地域密着型インターンシップ研修

地域活動インターン生を受け入れている宿や施設ごとの活動日記です。

まっつー 日報一覧

 

研修終了。

インターン生のマッツーです。

19日のスケジュール:地域研修

鶴が城を散策後、二時から事務所でアンケートなど提出し、研修終了。
みなさんお疲れさまでした!

地域密着型インターンシップ研修 報告書

 
 
 

今、つながること。立ち上がる

インターン生のマッツーです。

18日のスケジュール:講演会in東京

今日は横田さんに無理をいって、地域インターンを企画した葉っぱビジネスの横石さん・糸井重里さん・宮城で復興支援ファンドを企画した橋本さんという三人の講演会にスタッフとして参加させてもらった。

物販で忙しいときに行かせてくれた横田さん、ありがとうございます!

講演会は、それぞれの活動紹介のあと、つながりをテーマに話がくり広げられた。
以下、印象に残った内容…
・震災をきっかけに、みんなが何かやりたいという気持ちを持っている。ただそれは大それたものである必要はなく、人の真似でも手伝いでもいい。
大切なのは一人にならず、周りの人を巻き込むこと。しょうもないことでも、みんなでワイワイ話してたら自然とできるようになるもの。大きな理想は一つの完成品で、他の人は手出しできないが、しょうもないことはボールのようにどこからでも触るこてができる。

・つながりは「つながろう」としてできるものではなく、逆に相手が「この人ならつながりたい」と思って生まれるもの。魅力的な人間には自然とつながりが生まれてくる。 という感じ。

自分に照らし合わせてみると、単に「東北を応援する」といっても何からやったらいいのか分からない。それよりも、「浪江のこころ」で取材した人たちや大友農園さん、斎藤さんなど、「この人をどうにかしてあげたい」というところからの応援ができることだと思う。ただ一人では何もできないし、この人と一緒に何かやりたいと思われる人間になることがスタートなのかもしれない。

なんてこんなことをぐだぐだいう時点で自分は生真面目な気もするけど…

写真は会場におかれた素材広場の紹介スペース。講演会が終わってからは試食会があり、カッパラーやらBANDAIPOPやらさるなしジュースやら、思いでの品々を来た人たちに紹介することができた!

 
 
 

最終報告

インターン生のマッツーです。

17日のスケジュール:最終報告

1時から最終報告があった。一時間の予定が終わったのは3時すぎに。それだけそれぞれの内容が充実した報告だったのだと思う。
今日で、一ヶ月間の研修がほぼ終了。終わってからどうするかはいまだ考え中。

写真は寮近くの犬。「疲れた〜」って感じです。

 
 
 

地域で研修する

6月6日分日報

インターン生のマッツーです。

スケジュール:
中間報告書作成
地域研修

昼から地域研修という名の散歩へ。東山温泉までぶらぶら歩いていく。

東山温泉、まず驚いたのは入り口の看板(写真)の寂れよう。
温泉街に入っていくと、かなりしまっているところも多く、やはり大変な状況だということがわかる。
ただ、温泉の環境自体はすごくいい。緑があって、滝があって、静けさがある。これだけのところがつぷれてしまうのはやっぱり大きな損失。何とかがんばって立ち直ってほしいと強く感じる。

 
 
 

元気玉は元気ない?

インターン生のマッツーです。

16日のスケジュール:
傾向分析
仮説住宅のマッピング

今日も元気玉。またも広い空間にぽつぽつ二三人、しかも無音という環境。これは傍目には元気なくみえてもしょうがない。
せっかくなので、クラシックを聞きながらマイペースに作業。
傾向分析と、必要となる支援をデータから導きだすということを午前中にやる。
アセスメント結果の週ごとの変化から導きだされる傾向は、現実の動きとかなり対応していそう。やったー!
また必要となる支援も、元気玉で今行ってるプロジェクトとかなり対応さている。アセスメントをもとにプロジェクトをやっているのだから、対応は当然といえば当然なのだが、それでも嬉しい。
昼からは大熊町の仮設住宅の場所を地図上にマッピングする。
会津若松市の九ヶ所にできる予定だが、同じ市内でも、へんぴなところもあれば、中心部にもある。場所ごとにかなり環境の違いがあるので、平等にするのはかなり難しい。
仮設住宅になると今までとは違った問題がでてくるだろうなーと漠然と考えた。

 
 
 

〜分析は今日も続く〜

インターン生のマッツーです。

15日のスケジュール:
避難所アセスメント結果の分析

今日も元気玉でした。生活の不安などに対する答えを各週ごとにまとめ、その変化をみるという作業です。
一日中パソコンとにらめっこして作った表には、がんばった成果があってか、いろいろな変化がみてとれました。
今まで分析結果などをながめるのは好きな方でしたが、その結果が出されるまでにこんな面倒があったとは…
まあこれもいい経験になったと思います。。

