地域密着型インターンシップ研修

地域を歩いてお勉強中!インターン生ごとの日記一覧です。

「あたりまえ」のなかの新奇性

11/13

こんにちは、みさこんぶです。

毎日おなじ場所で寝起きしていると、まわりには「あたりまえ」が増えていきます。
信号機の青は「進め」で赤は「止まれ」です。
そんなのあったりまえ~~、といわれてしまいそうですが、宇宙人から見たら予想外かもしれません。
当たり前とは、その程度の、曖昧で、見方によっては新しいものだと思います。

私は、遠くに旅行に行くと必ずといっていいほどその地元のスーパーマーケットに立ち寄ります。
スーパーとはその地元の人々の生活を映す鏡のようなものだと考えていて、地元の生活の一端を垣間見ることのできる場所だと思うからです。
なので、同じ日本でも、福島のスーパーと京都のスーパーでは置いてある品物が結構違うのです。

同じ日本のなかでも違いがあるので、海外に行くとスーパーで売っているものが違いすぎて楽しくて仕方ありません。
旅行者として海外に行くとき、そこの地元の人の生活を経験することはなかなか難しいです。
でも、スーパーに行けば生活の一端を垣間見ることができます。
これまでもカルチャーショック満載でした。
アメリカのスーパーでは、すべてのスケールが大きいことに驚き(4kgの冷凍フライドポテトは一体誰が食べるのか?)、
香港のスーパーでは、お酒のコーナーに薬用養命酒が置いてあるのに首をかしげました(薬用養命酒は酒なのか?)。

私自身、これまでの旅行の中で一番印象に残っているものは
とある湖に浮かぶ島にあるお宅にホームステイしたことです。
そこの島に昔から住む方のお宅にとめていただき、
出されるお料理も地元のもの、伝統的な衣装を着せてもらい、島民全員参加の歓迎パーティーに招かれ、
昔から行われているらしいダンスを一緒に踊りました。
標高がとても高いところでしたので、正直つらかったですが、とても印象深く、
今でもホームステイ先の子ども達の日焼けした顔を忘れることはできません。

ご飯も衣装もダンスもその島に住む人にとっては「あたりまえ」のものなのかもしれませんが、
旅行者である私にとってはとても新鮮で、とても良い経験だったと思っています。

ただ、当たり前を100%そのまま提供するだけでは観光として成り立たないとも考えています。
良い意味で「観光化」されなくてはならないと思います。
私がホームステイした先も、昔ながらの生活をそのまま提供していたわけではなく、
観光客用にアレンジしてあったんだと思います。

スーパーもそうですが、
地元の常識は旅行者の非常識で、その新奇性は旅行者をひきつけるのに十分な魅力があるけれども、
常識を常識と思わず発信して行くことが必要です(発信しなければ届きません)。
また、そのままではなく洗練されたものとすることが必要になってくると思います(良い意味での観光化)。

長くなってしまったので今日はこれまでとします。

最後に、
今日の一枚は、喜多方の「食堂なまえ」の手打ちチャーシューメンです。
麺とスープは最高においしかったです。
お店は狭いですが(駐車場もとても狭い)、とても好感のもてる接客でした。
※喜多方には「なまえ食堂」と「食堂なまえ」があります。
私が今回ラーメンを食べたのは「食堂なまえ」です。

明日もいい日になりますように★

 
 
 

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