新鶴村 小野寺総料理長と生産者の交流セミナー

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2006年1月19日(木) 
今回は、以前講師をさせていただいた新鶴村に裏磐梯猫魔ホテル総料理長の小野寺さんと一緒にお伺いしました。
前回、生産物の加工品を増やすだけでなく、素材の良さを認め、加工してくれるプロ(料理人)に任せるもの販促ルートの一つ、というお話をさせていただき、実際に料理長とお話したい、ということから実現したセミナーです。
普段は会うこともできない総料理長ということもあり、新鶴村以外の方も足を運んでいただきました。
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まずは、宿泊施設に今求められている「地産地消」のことを横田より話し、その後、小野寺総料理長から猫魔ホテルが取り組んでいること、生産者との関わり、福島での素材探しの大変さ、などをお話いただきました。
約30人ほどの参加者の方々に生産物をお聞きすると、業者ルートでは手に入らない物もあり、総料理長も驚いておられました。
改めて、この地方の生産物の種類の多さに驚かされると共に、情報の少なさを感じました。
小野寺総料理長から「宿が地産地消を進めるには生産者の協力がなくては実現しない」という言葉を聞くと、生産者の方々は大きくうなずいていました。
生産者が大切に育てた素材の良さを認めてくれるプロの必要性だけでなく、宿が食事でお客様をもてなすには料理のプロ+生産のプロの情報が必要がある、ということですね。
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小野寺総料理長には生産者に会えてよかった、勉強になった、というお言葉をいただきました。また、このような機会がありましたら各料理長にお願いすると思いますので、よろしくおねがいいたします。
このセミナーは「厚生労働省」地域提案型雇用創造促進事業の中の「農産加工研修会」です。
(主催は、会津地域雇用機会増大促進支援協議会)
新鶴村の特産品を活かした村の活性化、加工品の推進、生産者の販促ルート提案などが課題でした。
場所 : 美里町 新鶴支所にて
[yokota]