地域密着型インターンシップ研修
地域を歩いてお勉強中!インターン生ごとの日記一覧です。
地域への熱い想い
2011/09/27-まゆみ
インターン生のまゆみです(^^)/
今日もいい天気です。
会津にきてから、晴れが多いです。
本日のスケジュール
9:00ー11:00 kさん宅訪問
事務所、移動
14:00ー16:30 柳津にて劇練習
午前中は、喜多方の農家kさん宅を訪問しました。
kさんは、旧村の農家さんをまとめておられる方で、地元の小学校の学校給食に地元の野菜を導入したり、小学校に稲作授業を取り入れたりと地域のために動かれている方です。ご高齢(?)ですが、ものすごいパワー!!
お野菜の納入の相談をし、地域の組合の農家さんに会わせていただくことに。
今日は組合の農家さんには会えませんでしたが、人に会うポイントということを教えてもらいました。
地域には必ずと言ってもいいほど「この人に話を通すと大丈夫」というキーマンがいます。反対に、その人に話を通さないと、上手く事が動かないのです。どうも田舎など小さな地域の方が、その傾向が強いのか…?
今回の野菜生産のお話のキーマンはkさんだったようです。
写真を撮らせていただき、帰宅。
今度、稲刈り是非行かせていただきたいです!
午後からは柳津にて劇の練習。
なんと明日が本番です。じ、時間が…
柳津に着いて、微細彫りの工房におじゃましました。
ご主人のFさんは、36年間この仕事をされているそう。
なんと、ゴマの中に仏像彫刻を入れるというミクロな技を持っていらっしゃいました!!
他にも、稲の中、くるみ、くぬぎ、本当に細かい芸をされていました。
す、すごい!!
テレビや雑誌でも取り上げられているようです。
一見、何気ない民家?商店!?という感じなので、教えてもらってじっくり中を見ないとなかなか価値に気づきにくそう…。
ご主人曰わく「安いと思うか高いと思うか」価値って気づくか気づかないかの差が大きいですよね。料理しかり。
精神を高めるためにウルトラマラソンを昨日秋田で走ってきたという(!)Fさんに、柳津の話や仕事の話を聞かせていただきました。
柳津が年末の大雪被害に始まり大震災、大雨と大きな被害を受け、観光客は激減なこと、街づくりは難しいこと、若い人を受け入れたいと思うことなど。
いろいろな人に話を聞くことは、新しい発見があると感じました。
話聞けたことが大きな収穫♪
そして劇のイメージをして……………
………今晩、明日がんばるぞーヽ(^0^)ノ
(夜の飯盛山怖いです。物音するだけなのに。。。)
ーーーーーーーーーーー気付きーーーーーーーー
「いろんな人の力借りて、熱塩を燃える地域にしでえんだ」
kさんがふっと言って笑ってた。
本当にかっこいいと思いました。
「私の作る仏像に御利益はないです。すがっていても、上手くいかない。自分が努力するか、しないかですよね。」
………くそぅ!かっこいい!
農家の方も宿の方も、自分の住む町を、よくしたいって思って、一生懸命自分の時間を使ってまで動いている。
私たちの活動も、それによって動いている。
明日、がんばろう。
→→→写真は世界の車窓から。
福島の田んぼは広いです。