみが感
じられました。「地域住民とのつながり」というテーマが復興への糸口にはならないでしょうか。と摸索する一日となりした。

写真は圓蔵寺にある赤べこのお母さん、満子さんです。

 
 
 

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