写真は鶴ヶ城近くのそばや。昼に会津若松名物、ソースかつ丼を食す。

 
 
 

終わりの日は近し

インターン生のマッツーです。

14日のスケジュール:
避難所アセスメント結果の分析

今日は久しぶりの元気玉でした。だだっ広いスーパー跡に二三人、寂しさをまぎらわすために音楽をかけてみたものの、効果は弱し。
睡魔に教われつつも、分析の修正版を完成させました。
アセスメントには、今何に困っていてどのようにしているのかという一人一人の生活がかいまみられ、見るだけで何かつらくなってきます。

今日は先に研修を始めた三人の最終日となりました。同室でいつも好奇心満天、そして幸運の持ち主のNさん、冗談ばっかりいってるようで実はめっちゃ考え屋さんのFさん、いつも低姿勢で几帳面、「あ、やべ」が口癖だったYさんの三人ともしばらく会えなくなります。
すっかり日常となった光景がなくなることに寂しさを思いつつ、家に帰れなくなった人々の悲しみの深さ、それでもそれを乗り越えようとする心の強さを感じた一日でした。

写真は今年初のすいか。みんなで「おいしい」といいながら食べると、おいしさもひとしおです。

 
 
 

「金より土」

インターン生のマッツーです。

13日のスケジュール:今日はまず福島市の大友農園さんの話を聞かせてもらいました。
大友さんはさくらんぼなどを作って約20年、JAに卸さず1600人の個人客をかかえるほどになったものの、原発ですっぱりと注文がとだえてしまいました。
福島のフルーツを食べてもらうために、埼玉のイベントに参加したり避難者の方にフルーツを配ったりといろいろ計画はしているものの、大友さんが一番心配されているのは、放射能が検出されて販売自体ができなくなるという状態です。

昼から話をうかがったきゅうり農家Sさんは、野菜を人と同じように扱い、人が食べてもおいしいような肥料(昆布やかつおかす、とうもろこしなど)をあげるというこだわりの農家さんです。土を大事にする有機農業は、毎年条件がかわっていくなかで試行錯誤の連続ですが、それでも植物本来の味が感じられることから、東京のデパートに卸したりもされていたそうです。
そのSさんも、地震をきっかけに突然売れなくなりました。今は、東電と直接交渉する窓口をつくる、山際さんにカッパラー用のきゅうりを卸すなどされているSさんですが、やはり心配なのは今の土で野菜を作れるかということす。

農家にとっては土こそ命、でもそれを除去する必要があるかもしれない。見た目はなんともないもの、が基準値を越えるだけで売れなくなるという恐怖。

東電は賠償金を払うことによって農家の被害を補償しようとしていますが、農家ももともとは自分で経営していたのだから、お金が欲しいだけではない。土さえもとに戻してくれれば、自分たちでどうにかやっていく。でもその土がいつになったら戻るか分からない…

予測不可能な原発被害のやるせなさを感じますが、自分にできるのは、「フクシマ」というだけで風評被害にあっているものを売るためにはどうしたらいいのかを考えることぐらいです。

 
 
 

新潟古町へ

インターン生のマッツーです。

12日のスケジュール:
今日は二回目の新潟出店でした。前回と客足は同じほどだったものの、一人一人に対して商品の説明がくわしくできたためか、売り上げは前回を上回ることができました。
特に売れたのが、川俣町の地鶏川俣シャモをつかった地鶏スープや地鶏うどんでした。今回の売り上げで少しでも福島の復興に貢献できればと思います。

 
 
 

福島大学へ

インターン生のマッツーです。

11日のスケジュール:
福島大学災害復興研究所フォーラムの参加

今日は福島大学まで行ってきました。初めての福島市上陸、さすが県庁所在地とあって、活気があります。

フォーラムでは、神戸の関西学院大の山中先生による講演が冒頭にありました。復興の専門家とあって、国の法律の問題点から被災地を復興するときの視点までさまざまな興味深い話がうかがえてよかったです。

他にも福島大における避難者受け入れの話、郡山のビックパレットにおける避難者のボランティア組織「おだがいさまセンター」の話、東山温泉における二次避難所の話、子供の学習支援の話などがありました。

どこも国の政策をまたない、自分達による柔軟な対応がまさにお見事です。

福島における可能性をみるとともに、それを阻む政府ののろさ、硬さがどうにかならないものかと改めて考えさせられました。

 
 
 
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