地域密着型インターンシップ研修

地域を歩いてお勉強中!インターン生ごとの日記一覧です。

酒蔵見学その2と有機農

こんにちは!
毎日寒くて朝起きるのに一苦労です。
そんな私の起床方法は、起きる時刻の一時間前から数回目覚ましをかけます。
そして、二度寝三度寝を堪能します(笑)

《スケジュール》
7:30〜10:00 食器洗浄
11:00〜12:00 大和川酒造見学、杜氏に話を聞く
14:00〜15:30 有機農業の達人、Kさんに話を聞く
16:00〜17:00 酒作りについて調べる

本日は、3件目の酒蔵見学をしてきました!
まず工場がとっても大きくてビックリ!
しかも最新の機械を取り入れていて、まさに現代の酒作りという感じでした。

そして杜氏に話を聞きました。
一番驚いたのは、自社田で酒米の山田錦を栽培しているということ!
この喜多方が山田錦を栽培できる北限になるそうです!

そして午後は、熱塩地区で有機農業に取り組み、山形屋の契約農家であるKさんに話を聞きました。
Kさんは昨今の有機農業ブームや、それらの今後の展開に懸念を示していました。

“農業は命を作る産業。
金儲けのためにやるのではないし、単なる手段でもない。
有機栽培認識のマークがついていれば何でもいいというような風潮が広がっている。
現代の流通システムにより、生産者と消費者の繋がりが希薄になっている。”

そしてKさんの目標を聞いたところ、
“都会に住む人が羨むような生活をしていきたい。”
“熱塩ブランドの野菜を作りたい。”
とのことでした。

実は熱塩地区が本格的に有機農業に取り組んだのは、33年前からだそうです。
それまでは農薬や化学肥料を使った慣行栽培をしていたそうです。

“長年慣行栽培をしてきて、それが間違いだということに気付けたからこそ、今有機農業が正しい農法なのだということがよりわかる。”

どんな失敗や間違いも、無駄なことはないですね。
環境にも人の体にも優しい農業、それが有機農業や自然農法です。

有機農業を広めるということは、環境保全や人々の健康維持・増進にも繋がります。
実は物事は全て繋がっているのですね。

一方が良ければ、他方が悪くなる。
だから、広く物事を捉え、バランスを考えなければならない。
調和とは何か、共生とは何か。

……というようなことを考えた1日でした。

 
 
 

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