地域密着型インターンシップ研修
地域を歩いてお勉強中!インターン生ごとの日記一覧です。
仮設住宅にて
2011/08/30-ゆっこ
研修生のゆっこです。
今日は、研修二日目。
午前中は事務所にて、前日の作業の残りと在庫品整理を、
午後からは、仮設住宅へ入居している方々へのイベントの下準備と、山形屋さんでの料理ミーティングの見学をしました。
下準備作業では、イベント会場の視察と仮設住居者とお話を楽しく行いました。
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今日の活動で一番印象深かったこと……
仮設住宅でのお話も捨てがたいのですが、料理ミーティングでの山形屋さんの女将さんの一言です。
それは、「地元産と地元じゃない食材のバランスが難しい」との言葉。
山形屋さんでは、地元産の食材を意識して宿の食事に使用しているのですが、秋〜冬の時期は地元の方が宿泊客に多いので、この時期は地元産の食材を利用するメリットが出ないとのこと。
地元産の食材を使った料理に喜ぶのは、やはり地域外の人なんですよね。
また、宿泊客の年齢層は幅広いため、料理の味付けや構成に宿泊客の全員が満足する料理は難しいとも、おっしゃっていました。
いつもおもてなしを受ける立場の私には、目から鱗の視点であり、大衆をおもてなしすることの難しさを改めて考えてしまいました。
女将さんが何度も仲居さんたちに発していた言葉《臨機応変に》とは、お客様の様子によって、接客方法や料理の運び出しを変えなければならないとの意味が込められていたようです。
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今日の一枚は、仮設住宅へ向かう途中での一場面。
今の小学生たちが大人になる頃には、一体どんな社会になっているのでしょうか。
それは、私たちが創っていくものなのかもしれません。