地域密着型インターンシップ研修

地域活動インターン生を受け入れている宿や施設ごとの活動日記です。

 日報一覧

 

目標設定

8:15~18:00
本日は洗濯機運びと株式会社明天のKさんのお話を聞きました。
洗濯機がなかったので、素材広場Yさんにずっと助けてもらっていました。
感謝しています。

そのあとのお話はあと残りの滞在時間でどれだけのことができるのか意識付けを行いました。
インターンシップとは何なのかを聞くことができました。

〈そこでどう生きるのか?〉
をポイントとして残りの期間動いていきます。

・自分のいる状況を理解し、利用することが力になること
・人のせいではなく、自分のせい
・受け入れて、やってみること

を残りの目標にします。
今まで勉強したことを踏まえて、勉強の取材を実行します。
会津の工芸である、会津木綿の取材をし、生産者さんとお客様がつながることをポイントとして学びます。

 
 
 

推進本部の看板

9:00~18:00
元気玉プロジェクト推進本部の建物が外から見て何をしているところなのか伝えるためと推進本部だと分かるように看板作りをすることになりました。
会津短期大学にデザインを勉強する学科があるので、おにぎりセンターの時にお世話になった子に相談して、2人ほど興味がある子を連れてきてもらいました。早めに看板を作ってほしいという要望のため、16日を作成日に設定し、明後日には案を持ってきてもらうハードなスケジュールとなりました。
昨日とは打って変わって学生の会議だったので、少し時間の流れがゆっくりと感じました。
いい看板ができるように頑張りたいです!

 
 
 

キックオフミーティング

9:30~18:00
「元気玉プロジェクト」のおにぎりセンターとしての役割から避難所・個人のニーズ調査への移行の報告を兼ねた大きな会議がありました。仙台で活動を行っている「つなぷろ」は阪神・淡路大震災での復興を最前線で行ってきた方々の立ち上げによる団体のお話やこれからの「元気玉プロジェクト」についての話し合い、福島県の各市の活動内容などを聞くことができました。
学生の話し合いではなく社会で活動されている方々の話し合いは躍動感と冷静さがあるように感じました。たくさんの刺激を受けました。
昨日たくさん作った手作り名刺も好評で、夜遅くまで作った甲斐がありました。

 
 
 

学生連絡会

9:00~17:00
午前中は昨日のアセスメントの続きを行いました。場所はふれあい体育館で活動しました。ふれあい体育館は事務所からも近い立地で会津若松市内の避難所では一番活動しやすい立地にあると思いました。歩いてもスーパーが近いので、リフレッシュする時間が少しはあると考えました。
午後は、会津短期大学で会津若松市内の学生の連携組織を作る会議に出席しました。学生主体で会議が行われたので、穏やかの空気の中、真剣な話し合いが繰り広げられました。自分の大学の中にいては経験できなかった学生同士の真剣な話し合いは私にとって新鮮でした。

 
 
 

避難所アセスメント

9:00~17:00
あいづ総合体育館に訪問し、避難所アセスメントを行いました。アセスメントとは、「評価」「査定」の意味で用いられることが多く、「対象が周囲に及ぼす影響の評価をすること」「開発が環境に与える影響の程度や範囲、また対策について、事前に予測・評価すること」などをさします。体育館では、私は避難所の現状について調査しました。そのほかの方は社会福祉士さんと学生がペアになって、個人の現状やニーズについての調査を行いました。あいづ総合体育館は、バルーンアートやアコーディオン奏者など訪問者が多いのが特徴です。建物の大きさが大きいのですが、立地で車の有無によって出かけられる方と出かけられない方の差が広がっていくように感じました。
その差を見つけ、改善に向かわせることがアセスメントの目標だと思いました。

 
 
 

