地域密着型インターンシップ研修
地域を歩いてお勉強中!インターン生ごとの日記一覧です。
6次化産業
2011/08/12-なつめ
インターン生のなつめです。
■スケジュール
8:30〜12:20 いわき移動(ニイダヤ訪問)
14:35〜15:40 あいづまるごとネット企画・パネルディスカッション
今日は午前中から午後にかけていわき市に移動し、ニイダヤさんを訪問しました。
ニイダヤさんは魚を干物などに加工するお仕事をなさっていたそうですが、震災により工場もその中の機械等も使えなくなってしまったそうです。
今日いわきにいた時間は20分にも満たないくらいだったので、ほとんどお話を聞くことはできませんでしたが、高台にある建物から津波の被害を受けた海岸を見ることができました。
残っている家がある一方で、その隣の家は痕跡しかない、という状況でした。
なんだか不思議な感じがしました。
午後からは、あいづまるごとネット企画のパネルディスカッションを聞きに行きました。
テーマは、「会津の伝統工芸と食の融合を考える〜会津からの復興を見据えて〜」というものでした。
横田さんや山際さんもパネラーとして出席され、昨日のビュッフェについてお話をされていました。
テーマが、丁度私が今回の研修で関わったことと重なっていたためとても興味深かったです。
伝統工芸品(特に漆器)がコラボするものというと食しかイメージが湧かなかったのですが、そこにさらにファッションや地域の特色(思想など)を加えるというのはおもしろいなと思いました。
また、違う地域のものどうしを組み合わせてコーディネートするという試みも発表されていました。難しそうですが、斬新な提案だと思います。
さらに、今日のディスカッションでは固定概念の打破ということも取り上げられていました。
概念というものは、打ち破ったと思われてもまたその新しいやり方が「型」となってしまうため、マンネリ化する前に更新していく必要があるものと思います。
ですが、完全に変化させるのではなく、ある程度以前の形の良いところは残しつつ変えていくというのが大切なんじゃないかなと思いました。
そして、今日の写真は四倉の海岸です。写真は縦になってしまっていますが、家の跡だけが残っている様子がわかるかと思います。