地域密着型インターンシップ研修

地域を歩いてお勉強中!インターン生ごとの日記一覧です。

ハートマークビューイング

こんばんは。第八期インターン生のツヨポンです。

本日は朝から、素材広場事務局にてインターン生ルーさん、香川からお越しのKさん(飛び入り発表!)の最終報告会がありました。
報告は各人なりの観点からなされますが、ルーさんは食をメインとした内容、Kさんに至っては六次産業の具体の事業計画まで説明いただきました。
事業内容が会津の農業の未来を担うほどのスケールで、かつ実現可能性に富む魅力的なもの。今後の自身の報告書作成にとっても大変参考になりました。

さて、それから急いで東山温泉観光協会へ!
手際良く日課をこなし、大熊町の避難者がいまだ多くのこっている原瀧旅館にて大熊町民生児童委員協議会長のAさんにヒアリング。

避難されている方々の余暇の過ごし方やボランティア・NPOの方々の活動状況、仮設住宅地移転後の問題点など、様々なことを
お聞きしました。
4月以降に避難所となっている原瀧で出来たコミュニティは、仮設住宅地に移動することでバラバラになるとのこと。
今後は、移動後の仮設住宅地での新たなコミュニティの形成が大きなポイントになりそうです。

まずは実施を予定しているコミュニティバス計画を軸として、そこに参加できない高齢者のフォローをどうするか。
大熊町の方々と連携を取りながら良案を検討していきたいです。

小さなきっかけから自ずと大きな動きが生まれる。
水面の波紋が次々と伝播していくようなイメージで。

写真は、原瀧の昼食スペースに掛っていた芸術家の日比野克彦さんによる震災復興支援活動の「ハートマークビューイング」。
全国の人々が抱いている「何かできないか」という気持ちをハートマークとして具現化し、心の交流が目に見える形になるようにしていきたいとのコンセプトに基づいて作られたクラフトです。
やはり心で何か思うだけではなく、実際に行動し、具現化しなければ、厳しい現実を変えることはできません。

【スケジュール】
9:00 素材広場事務所にて最終報告会
10:00 東山温泉観光協会にて業務補助
11:00 東山温泉原瀧にて大熊町民生児童委員協議会会長ヒアリング
14:00 東山温泉観光協会にて業務補助
16:00 素材広場事務所にてコミュニティバス計画資料集成等

 

 
 
 

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