地域密着型インターンシップ研修
地域を歩いてお勉強中!インターン生ごとの日記一覧です。
漆器の重み
2011/04/24- たけ
【スケジュール】
10:00~16:00
・フィールドワーク
昨日に引き続き、今日も漆器づくりに関わる職人の話をご紹介します。
漆器づくりには、木地師のほかに、
ウルシの木から樹液を掻きとる「漆掻き職人」、
木地に漆を塗って仕上げる「塗り師」、
そこに装飾を施し、漆器を美しく彩る「蒔絵師」
などの職人が関わっています。
漆器というひとつのモノを一緒に作り上げていく職人さんたちは、
一匹狼で頑固者という「職人」のイメージとは異なり、
とても柔らかく、温かいそうです。
(実際に僕が会った職人さんたちもそうでした)
こうやって何人もの職人さんたちが、力を合わせて作り上げていく漆器。
一人一人が、そのひとつひとつに込めた想い。
手に取った漆器には、温かさとともに、ずっしりとした重みを感じました。