地域密着型インターンシップ研修

地域を歩いてお勉強中!インターン生ごとの日記一覧です。

震度6弱の余震の中で

今日は岳温泉といわき湯本のお宿さんに支援物資のお米を届けるとともに、
二本松で農業をされている斎藤さんを訪ねてきました。

【スケジュール】
8:15~18:00
・岳温泉視察&物資搬送
・打ち合わせ@二本松農園
・いわき市視察&物資搬送

岳温泉のお宿は、主に浪江町の方々の二次避難場所となっています。
お宿さんも被害が少なくないなか、改修作業と並行して、
多いところでは200人を受け入れているといいます。

二本松農園の斎藤さんは、震災後、売れなくなってしまった農産物をネット販売し、
数百の注文を受けたそうです。
もともと観光関係におり、現在は農家をされている代表の齊藤さん。
当然のごとく素材広場の横田さんと意気投合し、
今後連携体制をとっていくこととなりました。

それぞれの場所、それぞれの現場で、さまざまな活動が進められています。

また、今日はいわき湯本温泉の古滝屋さんにいたときに、
いわき市を震源地とする震度6弱の地震を体験しました。
直下型だったというのもあってか、
「ドーン!」という音とともに大きな縦揺れがあったあと、
携帯電話の緊急地震速報がなりました。
会津に来てから、震度4くらいの地震はたまにあったのですが、
さすがに震度6弱にはたじろぎました。

いわき市では昨日も震度6弱の地震がありました。
それでも、物怖じすることなく、
その翌日にいわき湯本のお宿さんに会いに行く横田さん。
お米だけじゃなく、不安を吹き飛ばす「元気玉」も届けているように思えます。

今日の写真は、いわき市四倉で撮ったものです。
向かって左の家は一階部分が流されて斜めになっているのに対し、
右側の家は一階も流されることなく残っています。

このように、いわき市の津波の被害地域は、
倒壊した家のすぐ横に、無事(にみえる)家があり、
家々が軒並み流されていた南相馬市とも様相が違っています。

 
 
 

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