会津美里町(旧新鶴村) 加工品セミナーの講師しました

11月25日金曜日
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会津美里町新鶴庁舎(旧新鶴村役場)にて「農産加工品研修会」の講師をさせていただきました。
旧新鶴村(会津美里町)では生産物を活かして加工品を作っていますが、このセミナーは「厚生労働省」地域提案型雇用創造促進事業の中の「農産加工研修会」ということで数回の研修を実施してきました。(主催は、会津地域雇用機会増大促進支援協議会)
会を重ねた今回は旧新鶴村だけでなく、喜多方市や周辺市町村から14名の方が出席されました。
旧新鶴村の特産品は「会津人参(朝鮮人参)」と「ワイン」だそうですが、野菜もたくさん作られています。その野菜を活かして、「たくあん」や「梅干し」「酢漬け大根」「凍み豆腐」などを作っています。
どれも、会津の伝統的な保存食です。
セミナーでは昔の旅行の仕方と今の旅行の仕方の違い、旅行者が観光地に求めていること、宿泊施設が今取り組もうとしている地産地消について、などをお話させていただいた後に、自分たちの加工品のアピールをしていただきました。
その中から旅行雑誌で取り上げやすい説明をした方を選ばせていただき、取り上げやすいポイント説明をいたしました。
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18時から20時までの時間でのセミナーでしたが、みなさん大変熱心に聞いていただき、笑いもある楽しい雰囲気の中、進めることができました。
セミナーの中で、「福島県宿泊施設地産地消推進委員会」の説明をいたしましたが、「宿との販売ルート確保は難しいと思っていた」という声もあり、生産者側のアピールの大切さもお話してきました。
冬の長い会津はどうしても加工品から離れることができないのですが、伝統的な作り方をしている物もたくさんあり、「海のない会津。歴史的に重要な場所であったからこそ、乾物が運ばれ、会津ならではの食べ方がある」のです。保存食は会津の歴史を伝える大切な食べ物としてもっとアピールするべきだと思いました。
[yokota]