地域密着型インターンシップ研修

地域を歩いてお勉強中!インターン生ごとの日記一覧です。

台風到来

スケジュール
9:00-12:00 枝豆をもぐ作業
12:00-13:30 昼食
13:30-15:00 じゃがいも選別・枝豆パック詰め
15:00-17:00 事務所

どうも!インターン生のよしです!
今日は農家さんを営む簗田さん宅にお邪魔させて頂きました。今日は1日雨。台風15号が接近中。台風がくる前に、梨と桃をできるだけ収穫しておこう、ということで、早朝からお母さんは桃園と梨園で作業を行っていたそうです。しかし、既に多くの果実が落ちてしまっていたらしく、天候に大きく左右される農業の厳しさを改めて感じました。もうすぐ米の収穫時期でもあるので、台風の影響が心配です。昨年の秋の収穫時期は2週間程雨が続き、そうこうしているうちに稲も倒れ、コンバインが田んぼに入れなかったとのこと。新米はできているのに、収穫を諦めてしまう農家さんも多かったそうです。今年は、無事に収穫出来る事を心から祈ります。
僕たちは、午前は倉庫で枝豆をもぐ作業。今の時期に収穫している枝豆は夏の時期に雨が少なかったらしく実のつき方が良くないとのこと。午後には枝豆のパック詰めも行いましたが、選別過程で、実がつまっていないもの、色付き具合が悪いもの、虫に食われているものなどは、はじいていきます。今回の枝豆はその過程で1/3くらいの豆がはじかれていたような気がします。どんなに手をかけても、規格外の野菜はでてくるもの。日本は、世界と比べても、規格基準が厳しく、生産量の約4割が規格外野菜として大量に廃棄されている、ということを聞いた事があります。確かに、日本のスーパーで見かける野菜は形もそろっていて見た目もきれい。丁寧にパック詰めされて販売されているのが普通です。しかし、海外では素人目でも状況が違った気がします。例えば、ヨーロッパのスーパーなどでは、野菜や果物は大きなカゴに山積みにされていて、その中には少々形の悪い物もちらほら。単位重量当たりで販売されているので、消費者はその中から見た目の色やサイズを基準にして、選んでいきます。日本とあまり物価の変わらない国々でも、農作物に関しては、単位重量当たりで計算す
るとだいぶ安かったと思います。形が悪くても味や栄養価には変わりないことは事実。日本での厳しい規格基準はどのようにして定められているのか疑問に思います。選別やパック詰めなどひとつひとつを手作業で行っている生産者のことを考えると、厳しい現状です。

今日の一枚は、枝豆パック詰めの様子です

 
 
 

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