地域密着型インターンシップ研修

地域を歩いてお勉強中!インターン生ごとの日記一覧です。

道の駅たまかわ こぶしの里研修

7:20 出発
9:10 到着 穂積駅長レクチャー後、商品管理など
16:30 出発
18:30 帰宅

道の駅たまかわ こぶしの里で研修をさせていただいた。ひとことで言えば、“目から鱗”が落ちっぱなしの1日であった。

駅長(所長)のH氏は玉川村の革命児だ。私が理想としていた町ぐるみの地産地消の取り組みが、この小さな道の駅が核になって行われているのである。
トマト、空芯菜、サルナシを中心に商品開発を行っている。その他に農家はそれぞれ、他品目、多品種の農産物をその土地に合った生産をしているので、冬期間でも様ざまな農産物を購入できるのだ。村内に標高差や土質の差があるので、福島県中で採れる作物ほとんどを育てられるという。年間を通して販売される商品、加工品含めざっと1000アイテム! オソルベシ玉川村。

物産展などに積極的に参加することによって、都市部の顧客も確保。“待ち”ではなく“攻め”でいく。「地産他消」という言葉を初めて耳にした。農家の平均農地面積が狭いため、作物が大量に採れる時期は加工へ回し、高くなる時期に積極的に外へ売り出していく。利益率を上げるためのひとつの手段だ。

もうひとつすごいことは、営農指導員の先生が週1回丸1日、この場所に駐在している仕組みだ。生産者の方は疑問が生じると、いつでも相談できる仕組みになっている。新種の種が販売されれば、その説明会なども行っているという。偶然にもおそばを食べに来たというK先生にお話しを伺うことができ、幸いであった。

ここまでの仕組み作りをしたH駅長がまぶしく見える。笑顔でいやな顔ひとつせず質問に答えてくださるH氏であるが、そのご苦労は並々ならぬものがあるのだろう。1日2日話を伺ったからといって即実践できることはありえないが、お手本とする場所を見つけた。この小さな直売所の秘密を、明日も覗かせていただこう。

写真は豊富な種類の豆の数々。これだけでもここに来る価値がある!

 
 
 

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