地域密着型インターンシップ研修

地域を歩いてお勉強中!インターン生ごとの日記一覧です。

こころの時代

明治時代、東北を馬で旅した英国人女性旅行家、イザベラ・バードという人物がいるそうです。
「日本奥地紀行」を記しました。
その時代に、女性で、しかも東北をチョイスするあたり、ただならぬものを感じます。
そして通訳の名は、伊藤!
なんだかこっちに来てから名前にまつわる小ネタが多い気がします…。

【本日のスケジュール】
08:00 喜多方プラザに移動
09:30 集合・資料詰め、ご案内とか
17:00 終業、帰路へ

今日は「会津まほろば塾」のシンポジウムでした!
横田さんが司会を行うとのことで、お手伝いに。
まほろば(真秀呂場)とは、人々が住みやすい美しい土地を表す言葉です。
会津若松の隣の喜多方市には、まほろば街道と呼ばれる、古くから信仰的に大切にされてきた道もあり、「まほろば」を日本文化の象徴として発信しようと今回のシンポジウムが開かれました。
そして平城遷都1300年の奈良から、山田法胤さんがいらっしゃり、ありがたーい日本の心のお話を聞くことができました。
仏といえば西の奈良、東の会津、ですものね。
昔、空海や最澄と議論を交わした徳一が会津に来たことが、仏都のはじまりのようです(この研修は歴史に詳しくなります)。

うーん、やはり興味がある、仏教思想…。
どれだけ時代が変わっても、求める本質はおそらく何も変わらない。
色んな本をよんでも、結局同じような結論にいきつくのは、そういうことなのではないかと思います。
これからは「心の時代」とも言われるし、道徳哲学は欠かせない視点になるのではないかと。
物質面で満たされたら、精神面に心が向くのは当然の流れなのかもしれなくて、でもそれは長ーい歴史のスパンで移り変わるものだから、自分がその流れの中でできることなんて、微々たるものなんだろうなと感じます。
そうなると、私には何ができて、究極的にはどうして生きてるのかということを考えてしまいます。

…と、なんだか精神論めいた日記(?)になってしまいましたが、こういう問いは問い続けたいな、なんて改めて思うのでありました(笑)

帰路につく車窓からは、360度見渡す限り田んぼと夕焼け空で、山が輪になって自分を囲んでいました。

福島、すてきです★

【本日の一枚】
スタッフなワタシ(後ろは蔵のカタチの案内版!)

 
 
 

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