会津の伝統食 立川ごぼう

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会津坂下町の立川地区で作られていたことから名前がついた「立川ごぼう」。
数年前から会津の伝統野菜の一つとして見直されてきた素材です。
立川地区が砂地の土壌を活かして作り続けてきたこのゴボウ。
普通のゴボウより香りが高く、味が濃いのが特徴です。
長さは80cm前後にもなり、土壌があっているからこその真っ直ぐなお姿。
栄養素は低いものの、繊維質が多く、便秘や胃腸に優しい素材として長く注目されているのですけど、
このゴボウ、世界では日本と韓国でしか食べる習慣がないそうです。
ゴボウを作っている生産者をまとめているTさんにお聞きしたら
「今年もちゃんと採れていますよ」とのこと。
会津文化を伝える素材の一つとして、味わってほしいですね。