中間発表

9:00~17:00
本日は、研修日数1ヶ月と2日にして中間報告を行いました。
喜多方モニターツアーについてとおにぎりセンター「元気玉プロジェクト」について発表しました。研修の目的を改めて考えると小学校の修学旅行での思い出が影響しています。1泊2日では見ることができなかった会津地方の魅力を堪能するために研修に参加したと思います。
喜多方モニターツアーでは、水をキーワードとして宿と農家さんのつながり、酒蔵と宿のつながりを見ることができました。酒蔵では、熱燗と冷酒、何種類かの飲み比べの試飲は初めての試みだそうです。お客様も満足な様子でした。
おにぎりセンター「元気玉プロジェクト」では、学校給食センターなどでも利用されている洗米機についてとお米とぎからおにぎりが各地から集合する場までの工程を紹介しました。
発表後には、たくさんの改善点を教えていただいたので、最終報告には改善点を直し、新たに行ったことを付け加えて、発表したいです。

 
 
 

おにぎり最終日

7:00~18:30
本日のおにぎり254個。ボランティア人数10人。

昨日までのおにぎり作りの予定でしたが、振興局の要望により一日延長になりました。
ボランティアメンバーとしては主婦の方々と短大代表の子でした。
短大の場所をお借りするのも、わたしのメンバー管理も本日で終わりを迎えることとなりました。おにぎり総数としては25,389個。ボランティア参加総数は695人でした。
民間が連携して始めたおにぎり作りは、最初は誰かのためにしたいと感じていたこともやっていくうちに自分が元気をもらっているように思えました。
ボランティアさんの楽しくやっている姿は輝いて見えました。

本日までご協力ありがとうございました。
今後の活動で何かご協力していただきたいときにはまた連絡します。

元気玉プロジェクトも本日から2.0へバージョンアップします。

 
 
 

避難所3ヶ所視察

7:00~19:00
本日のおにぎり268個。ボランティア人数24人。

現時点での避難所はどのようになっているのか、個人のニーズはどのようになっているのかを聞き出すために、河東総合体育館、ふれあい体育館、あいづ総合体育館に行きました。

1ヶ所目は河東体育館。立地的に坂を登った先にある体育館は公園の真ん中にありました。
周りにはあまり建物がなく、歩いてお買い物には行きにくい場所です。避難所では最近温泉ができたようですが、外にダンボールで仕切られているだけなので、とても寒いのだそう。断熱対策が必要だと思った。

2ヶ所目はふれあい体育館。会津短大の近くにある立地。近くにスーパーなどがあるので歩いて散歩をしたりするには3ヶ所の中では一番歩きやすいと感じた。学生ボランティアが印象的でした。

3ヶ所目はあいづ総合体育館。一番大きい体育館で、バルーンアートやアコーディオン奏者などイベントが多く行われている場所です。部屋がサブアリーナと道場に分かれていて、日当たり状況やプライベート場の管理が課題だと感じる。

3ヶ所を見て、一番の課題はプライベートの無さだと思う。
たくさんの家族が仕切りも無く生活するのは、着替えやさまざまなことが周りに見られてしまうということだ。
そのことを念頭において、これからの個人聞き取りに生かしたい。

 
 
 

東山温泉への電話勉強

7:00~17:00
本日のおにぎり313個。ボランティア人数22人。

おにぎり後には旅館に避難している避難者さんにどのような料理を出しているのか、東山温泉に電話調査をしました。
電話がとても苦手なので、セリフ作りから始めました。
何を聞くのか、自分が何者なのかを端的にまとめ、説明するのが難しいです。
約20件の旅館、ホテルに問い合わせしました。
自分のことを話すときに必ず「すいません」と言ってしまっていたので、そのことと声を高く話すことが課題になりました。
かしこまって話すと、声が低くなってしまうのだそうです。
20件目が近づくと少しですが、上達したように思います。
すいませんというのを減らすのがこれからの課題です。

 
 
 

ボランティアさんへのメール

7:00~16:00
本日のおにぎり361個。ボランティア人数21人。

本日のメンバーさんへのメールでおにぎり作りの募集は最後になります。
3月中旬から始まり、本日で20日目。
最初の状態から比べると、事務局側もボランティアさんも成長したと感じます。
人数が半分になっても個数は同じで、時間も同じ時間で完成できるようになりました。
炊飯を失敗して美味しくないご飯もなくなりました。

まかないおにぎりを最初は失敗したご飯で作っていましたが、だんだんとまかないのためにご飯を炊くようになりました。

成長とはすごいもので、お米を研ぐことも下手だったわたしが研げるようになりました。