地域密着型インターンシップ研修
地域を歩いてお勉強中!インターン生ごとの日記一覧です。
新潟初上陸
2011/09/22-まゆみ
インターン生のまゆみです(^^)/
今日は新潟出発日!!初新潟!!
スケジュール
9:00-17:00物産準備、劇団柳津企画
17:00-新潟に出発!
今日は物産の準備、大詰めです!
ポップの残りを仕上げて、山際さんの工房にラミネートを借りに。非常にお世話になりました!
おかげさまで、ポップはラミネートされてきれいに仕上がりました。
これで雨が降ろうと風が吹こうと大丈夫…!!(その帰り、雨に降られて私は全身から水がしたたるくらい濡れました。ポップは無事でした(笑))
午後からは劇団柳津を考えて…
時間もなく難しい課題ですが、アイデアを出し合ってがんばりたいです…!
17時過ぎに荷物を車に詰め込み、いざ新潟に!初上陸です^^
新潟では南相馬の方と、新潟のNPOの方と一緒に「田から屋」でお食事とお酒。
ご飯を食べながら、いろいろお話を聞かせていただきました。
南相馬は放射能避難地域の20km圏内の地域とそれ以外の地域があります。
線引きはされていますが、放射能が線引きされた場所までしか落ちないわけではない。
私は福島にくるまでは放射能を規準として考えてました。でも、実際その付近に住む人たちの話、想いを聞く機会を与えてもらって、「規準ってなんなんだろう」と考えるようになりました。
放射能問題は非常に難しいし、特に問題となっている地域が今身近なわけだから、あまりいろいろ言えませんが。。。
でも、実際生活に多大な被害を受けている方の話を聞くと、今までの自分の考え方が崩れていきます。
被害を受けている「人」がいる、その「人」の「生活」を抜いて考えてしまったらいけない。
南相馬のMさんが「もし、震災がなかったら」ということを、積極的(プラス)で捉えた言葉を言われていた。
「もし震災がなかったら、あんた方は福島に来てなかっただろうし、この人たちと出会うこともなかった」
震災は本当に大切なものを奪ったけれど、新しい出会いや絆を作った。
って、何かの文章で見たときはあまり深く考えなかったけど、今回のインターンで自分が関わっていくなかで、本当にそうなんだなと思う。
日本の未来を変えた震災。
壊れたもの以上のものを作らなければならないし、それをするのは私たち若い世代なんだ、と。
とても楽しい食事とお酒の場でしたが、考えることも深かったです。
で、食事会の後は…..
お楽しみ、宿でのお泊まりだぁぁ!
うわさによると、今回泊まる宿は「love&love」っていうところで、どうも「すごい」らしい。
何がどうすごいのか….というか、宿の名前…..?
実際行ってみると(行き着くまで20分ほど迷いました)見た目は「民家?」中は「おおお!!!」たしかに「すごい!」しかしいい意味で!!
「love&love」は別名らしいです^^さすがに(笑)
とっても趣きのあるバックパッカーの宿で、宿泊費はなんと1日2000円!!
そして、宿のご主人さんが多彩な経歴の持ち主で、とってもおもしろい!
満足なお宿でした^^
ーーーーーーーーーーー気付きーーーーーーーー
(今日感動&共感した言葉)
「人生、回り道したほうがおもしろい」by宿のご主人さん
「新しいものが生まれてるんだ。俺らの時代にはなかったものが必要となっている」byMさん
→→→写真は25ミリ弾。
宿のご主人がイラク戦争にカメラマンとして行ったとき、拾った実際に使われていたものです。
本来は建物や戦車に発砲するもの。
これが対人に向けて撃たれていたのだから、肢体なんて………
災害は大変ですが、所詮人は自然の力にはかなわない。
戦争は、恐ろしいものです。