地域密着型インターンシップ研修
地域を歩いてお勉強中!インターン生ごとの日記一覧です。
初☆尽くし
2011/02/04-みきてぃ
こんにちは!
今日は立春でしたね。
ほ〜んのちょっとずつ春に近づいているのか、冷え込みが緩和されてきたような感じがしました。
《スケジュール》
9:00〜12:00 農家のOさん宅で肥料作り、話を聞く
13:00〜16:00 農家のUさん宅に行って話を聞く、Oさん宅で蕎麦打ち
本日は、地元の有機栽培農家であるOさんのお宅に行ってきました!!
まず、有機農業に欠かせない肥料(ボカシ)を教えてもらいながら実際に作ってみました!(初体験!)
米ぬか、炭、乳酸菌、カルシウム(ホタテ貝)、海草、油粕、酵母菌(醤油の搾り粕)を大体の割合で混ぜ合わせます!
そして春まで発酵させて完成です。
こんなにもたくさんの種類の成分を混ぜ合わせたら、最強な肥料になること間違いなしですね!
それから有機農業についてお話を聞きました。
大学で学んだ化学的な知識や独学で少し調べた有機農業の知識のお陰で、説明をよく理解することが出来ました。
私も将来は有機や無農薬の農業を半自給で出来たらなぁ‥‥という夢があるのですが、やっぱり理想と現実は違うんだなぁと思い知らされました。
Oさん曰く、“有機農業をきちんとやるにはそれなりの勉強と覚悟が必要で、決して甘いものではない。”
それは経験者だから言えること。
その厳しい助言には重みが感じられました。
今まで、情熱や強い意志があれば何とかなるものだと思っていたけど、やはりそれを実現させることほど難しいことはないのです。
そして、一番ハッとさせられた言葉は、
“我(欲)を減らす=自分の考えが絶対に正しいと思い込むのをやめるべき”ということ。
つまり、いろんな人の考えがあるのだと理解し受け入れ、自分の考えを押し付けることなくコツコツと自分らしく生きていくことが大切なのですね。
このように、農業(=自然)は人生の哲学にも通じていくのです。
だからこそ、農業は人間から切り離すことの出来ない尊い生業なのだと思います。
それから、Oさんの知り合いの農家のUさん宅に行き、少しお話をしました。
ここでは、久しぶりにズドーン!!と落ち込みました。
というのも、私が喜多方で地域活性化について勉強していると言ったら、
“地域活性化の活動でダメになった地域はたくさんある。
地域活性化など有り得ない。”
という厳しいご意見を頂いたからです。
それが現実。それが真実。
と自分に言い聞かせながらも、やはり悲しくなり、ショボン‥‥となりました;
そして地域活性化とはなんぞや?という負のスパイラルに陥りました。
確かに活性化することが必ずしもプラスに働くとは限らない。
だけど!!
私はやっぱり地域の人々が元気に生き生きとなって、自分達の住む地域に誇りを持って欲しい。という思いがあります。
だって一人一人が元気で幸せじゃないと、良い地域になることとは無縁だと思うのです。
その地域の良さ=人々の幸福度だと私は考えます。
だから私の考える地域活性化は、外部からというよりは、内部からということになります。
(長くなるので、この話はここまでにします。)
それから、Oさんは蕎麦職人でもあるのです!
家に蕎麦を作る専用のスペースがあります♪
そこで急遽、蕎麦作りをすることにしました!(これまた初体験!)
蕎麦作りは力加減とかが難しかったのですが、なかなか楽しかったです!
そして私の刻んだ蕎麦は太さがバラバラ‥‥笑(写真が私の作った蕎麦☆)
まるできし麺のよう‥笑
ちなみに蕎麦の味はとても美味しかったです♪
そして蕎麦の実も、Oさんが育てたものです!
自分で蕎麦の実を育て、自分で蕎麦を作り、自分で食べる!!
これほど贅沢なことはないですね♪
今日もたくさんのことを学び、考え、食べ、経験しました!
毎日経験値が増えていくのが嬉しい限りです(^ω^)