諏方神社

今日は念願かなって諏方神社にお伺いしました。

諏方神社といえば、「会津暦」の制作者!
天地明察でも出てくる会津暦はここで作られていたのです。

お話しをお伺いしたのは諏訪さん。
諏方神社の27代目です。

「会津暦の資料は全くない」とのことでしたが
お話しをお伺いしたところ、今まで聞けなかったことが
いろいろとあり勉強になりました!

明治政府が新暦に切り替えたのが明治5年12月3日。
その時点で、太陰歴は現在の新暦に切り替えられたのです。

「でも、実は会津では戊辰戦争の後の明治2年にお達しがありまして・・・。
諏方暦(会津暦)の制作はまかりならん、と。」

明治5年の改正を待たずに会津暦は新政府により
排除されたのです。
ですから現在のこっている暦の最新版は明治2年もの。

他にも諏方神社は地元では「おすわ様」と呼ばれていますが
江戸時代には「諏方宮(すわみや)さん」と呼ばれていたそうで
神社という役割よりお宮さんの役割だったのでは、ということです。

また、会津暦の表紙にある印のお話しや
内容についてなど、たくさん教えていただきました。
さらには貴重な本もお貸しくださいました!(感謝です)

今日一日で一気にいろいろなことが分かった気がします。
これで暦復活が近づきました!