会津・麗の食スタイル―庄助の宿 瀧の湯
2012/06/29-素材を使った宿プラン
東山温泉、湯川沿いに建つ黒漆喰が印象的な宿。
ここは、どこよりも早く会津の素材・味を取り入れた朝食「おふくろバイキング」に取り組んでいる。会津の生産者から仕入れた米や野菜、味噌や醤油などで、会津の人たちが食べている味を再現したもの。
このおふくろバイキングに新コーナーが登場。
会津の旬の野菜を使い、蒸し野菜とピクルスに。
蒸し野菜は新鮮なままで蒸すので、ドレッシングが不要なほど野菜の甘みが味わえる。
野菜の酢漬け「ピクルス」は酸味を活かし、野菜が驚くほど変化する。甘くなるものもあれば、しっとりとするもの。どれも体に染み込むような深い味わい。暑い夏を乗り切ってきた文化を、目にも美しく現代風にアレンジしたのだ。
さらに会津の木地師の技をディスプレイで展示し、ピクルスの取り皿は会津伝統の手塩皿を使用するなど、漆器のよさを伝える朝食になっている。
投稿者: Yokota|この記事へのリンク