地域密着型インターンシップ研修
地域を歩いてお勉強中!インターン生ごとの日記一覧です。
へび
2011/09/09-よし
スケジュール
10:00-12:00 枝豆収穫
12:00-13:00 昼食
13:00-14:30 昼寝タイム
14:30-17:00 メロン畑の後片付け
インターン生のよしです。
今日も梁田さん家で農作業。3日間の集大成を。
午前は、枝豆の収穫。昨日と同じ作業なので、テキパキと。土日の販売に向け、多めに収穫したようです。みんなで、一つ一つ丁寧に豆の部分だけをもぎ取ります。100日間もかけて育った食べ物を粗末にはできません。
午後は、メロン畑の後片付け。大量のメロンが放置されていて見るも無惨な姿に。昨年のメロンは、作付け時期が遅れて味が良く無かったので、一度だけ収穫してその後は収穫しなかったとか。天候、気温、災害など自然条件に左右される農業は、本当に厳しい仕事だと思います。何日も目をかけて育ててきた作物が、うまくいかないと、全く売れない訳ですから。ですが、実際に大量のメロンが残っている様子を見て、もったいないと思ってしまいました。何とか活かせないのかな、と。こういった日常の違和感を大切にしていくべきですね。はい。
そこで、海外での話も踏まえて。
これからの日本農業には経営の在り方も求められている、と思います。
以前、パラグアイで一週間程ファームステイした時のことを思い出します。日本では考えられないほどの規模の大規模経営体。全てがケタ違いで、驚きの連続だったのですが、特に印象に残っているのは、経営者の70歳にもなる老夫婦がパソコンで世界の先物取引市場相場を毎朝毎晩チェックしている姿でした。できるだけ、値段が高い時期に市場に流すために、日々の相場を予想して出荷しているとのことでした。日本で考えられているような農業ではなく、まさにビジネスとして動いている感覚がありました。規模に関しては、習うことは難しいとしても、経営面や、特に意識の面では、学ぶところがあるのではないでしょうか。
要するに日本での既存の経営は、「当たり前」ではないということです。例えば、先の事例のように、パソコンを用いてIT関係と結びつける。など。具体的な案を出せなくて申し訳ないですが。笑。
「もったいない」という感覚をビジネスにつなげることはできないのかなと、思います!考えます!
日本農業。これからですね!
写真は畑で捕まえたヘビです。久々にヘビ見ました。あいくるしいですね。