地域密着型インターンシップ研修
地域を歩いてお勉強中!インターン生ごとの日記一覧です。
山際食彩工房
2011/08/05-なつめ
インターン生のなつめです。
■スケジュール
9:00〜17:00 山際食彩工房にて作業
桃のコンポート・ピクルスづくり、なす切り作業をやりました。
プラム大の大きさの桃を袋に入れて真空パックにし、その後加熱してコンポートやピクルスにします。
真空パックにすることには、
・少ない液の量で、全体に均一に味が染みる。
・桃の風味が飛ばない。
といった利点があるそうです。
その後の加熱には加工と殺菌の役割があります。
ちなみに、使用されていた桃は私の地元産の桃だったので、自分の手で加工できたことがうれしかったです。
私の実家の傍には桃畑が多く、毎年たくさんの桃をいただいて食べていました。ですが、生食か煮て食べるかしかしたことがなかったため、ピクルスというのが新鮮でした。食べてみたいです!
桃は桃、としか思っていなかったなーと気づき、地元だからこそ見逃していることがあるものだと感じました。
(そのままがおいしい!というせいももちろんあるのですが!)
風評被害についてもお聞きしてみたのですが、山際さんのお店は3月に開店されたばかりとのことだったので、あまり実感はわかないとのことでした。
逆に、福島を応援したいという気持ちからいらっしゃる方もいるそうです。
今の福島は、風評被害と県外からの応援を同時に受けていると感じます。そのため、考えなければならないのは長期スパンで見た今後のことだなと思いました。
もし風評被害のイメージの方がより長く残ってしまったら、県内に入ってくる人はさらに減少すると懸念されるからです。
そのような状況を避けるためにも、少なくとも今福島に来てくれている人・住んでいる人に福島に良いイメージを持ってもらい、覚えていてもらうことが必要だと思いました。
コンテナ1個半分のなすを切り終えたら、そんなことを思いました。
ちなみに、なすはその後ピュレにして使用するそうです。
さて。今日の写真は、山際さんの工房で作っていらっしゃる『カッパラー』というきゅうりの漬物です。お茶漬けに入れても、ビールのおつまみにしても良さそうです。
深漬けバージョンもあります。
きゅうり好きの私にはとても嬉しい一品ですo(^-^)o